
FC東京でただいま活躍中!長友佑都
U―23日本代表、Jリーガーとして活躍する明大生がいる。FC東京5番・長友佑都選手(政経4)だ。
明治に入学した当時、全くの無名だった長友。
「プロになりたいという漠然とした夢はあったけど、まずは明治でトップチームのレギュラーになるという目標を立てました」。
しかしヘルニアにより、ボールを蹴れない日々が半年間続いた。
「つらくて部を辞めたいと思うときもあったけど、仲間の支えがあってやってこれました」。
腐ることなく「できることをやる」と、ひたすら筋トレに励んだ長友。その努力が実を結び、2年次の秋にレギュラーの座を獲得。さらにリーグでの活躍が認められ、全日本大学選抜にも選ばれた。
「そこで多くのプロを目指す選手に会って話していくうちに、プロに行きたいって気持ちが強くなったんです」。
プロへの夢が現実味を帯びて長友の中に芽生えてきた。そして昨年5月、大きな転機が訪れる。U―22日本代表候補として初招集されたのだ。
「びっくりしました。でも周りのプロの選手からいろいろな話を聞けたり、厳しい環境でプレーするすごさを感じることができて、いい刺激になりました」。
プロへの思いを一段と強くした長友。JFA・Jリーグ特別指定選手として受け入れてくれたFC東京に自ら打診し昨年12月、ついに念願のプロ入りを果たした。
「自分で決めたことだったのでプレッシャーは感じなかったです。サッカー部の同期にはあと1年一緒にやりたいと言われたのですが、最後には『夢に向かって勝負するなら応援したい』と言ってもらえて、うれしかったですね」。
大学生活を1年残してのプロ入り。プロになるという大きな目標の下、一歩ずつ着実に成長してきた長友だからこそ、この偉業を達成することができた。
「今の目標は五輪代表とJリーグの新人王になることです」。
これまで数々の目標を達成してきた長友なら、この目標も必ず達成してくれるだろう。最後に、長友からのメッセージだ。
「自分が今、大学にも行けてサッカーもできるこの環境は、親も含めていろんな人たちのおかげ。だから皆さんにも、周囲への『感謝の気持ち』をいつも忘れないでいてほしい」。
◆長友佑都 ながともゆうと 政経4 東福岡高出 170cm・65kg
長友を応援に行こう!!
長友が所属するFC東京のホームは、東京都調布市にある味の素スタジアム。京王線飛田給駅から徒歩約5分で行けるこのスタジアムで長友はプレーしている。今季は開幕戦からスタメン出場を果たし、今後の活躍も期待される。学校の帰りや休日に、家族や友達を誘って、長友を応援しに行こう!!
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