輝く未来に福あれ

2015.03.26

「4年間ありがとうございました」。これは、今年度卒業生の一人、プロ野球のオリックス・バファローズに入団する山﨑福也選手(政経4=日大三)に大学4年間に対する思いを伺った際の言葉です。希望や不安、いろいろな思いを胸に、皆さまご卒業されるでしょう。その中で、明治大学での4年間は、皆さまの中に、大切な思い出として刻まれていることと思います。プロ野球界という厳しい世界に身を置き、新たな環境で変わらない挑戦を続けている山﨑選手。既に社会人としての一歩を踏み出しつつある山﨑選手から、明治大学での生活の振り返り、そして新社会人としてのお話を頂きました。そのお話を、明大スポーツからのお祝いの言葉と代えさせていただきます。卒業生の皆さま、ご卒業おめでとうございます

――野球部での4年間は
技術的にはもちろん精神的、人間的に強くなれました。一番の思い出は3年春秋の優勝。38年ぶりのリーグ戦春秋連覇を達成できて良かったです。プロの世界に入れたのは4年間教えてくださった善波(達也)監督、コーチの方のおかげです。感謝しています。
――同期、後輩の存在は同期には
本当に感謝です。試合でとても頼りになりました。きつい練習も一緒にやりました。思い出がたくさんあり、大切な仲間です。後輩には優勝もですが、学生野球でしか味わえない喜びを味わってほしいです。仲間と野球することを楽しんでほしいです。
――明大への進学理由は
プロか大学か悩みましたが、大学で鍛えてプロへ入ろうと考えました。六大学でやりたいと思っていました。高校の先輩方が明大へ進学していて、一つ上の関谷さん(亮太選手・平26政経卒・現JR東日本)が1年春から活躍しているのを明大スポーツで見て、かっこいいなという憧れもありました。
――大学がある日の生活は
朝5時半からの練習後に授業に出ました。3年生以降は11時ごろまで練習して大学に行きました。夜は野球部のみんなで寮から府中まで行って、食べ放題系をがっつり食べたりしました。
――キャンパスでよくいた場所は
和泉の池の周りのベンチに野球部でいました。ハトにパンをあげたりしてリラックスしていました(笑)。
――プロの世界はどうですか
投手はコントロールや球のキレが違います。森脇(浩司)監督(オリックス・バファローズ)からは今までのスタイルで駄目な部分は変えよう、基本は変えなくていいと言われました。
――一緒に卒業する同級生、また在学生へメッセージを
同級生は、一緒に世の中に出ていって明治の看板を背負うことになります。明治を推したいですし、困ったときには助け合いたいです。在学生には大学生活を楽しんでほしいです。
――今年の目標は
大きな目標は言いませんが大きくいきます(笑)。新人王狙います