(15)リリーカップカナガワ 演技後インタビュー 鎌田詩温

 今年度からWEB企画にて試合後のインタビューを掲載させていただきます。今回は昨日行われたリリーカップカナガワ後に行った鎌田詩温(商4=札幌一)のインタビューを掲載します。


――演技を振り返っていかがですか。

 「後半は疲れが出てしまいましたけれど、前半は練習回数が少ない割にはいい演技ができたと思います」


――良かったところはどこですか。

 「最初のトリプルルッツを決めた後からは流れに乗ることができました。もう大学4年生で長いスケート人生を通してきて、自分のできることに対しての自信があったので、トリプルサルコウや、その後に続くダブルアクセルも自信を持って取り組めたと思います。あとは表現力も気持ちを込めて滑れたと思います」


――仕上がり具合はいかがですか。

 「昨年度と比べて良いです」


――地方大会はどのような位置づけですか。

 「気持ちとしては楽な感じで、背負うものがないので、正直今持っている力を試すことができます。気負いがなくやれることができるので、ブロック大会やインカレ(日本学生氷上選手権)よりは気持ち的には楽な状態で挑めています」


――点数はいかがですか。

 「もっともっと上を目指していかないと全日本選手権にも程遠いと思いますし、昨年度果たしたフィギュア部門優勝にも貢献できないような点数なので、シーズン入るに向けてもっと上を目指してやっていきたいと思います」


――オフはどのようなことをされていますか。

 「具体的には基礎的な練習を最近していて、昨シーズンから教わっている樋口豊コーチの元でスケーティングを磨くような練習をしています。前まではジャンプを磨く練習をしていましたけれど、それよりはスケーティングの基礎を改善するような練習をしています」


――練習の成果は感じられていますか。

 「曲全体を通して滑るようになってきたという印象はあります」


――就活との兼ね合いはいかがですか。

 「最近は自分が成長できる時期で、就活や4月から始まった総合主将の仕事、ゼミの卒論もあって、正直忙しいです。これからの自分にとって成長できる時期ではあるというぐらい忙しくさせてもらっています」


[大西健太]