
ルーキー特集(4) 攻守で貢献する万能型フォワード 園部毅
今年度も頼もしい新戦力が加入した。最初の公式戦である関東トーナメントではベスト16に終わり苦杯をなめた明大。秋のリーグ戦に向け、6月4日に初戦を迎える新人戦で勢いを取り戻したい。本特集ではそんな男子バスケットボール部の将来を担うルーキー9人を紹介する。 4人目に紹介するのはSF園部毅(情コミ1=九州学院)。ゴール下での泥臭いプレーとアウトサイドをどちらもこなし、高校時代は得点頭を担った。しかし、最後のウインターカップでは不調に陥り2回戦敗退。チームを全国制覇へ導くことができなかった。大学では持ち前の走力や器用さを生かし、チームを勝たせるオールラウンドなプレーヤーを目指す。(この取材は5月21日に行われたものです)
――バスケを始めたきっかけを教えてください。
「小学校4年生の時に友達に誘われて始めました」
――高校時代のことを教えてください。
「インサイドもアウトサイドもできる4番、5番のような選手でした。練習試合では平均30点くらいでリバウンドも取れていたんですけど、最後のウインターカップは調子が悪くて…。あんなもんじゃないです」
――明大を選んだ理由を教えてください。
「高校の先輩の龍太郎さん(野口・政経3=九州学院)がいたことと、選手たちで考えてプレーしているところに魅力を感じました」
――憧れの選手はいますか。
「NBAのポール・ジョージ(オクラホマシティ・サンダー)を目指していきたいです」
――今特に練習していることは何ですか。
「キャッチアンドシュートとオフボールの動き、ズレをつくってからの一対一です。ジャンプ力をつけるトレーニングもしています」
――背番号1番を選んだ理由を教えてください。
「かっこいいからです(笑)」
――大学バスケで感じたことはありますか。
「ポジションを上げたこともあるんですけど、大学に入ると一つ一つの動作の質が高く、相手選手もしっかりと戦術的にやってきます。高校時代のままでは通用しないなと感じています」
――武器は何ですか。
「シュートとディフェンスには自信があります。シューティングもしていますし、腕が長いので一対一で1番ポジションも守れます」
――課題は何ですか。
「外からのシュート確率をもっと高めたいです」
――今年の目標を教えてください。
「ベースチームにいるので、早くトップチームに上がって主力になりたいです」
――4年間を通しての目標を教えてください。
「シュートだけじゃなくパスをさばいたり、どこでもプレーできるオールラウンダーになりたいです」
――新人戦への意気込みをお願いします。
「ポジションは2番か3番でベンチスタートなんですけど、プレータイムはあるので、ディフェンスや得点、アシストでチームに貢献したいです」
――塚本舞生選手(政経1=明成)の紹介をお願いします。
「すごく指揮が執れて、コートではパスがうまくて周りを生かせて、やばいです。でも普段の人間性はクズです(笑)」
――ありがとうございました
◆園部 毅(そのべ・つよし) 情コミ1 九州学院 190センチ・83キロ 登録ポジションはSF(スモールフォワード)。1月31日生まれ。趣味は食べ歩き。好物はスイーツ
[日野空斗]
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