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(男子)ブロック開幕 菊地がSP3位の好発進/東京選手権
フィギュアスケート 2023.09.23今年もフィギュアスケートのシーズンが本格的に開幕した。明大勢のシーズン幕開けの試合となる東京選手権(以下、東京ブロック)。大会1日目のこの日、明大からはジュニア男子SP(ショートプログラム)に菊地竜生(政経1=目黒日大)が出場した。得意としているトリプルアクセルを見事着氷させ、3位につけた。 ◆9・22~24 東京選手権(ダイドードリンコアイスアリーナ) 今シーズンのSPで使用する楽曲は『進撃の巨人』。その世界観を連想させる黒を基調とした衣装でこのプログラムを滑った。「ジュニア最後の年に悔いを残さずやり切れるよう、攻めの気持ちで挑んだ」。その言葉通り、冒頭1本目のジャンプであるトリプルアクセルを力いっぱいに跳び上がる。軸が着地面からずれていたにもかかわらずきれいに着氷させ、会場をどよめかせた。その後の2本のジャンプでは着氷が乱れたり回転が抜けたりなどのミスがあり減点されてしまったものの、リンクをいっぱいに使った見事なスケーティング技術で魅せる。軸の安定したスピードのあるスピンやエッジの深いステップは観客の目を引いた。8月末にプログラムを初披露した東京夏季大会(以下、夏季フィギュア)から10点近く点数を上げ3位となった。 24日に行われるFS(フリースケーティング)への進出が決まった菊地。「4回転サルコウを成功させ、他のジャンプもまとめられるようにしたい」。ここでの好発進を踏まえて挑むFSでの演技に期待だ。 [増田杏] 試合後のコメント菊地――演技の振り返りをお願いします。 「トリプルアクセルを着氷できて良かったのですが、コンビネーションジャンプではステップアウトしてしまったり、トリプルルッツがダブルルッツになってしまって点数が伸びず悔しい気持ちです」 ――前回の試合からどのように準備してきましたか。 「夏季フィギュアでは自分の思う演技をできなかったので、同じ思いをしないよう失敗したところやもっとできるところなどを意識して練習しました」READ MORE -
山梨学大に一歩及ばず リーグ戦7連敗/関東大学1部リーグ戦
バスケットボール(男子) 2023.09.21関東大学1部リーグ戦(以下、リーグ戦)で思うように結果が出ない明大。何とかして勝利をつかみたい山梨学大戦は序盤から一進一退の攻防が続く。大きく点差が開くことなく試合は進み、3点リードで前半を折り返す。第3Qは山梨学大のペースに連続で13得点を許すなど一気に主導権を奪われた。終盤に4点差まで追い上げたものの迎えた第4Qでは勢いに乗った山梨学大を止められず7連敗となった。 ◆8・26~11・3 第99回関東大学1部リーグ戦(大田区総合体育館他)▼9・20 対山梨学大戦(大田区総合体育館)明大74{19-17、18-17、21-28、16-25}87山梨学大○ スターターはPG平松克樹(情コミ3=福岡大大濠)、SG越田大翔(政経3=仙台大明成)、SF武藤俊太郎(政経1=開志国際)、PF鬼澤伸太朗(国際1=福岡大大濠)、PF伊藤治輝(政経3=桐光学園) 1勝6敗と苦しい結果が続く中で迎えた山梨学大戦。試合は入りから目が離せない接戦となった。山梨学大の得点から始まった第1Qだが、開始3分近くに伊藤とSF田邉太一(情コミ4=福岡大大濠)が連続で3Pシュートを決めるなど得点を重ねる。一方で山梨学大は中と外の合わせがうまくいき、コンスタントに得点。両チームともに流れをつかむことなく19-17で第1Qを終えた。続く第2Qも展開は変わらない。終盤には3Pシュートを許して同点になる場面があったが、田邉がバスケットカウントを決めるなど3点リードで前半を折り返した。 第3Qは「自分たちがミスしたところで雰囲気が悪くなった」と言うように山梨学大に流れが傾く。