(11)~インカレ直前特集~ 4年生対談③ (岩武・篠原)

2018.12.10

 関東第5代表のシードとして10年連続18回目の出場が決まったインカレ。本特集では12月8日から全7回で、4年生3組の対談、4年生マネジャー対談、池上礼一コーチ、栗田大輔監督のインタビューをお届けします。明大の初戦である15日の前日には展望記事を掲載します。
 第4回は、主将としてチームをけん引したDF岩武克弥(政経4=大分トリニータU―18)と、主務としてチームを支えてきたMF篠原力(文4=駒場)の主将主務対談をお送り致します。(この取材は12月8日に行ったものです)

 

――今シーズンを振り返ってお願いします。

岩武:大臣杯は優勝できて良かったですけど、リーグ戦は残念な結果になってしまいました。

篠原:リーグ戦は年を通してだったので。

岩武:リーグ戦を取りたいというのは正直なところありました。でも大臣杯で一つ取れたので自信にもなりましたし、一つ形になったのは今シーズン良かったところで、後はインカレで取れればと思います。

篠原:大臣杯もリーグ戦もうまくいったこともあって、うまくいかなかったこともあるのでしっかりそれがインカレにつながればと思います。

 

――今年の4年生はどういう学年でしょうか。

岩武:チームにも表れている通り、勢いがあって、元気というのが特徴的です。個性豊かであったり、あとは全員が考えられているのが良いことだという反面、まだまだできても良い選手もいると思います。

篠原:1年の時から自分たちの特徴を結構分かっていて、悪い部分も分かっていました。同期同士で自分たちの甘いところに目を向け、仲間にも厳しいことを言ってもらったり、言い合える関係というのは意識していて、そこが今年の4年生の良かったところだと思います。

 

――4年間過ごしてきた寮に思い出はありますか。

岩武:1年生の頃から厳しく、きつい思いをした中で4年生になって、1年生と4年生の時では寮の感じは全然違っていることもありました。4年生になれば近くにいろんな人がいるから話したり楽しめたりするのがあったりして、愛着が付きました。

篠原:1年生の時は絶対に入りたくないと思っていたけど(笑)。

岩武:4年生になってから入っていいかなって思いました(笑)。

 

――岩武主将の人柄についてお願いします。

篠原:チームの象徴で、どんな時でも上を見れば岩武がいて、だから下も付いてくるのだと思います。それがキャプテンだと思うので、4年生としてこの行動は合っているのかと思うことがあるのですが、そういう時に岩武を見れば『明治はこのように進んでいくぞ』と言ってくれて引っ張ってくれるので、そういうところがキャプテンだと感じます。

 

――篠原主務の人柄についてお願いします。

岩武:主務ができるくらいなので、率先して気遣いできたり、一番部外と関わることが多く、一番大変な部分をやってくれているので、チームには欠かせない存在です。また、チームをより良くしていくためにはというのを常に考えているというのが率直な感想です。

 

――Iリーグを振り返っていかがでしょうか。

篠原:Iリーグは明治にとって大事なポジションにあって、なぜかというと日々やっているトレーニングに自信を持っているので、そこで日々やっていることを結果として表すことが大事です。Iリーグでセカンドチームが優勝して自分たちがやってきたことは正しかったというのを示せたので、自分個人としてもうれしいことです。また後輩は1年生が多かったので、経験できたことはとても大きいことだと思います。

 

――インカレ前のチームの雰囲気や調子はいかがでしょうか。

岩武:Iリーグ優勝できたということもあって、良い状態というのはあると思うので、あと一週間をどう過ごすかというのが大事になっていくと思います。この一週間次第です。

 

――最後にインカレへの意気込みをお願いします。

篠原:やることは分かっているので、あとはやるだけです。

岩武:今まで4年間育ててもらった明治大学なので、しっかり恩返しをして、後輩を残していかないといけないと思います。あとは下級生がどういった感じでやれるのか、自分たちの立場や役割をしっかり理解できれば優勝できると思うので、今から切り詰めていきたいと思います。

 

――ありがとうございました。

 

 ◆岩武 克弥(いわたけ・かつや)政経4、大分西、175センチ・73キロ

 ◆篠原 力(しのはら・りき)文4、駒場、175センチ・72キロ

 

 次回は4年生マネジャー2人の対談をお送りします。更新は明日1211日です。お楽しみに!

 

インカレ初戦まであと5日!

 

[佐々木崚太]