(46)箱根直前インタビュー⑤ 名合治紀
箱根まで残りわずか。4年ぶりシード権を目指す明大。箱根予選会、全日本大学駅伝、11月の記録会で結果を残し、視界は良好だ。
今特集では15日に行われた合同取材での選手らのコメントをお届けします。
第5回は名合治紀(営1=倉敷)のインタビューです。
――コンディションはいかがですか。
「可もなく不可もなくという感じですね。特別上がってきているわけでもないです。今、練習を積んでいる段階なので流れはいい感じできているかなと思います」
――今年度、春季から自己ベストを多く更新されています。
「大学入学した当初はまさか1年目から箱根のメンバーに入れるとは思っていなかったので、春先からいい流れでこれていて自分的にもここまでは思い通りに1年間過ごせたかなと思います」
――1年間ずっと好調ということでしょうか。
「そうですね。試合もそこまで外すこともなく安定して走れているので、いい感じかなと思います」
――11月の上尾ハーフでは初ハーフとなりました。
「初ハーフで目標が65分切れればいいかなと思っていたんですけど、思ったよりもいい記録で走れて自分の中で自信になりました」
――長い距離には慣れましたか。
「夏合宿までは中距離のメニューをやっていて、夏合宿から長距離ブロックに合流したのですが、夏合宿は慣れない練習が多くてしんどかったんですけど、夏を越えて10000メートル、ハーフと試合に出て走れたので距離に対してもそんなに不安はないです」
――練習で意識してきたことはありますか。
「夏合宿で練習をしっかりこなせたので、駅伝というのは集団で走るのではなく1人で走る場面が多いので積極的に練習で先頭を引っ張ったりだとか、駅伝を想定して意識はしていました」
――先日の合宿ではどのような練習をしましたか。
「距離を踏むのがテーマだったので距離走をメインにやったんですけど、夏よりも速いペースで同じ距離を余裕をもってこなせたので夏よりは自分の力がついているなと実感できました」
――入学当初はトラックレース中心で勝負したいということでしたが、気持ちの面では今どうですか。
「自分の最大の目標としては日本選手権だとか、そっちの方を目指したいと思っていてその気持ちは変わらないんですけど、やっぱり箱根駅伝は知名度もありますし出たら家族とか友人も喜ぶと思うので、そういう面でしっかり頑張って走れたらなと思います」
――箱根駅伝で走りたい区間はありますか。
「自分はまだ選べるような力ではないので、任されたらその区間をしっかり走りたいです」
――出走するとしたらどのような走りをしたいですか。
「ここまで1年間通して練習、試合で外していないので安定感をもって走れているので、駅伝でも安定感のある走りをしたいです」
――チームの雰囲気や調子はいかがですか。
「僕は今年から入ってきたので去年より明るくなったとかは分からないんですけど、高校の時よりもみんなが強くなっていく雰囲気は感じますし、練習を見ていてもみんな状態はいいと思うので、このままの流れで箱根駅伝を迎えられればなと思っています」
――1年生はいかがですか。
「鈴木聖人(政経1=水城)が強いんですけど、練習だとか試合の結果だとか私生活を見ていてもかなわないなと思いますね」
――4年間での箱根駅伝の目標は何かありますか。
「今年シード権を取って来年以降年を重ねるごとに順位を上げていって、僕らが4年生の時に、具体的に何位とかは分からないですけど昔強かった明治大学を取り戻せたらなと思います」
――ありがとうございました。
[西山はる菜]
次回のアップ日は12月26日です。お楽しみに!
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