
(12)箱根予選会直前特集 座談会③
再起をかけた箱根駅伝予選会が10月13日に行われる。昨年度の予選会ではまさかの13位に終わり10年ぶりに本戦出場を逃した明大。また今大会から20㎞で行われていたレースがハーフマラソン(21.0975㎞)に延伸。95回記念大会ということで本戦への参加枠も11校に増大された。この2つの変更点を生かし、昨年度の雪辱を果たすことができるか。箱根路への切符をかけた挑戦が始まる。
本特集ではエントリー14人から予選会への意気込みなどを4回に分けて取り上げます。第3回は岸哲也(商3=国学院久我山)、斉藤寛明(法3=国学院久我山)、佐々木大輔(営3=八千代松陰)、南俊希(政経3=鹿児島城西)ら4人の座談会をお届けします。(この取材は10月7日に行われたものです)
――コンディションはいかがですか。
岸:そこまで悪くはないですね。今は70パーセントくらいなんですけど、あと一週間くらいで120くらいにいけるんじゃないかなって思います。
南:去年に比べて仕上がってない感じはあるんですけど、エントリーさせていただいたのでチームに貢献できる走りができたらなと思います。
佐々木(以下、佐):ゼミ合宿に行ってだいぶ調子を落としています。
一同:(笑)。
佐:あれまでは80パーセントくらいですごく良かったんですけど、30パーセントくらいになってきて。絶望したんですけど、終わってから75パーセントくらいには戻ってきたので、100までいけるように頑張っていきたいです。
斉藤(以下、斉):僕は合宿終わりが100パーセントくらいだったんですけど、徐々に下がってきていて(笑)。涼しくなったら120パーセントくらいで走れるので、そんな感じです。
――試走を終えていかがでしたか。
岸:アップダウンが激しくて、後半の5キロでいかに粘れるかっていうのが大事かなって思いました。
南:きつくなってからアップダウン入ってくるので、もがいて一生懸命ゴールできたらいいです。
佐:コース変わって公園内2周なので、同じような景色ばっかりでつまらないんですけど。
斉:かっこよ(笑)。
佐:変わらない景色でどれだけ自分を変えられるか、そこが予選会突破への近道だと思うので、全力出して頑張っていきます。
斉:僕は立川で1回走ったことがあるので、ラスト5キロが勝負で、それまで力を使わずに走れたら走れるなってイメージが湧いてきました。
――皆さんの印象を教えてください。では、岸さんから。
斉:かわいいキャラですね。
南:テツ実際猫かぶりだよ。
佐:記者向いてますこいつ。
斉:ミヤネ屋的なね。情報屋です。
佐:怪しいことしてたらすぐ言われるんで、要注意ですね。
斉:スクープ大好き芸人みたいな。
岸:人のネタはおいしい(笑)。
南:人のネタでメシ食ってる。
――南さんはいかがですか。
岸:彼女にめちゃくちゃ優しい。
佐:こいつ彼女にめちゃくちゃ優しいんですよ。
斉:愛がありますね。
佐:彼女がいることで変わったんです。
南:性格ねじ曲げられました。
佐:下ネタめっちゃテンション上がって言います。えぐい下ネタ言いますよ。
南:いや言わねーよ!
斉:下ネタ大好き。
岸:言ってる言ってる(笑)。
――佐々木さんはいかがですか。
斉:モテ男ですね。
南:本橋(佳樹・営3=立教池袋)と仲いいです。
佐:兄弟の杯をかわしてファミリーレベルです。
南:いつも一緒にいます。
岸:自称ニノ。
南:北海道の合宿では、明治の新田真剣佑って。
一同:(笑)。
佐:自称二宮で、人生で3人に言われました。真剣佑1人、城田優。
岸:あと菅田将暉。
斉:目腐ってるのかな。
佐:前の彼女にゴリラって言われました。今は、ダンディって言われてます。ひげ生えてたんですよ。合宿のときにビデオ通話したら、ダンディだねって。
岸:ダーティーでしょ。
斉:勘違い(笑)。インディー。
佐:インディーは俺の店(笑)。インディー28ってお店で柏にあるんで、ぜひ載せてください。
――斉藤さんはいかがですか。
斉:僕ですか。
岸:斉藤さん? 持ってるものが、ポテンシャルが高いです。
――真面目か否かで言えばいかがですか。
南:真面目じゃないですよ、見たらわかるじゃないですか。
佐:最近まで佑樹さんの信頼なかったですからね。
斉:信頼ゼロから信頼80くらいにまで上がってるんですよ。いろいろやってきたんで。
佐:不真面目なところがあって。
斉:僕も上り詰めましたね。あとは阿部(弘輝・政経3=学校法人石川)を倒すのみですね。縮まる距離だと思います。
――学年の印象はいかがですか。
斉:見たままです。
岸:僕らの学年は、中山陽平(文3=豊川)がまとめてる的なところがあるんで。
斉:僕らは背後から操ってるって感じなんですけど。
南:中山がいるからここまで来れたよね。
佐:僕らの印象って言ったら、中山陽平ってなります(笑)。影の主将ですね。
岸:(笑)。
佐:まあ今回は7人もいるんで、しっかり引っ張っていきます。
――最後に予選会への意気込みをお願いします。
岸:去年予選落ちして、メンバーにすら自分は入れなかったので、今年こそはっていう気持ちで走りたいと思います。
南:去年走って落ちて悔しい思いをしたので、チームで箱根出れるように残りの期間やれることをやりたいです。
佐:2回も落ちることはさすがにできないので、応援してる人に向けて頑張っていきたいと思います。
斉:今まで明治に貢献したことがないので、この機会で貢献したいですね。目指せ一位突破です。
[垣内萌恵]
◆岸 哲也 きし てつや 1万メートル 30分01秒97
◆斉藤 寛明 さいとう ひろあき 1万メートル 29分48秒70
◆佐々木 大輔 ささき だいすけ 1万メートル 29分19秒35
◆南 俊希 みなみ としき 1万メートル 29分29秒26
最終第4回は角出龍哉(文4=伊賀白鳳)、阿部弘輝(政経3=学校法人石川)、中島大就(商3=世羅)、三輪軌道(理工3=愛知県私立愛知)の4人を特集します。アップは明日、10月12日(金)です。お楽しみに!
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