開始直後は点の取り合いだったが、残り時間5分45秒で3Pシュートを許すと、一気に山梨学大のペースに。3Pシュート3本を含む連続13得点を許す。それでも、諦めない明大はQ終盤に積極的にシュートを放ち、詰め寄る。田邉の3Pシュートや平松の連続得点などで4点差とし、逆転勝利に望みをつないだ。運命の第4Qは突き放しを図る山梨学大のオフェンスを止められず、徐々に点差が開いていく。何とか追い上げたい明大だったが最後まで流れを引き寄せることはできず、14点差で悔しい敗戦となった。 試合終盤の課題を突き付けられる結果となった。後半の展開については「いいプレーもありましたが、途中諦めてしまった部分があったのでチーム全体で修正しないといけない」(武藤)と振り返る。今試合で明大は7連敗となり、目標としている上位リーグ進出はかなり厳しい状況に。それでも「残りの試合を全部勝ち切るつもりで戦っていきたい」(平松)とチームは前を向く。今後の明大の戦いぶりに注目だ。 [松田遥歩] 試合後のコメント平松――この試合の反省点を教えてください。 「ターンオーバーが多くて、それがそのまま得点につながっていたのでそこが反省点でと思います」 ――今後同じような展開で勝ち切るにはどのようなことが必要になると思いますか。 「やはりリバウンドやターンオーバーの修正、そして出ている選手が雰囲気を盛り上げるような行動をコート内でもコート外でもやっていけたらと思います」 武藤――山梨学大の印象は何かありましたか。 「1人エースがいて、そこを自分とか越田さんがしっかりついて止めるっていう策はあったんですけど、 思ったより周りの選手で点取られてしまって、そこが敗因かなと思います」 ――次戦への意気込みをお願いします。 「白鴎大も今日みたいに、厳しい試合になると思うんですけども、負けてはいられないので、あと10日間いい準備をしてしっかり勝ちにいきたいと思います」READ MORE -
井上、堂々の準優勝! 土屋はベスト4/総合選手権
拳法 2023.09.20全国・世界から拳法の精鋭たちが一堂に会し、個人の頂点を決める総合選手権。明大からは7選手が出場し、井上晴陽(法3=三井)が5戦を勝ち抜いて決勝まで進出。頂点には惜しくも届かなかったが、準優勝と結果を残した。また今大会がケガからの復帰戦となった土屋賢生(法2=関西福祉科学大)はベスト4に入る奮闘を見せた。 ◆9・17 総合選手権(Asueアリーナ大阪)▼全日本男子個人 井上――2位 土屋――ベスト4 森川――3回戦敗退 大川――2回戦敗退 大谷――2回戦敗退 野村――棄権▼全日本女子個人 市川――2回戦敗退 劇的な躍進でその名を知らしめた。2年連続での出場となった井上は昨年度、1回戦で敗退と悔しい結果に終わったが、今年度は違った。2、3回戦をやや苦しみながらも勝利すると、4回戦では前回大会準優勝の強敵・佐藤典英(博隆會)と対戦。拮抗(きっこう)した展開の中で開始2分過ぎに待望の1本を取ると、その20秒後に胴への1本で準々決勝進出。この日自己最速の1分17秒で勝利して迎えた準決勝の直前、先に行われたもう一つの準決勝で敗退となった土屋から「僕の分も任せました」と思いを託され、それに発奮。胴突きと上げ蹴りを決め、みごとに決勝への切符をつかみ取った。 そして迎えた決勝の舞台。対戦相手の前川晴人(洪游会本部)とは数年前に戦った経験があり「どんな拳法するかは分かっていた。自分もどう戦うか考えて、相手が来たところにカウンターで胴突きを狙っていた」(井上)。しかし相手の圧に押されて場外に出て警告を受けると「パニックになって自分の拳法を貫けずに欲を出した。リズムが崩された」(井上)。打開策を見いだせず、そのまま敗北を喫した。「この大会で優勝するのが小さな頃からの目標で、初めて決勝に立てた嬉しさと悔しさがある」(井上)。優勝は果たせなかったが、栄冠まであと一歩まで迫る活躍は自信につながった。 (写真:準優勝を果たした井上) 2月以来の実戦復帰となった土屋は復帰初戦を勝利で飾ると、勢いそのままに3、4回戦も突破。準々決勝も開始16秒で一本を取ったが、プレー中に右足を負傷。相手に一本を決められて追いつめられるも「根性でいったる」。試合再開からわずか5秒で胴に二本目をたたき込んだ。痛みに耐えながら準決勝に臨んだものの、手負いの状態で真価を発揮し切れず。3位決定戦も相手に先行を許すがすぐに一本を取り返した。試合は最後まで足の懸念を拭えずに敗戦。「去年も3位決定戦で負けてベスト4。これからも頑張って決勝戦に絶対行きたい」(土屋)。来年こそ決勝の舞台で輝くことを決意した。 (写真:本大会に出場した選手たち) 井上は昨年度の秋以降、大会で結果が出ない日々が続き「拳法人生のどん底で本当に拳法辞めようかな」と思っていたという。それでも「このままで終われるか」と自分の気持ちに向き合って鍛錬してきたこれまでの努力が身を結んだ。土屋も去年の全日本学生選手権での敗戦から試行錯誤をし「左手を意識して練習して、少しは使えるようになった」。そして2人は共通して、野村龍星主将(文4=関西福祉科学大学)をはじめ、4年生全員のために全力を尽くし、今後の大会で優勝することを誓った。後輩の頼もしい姿に「去年の経験を糧に、今年は王座奪還して4年生に花を添えてくれたら」(野村)。前期は野村をはじめ、ケガで欠場する部員が多かったが、それでも東日本リーグ戦で優勝、選抜選手権では準優勝。後期は土屋が今大会で復帰し、そして野村という一番大事なピースが来月の東日本選手権で埋まる時、スキのない完全体野村メイジが遂に始動する。 [北原慶也] 試合後のコメント野村――外から見て今大会を振り返っていかがですか。 「2位とベスト4は本当にすごいと思います。一番大きな大会でこの結果はすごいと思いますけど、僕が出てたら優勝してました(笑)」 ――次は個人としては今季初の大会となりますが、意気込みをお願いします。 「前期試合出れなかった分は『縁がなかったのかな』ってもう割り切っていて、逆にいい休憩できたなと感じているので、後期は思いっきり爆発したいと思っています」 井上――準決勝までの試合は長引いていましたが、戦略的にしましたか。 「元々緊張しいで、2回戦はなんとか2―0で勝ちましたが、3回戦は一本取られて判定になってしまったので、戦略とかじゃなくて。逆にそこを乗り越えられたからこそ、準々決勝は2―0で、そこから勝てていけました」 ――「どん底」だと話していた時期からどのような部分が成長しましたか。 「技術面は野村先輩と、野村先輩のお父さんの道場でも教えてもらっていました。選抜選手権では後ろの方を任されて、僕の結果次第でチームの勝敗が決まる場面で勝ち、自分の殻を破って成長できたと思います」 土屋――さまざまな地域の選手たちと戦ってみていかがでしたか。 「『なんかやりづらい、まだここ足りていないんだな』とか『こういう時焦っちゃったな』とか、そういう反省点が多くて。4位はすごい結果だと思いますが納得せずにこれからも頑張っていきます」 ――最後に一言お願いします。 「今日の結果で俺が俺である理由を示せたかなって。これからも俺が俺であるゆえんを全世界に発信していきたいなって思っています」READ MORE -
大会3日目 男女共に白星を飾る/関東大学秋季リーグ戦
バドミントン 2023.09.19リーグ戦も折り返しとなった3日目。男子は早大と対戦し白星を挙げ、ここまで負けなしの3連勝となった。女子は格上である筑波大相手に、東日本学生選手権(以下、東インカレ)に続いて勝利を飾った。◆9・16~18、9・23~24 関東大学秋季リーグ戦(日体大米本記念体育館)▼男子 武田0-2○池端 宮下怜○2-0清水 菊川・吉岡組○2-0池端・町田組 宮下怜・柳川組○2-0豊田・大西組 本田光0-2○今越 ▼女子 高橋○2-1染谷 杉山0-2○矢島 松本・宮下彩組0-2○青木・広瀬組 中村・本田胡組○2-1神山・須崎組 田代○2-0青木 男子は早大相手にその強さを見せつけた。