世界新で金目指す!秋山里奈
・3度目の五輪だが
――1回目は何も知らず、規模も知らず、ベストが出ればいいかなと思っていた。北京は2度目のプレッシャーがあり、今回は金メダルだけにこだわっているのでプレッシャーも大きい。
・ここまで続けてきた原動力は
――3歳の時から水泳を続けてきたが、ここまでここまでと、何度もやめようと思う時があった。世界一にまだなれていないことが一番の原動力になっている。
・自身の活躍でパラリンピックを知ってもらいたいという思いは秋山アテネ、北京、ロンドンときて、前回の北京は注目はしてもらえたが、やっぱりメダルが取れないと注目度は低いと思った。
・活躍すればパラリンピックを目指す人たちの力になるが
――自分がメダルを取れば世界に知ってもらえる。まだ、障害者の中にもパラリンピックを知らない人もいる。パラリンピックを知ってもらうことで他の競技でも仲間が増えて日本がもっと強くなってほしい。
・意気込みは
――今回は勝ちにこだわって世界新で金メダルを取りたい。明大の皆さんにも応援してもらいたい。
秋山里奈(あきやま・りな)1987年神奈川県生まれ。生まれつき全盲。母の勧めで3歳から水泳を始める。小学生の時に、全盲のスイマーでパラリンピック3連覇を果たした河合純一氏の影響でパラリンピックを志す。アテネパラリンピックでは100m背泳ぎで銀メダル。筑波大学附属視覚特別支援学校出。明大大学院法学研究科博士前期課程在学中。163㎝
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