
(7)インカレ前インタビュー 安西美由希×宮下こころ
6日に開幕を控えたインカレ。昨年、団体は男女ともに好成績を収めるも、満足のいく結果とはならなった。今年こそインカレの頂へ。そんな選手たちの意気込みやお互いの印象を4回にわたってお送りする。女子の第1回は安西美由希(法3=昭和学院)と宮下こころ(営1=文化学園大杉並)のペア対談をお送りする。
(この取材は7月22日に行われたものです。)
――ここまで今シーズンを振り返っていかがですか。
安西(以下:安)けっこう練習量も多くて、あまりみんながそろう時があったりなかったりで、そろった時は集中してできたと思います。
宮下こ(以下:宮)大学入ったばっかりで、最初は雰囲気をつかめなかったり、高校とは違った生活リズムだったりで、ちょっと最初のほうはバタバタしていて、団体で優勝を狙えるのに4位とかで。みんなで乗り越えれば楽しみになると思うのでみんなで頑張っています。
――調整はいかがですか。
安:残りの練習で意識すればできると思うんですけど、気持ちづくりは今からしていきたいです。
宮:あと2週間なので、できることプラスでプラスアルファもできるように、体調も。早く寝るとかですかね(笑)。
――取り組んでいることはありますか。
安:東インカレくらいの大会から、攻めるというのを取り組んできて、インカレでもそれはしっかりやっていかなきゃいけないかなと思うので、さらに練習しています。
宮:技術面だと、攻められた時の対応とか、ポーチじゃなくて自分のほうに持ってきて決めるとか。ディフェンスでは打ってこられたら抑えるとか、です。
――お互いの印象はいかがですか。
安:入学前は、成績もすごいなって思ってて。ペアを組ませてもらって、自分がラリーした時やロブを打った時とかに動いてくれるので助かります。
宮:打ってくれるので自分も仕掛けやすいし、苦しい時やミスした時に、優しいので(笑)。言いたいことが言えます。
――普段の印象はいかがですか。
安:意外と真面目そうに見えて、はっちゃけるタイプ(笑)。面白いです。マイペースで(笑)。
宮:優しいし、なんだろう。優しいです(笑)。楽しいし、なんだろう。
安:なんだろうね(笑)。
――仲の良さはプレーでも出ていますか。
安:仲いいところは、やりやすさに出てると思います。
宮:東インカレでも、負けたんですけど試合中に話せたので、歳が違うんですけど(笑)。ちゃんと話せたので良かったです。
――プレーを通して直してほしいところはありますか。
宮:動きすぎとかですかね。
安:あー(笑)。ドタバタした時にどっち行ったらいいのみたいなのはあります。
宮:自分は、なんだろう。逆に自分の動きで惑わせてるので、動かないようにしているので自分次第です。申し訳ないです。
安:いやいや(笑)。
――意識する選手はいらっしゃいますか。
安:林田リコちゃん(東女体大)ですね。けっこう打ってくるしテンポも速いので。当たったことはないんですけど意識しますね。
宮:リコちゃんもそうなんですけど、日体大の黒田さん(奈穂子)ですね。迷わず打ってくるので、前負けたので自分もしっかり打っていきたいです。
――今年のチームの雰囲気はいかがですか。
安:けっこうみんな仲が良くて、オフとやる時でメリハリがついてます。
宮:一人一人がしっかりしてるし、学年関係なく仲がいいと思います。
――インカレの組み合わせが発表されましたがいかがですか。
安:2日目のいきなり最初に東女体大と当たると思うんですけど、気持ちをつくって気持ちの入りからしっかりしていこうと思います。
宮:私も同じで、殲滅(せんめつ)戦になるし出られたら絶対勝つつもりでいきます。東女にも日体にも負けないです。
――インカレへの目標をお願いします。
安:勝ちを意識しすぎるとプレーに出てしまうので正しく、自分のテニスでしっかり打っていけば結果がついてくると思います。4年生とできるのも最後なので結果を残したいです。
宮:初めてのインカレで待ち切れないんですけど、やるなら勝ちたいし、親や監督にも感謝の気持ちを見せて、個人も団体も自分の出せる力を出したいです。
――ありがとうございました。
[垣内萌恵]
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