第1シングルスは落としてしまったものの、第2シングルスの宮下怜 (政経2=埼玉栄)が魅せる。第1ゲーム序盤1-7という厳しい出だしになるも、球の低い展開に持ち込み逆転。そのまま第2ゲームまで勢い止まらずストレートで勝利した。第1ダブルスの菊川旭飛(商4=聖ウルスラ学院英智)・吉岡壮馬(政経4=聖ウルスラ学院英智)は第1ゲームで1点差でマッチポイントを握るも、ミスで追いつかれてしまう展開に。何とか逃げ切りこのゲームを取る。続く第2ゲームもジュースに持ち込まれる。互いにミスが重なり緊張の時間は続いたが、最後は落ち着いて点を取り25-23でチームに勢いをつけた。第2ダブルスの宮下・柳川蓮(商2=瓊浦)組も、鋭いスマッシュを次々と得点につなげストレートで勝利。「自分たちから足を使って、上で上で取って攻めるんだという気持ちでやった」(菊川)。リーグ戦3連勝を果たした。 女子は格上・筑波大との大事な一戦。第1シングルスで登場したのは高橋千夏主将(商4=甲斐清和)。強豪・筑波大のエース相手に必死に食らいつくも、第1ゲームを19-21で落としてしまう。しかし第2ゲームでは、長いラリーの中でチャンスを見逃さずに点を重ね勝利。第3ゲームでは11-8とリードしてインターバルを迎えた。終盤で逆転されてしまったものの、相手のミスを冷静に点に変え勝利し、チームの空気をつくった。続く第2シングルス、第1ダブルスでは格上相手に力が及ばなかったものの、第2ダブルスの中村優希(文3=青森山田)・本田胡桃(政経2=埼玉栄)組が強さを見せた。ここで勝たなければチームは負けという状況で、相手のコートに素早く球を叩き込む攻めの姿勢で勝利。勝負は第3シングルスの田代葵楓(商2=埼玉栄)に託された。「引いたら負けなんで、もう強気でいくしかない」(田代)。その言葉通り、相手にリードさせるスキを与えずストレートでゲームを奪い、チームに白星をもたらした。 男子はここまで全勝で優勝も狙える立ち位置にいる。女子も順調に2連勝しており、このままの勢いで勝ちを重ねたい。リーグ戦も残すところあと2戦。チームで力を尽くしさらなる高みを目指す。[増田杏]試合後のコメント菊川――今日の試合の振り返りをお願いします。 「今日シングルスが1-1で回ってきて、第1ダブルスが取った方が流れをつかめるということで、最初は緊張したんですけど、最後まで自分のプレーができたので良かったと思います」――次戦に向けて意気込みをお願いします。 「3連勝して、優勝も見える立ち位置にいると思います。自分が入学してからまだ1回もリーグで優勝したことはないので、最後に優勝を取れるように頑張っていきたいです」田代――東インカレからどのように準備してきましたか。 「東インカレは自分の中ではそんなにいいプレーができなくて、チームにも迷惑かけっぱなしだったので、リーグでは絶対に挽回するぞという気持ちで頑張りました」――次戦に向けてどのように調整していきますか。 「格上の選手とやった時のつなぎのミスとか、ちょっとしたミスショットとかが目立ったので、そういうところを少しでも修正できたらなと思います」READ MORE -
リーグ戦3連勝 早大相手に白星/関東大学リーグ戦
アイスホッケー 2023.09.19関東大学リーグ戦(以下、秋リーグ)3戦目の相手は早大。前回の課題であった第1Pを無失点に抑え、試合は好発進。その後、相手にチャンスが渡ることもあったが、強固な守備を発揮し攻撃で流れをつくり見事勝利を収めた。◆9・2~11・26 関東大学リーグ戦(ダイドードリンコアイスアリーナ)▼9・18 対早大戦(ダイドードリンコアイスアリーナ)〇明大6{2-0、1-1、3-1}2早大 現在秋リーグ2連勝中の明大は、この流れに乗り3連勝といきたいところ。相手である早大は、今季ファーストリーグで強豪・中大に勝利した実力を持つ。油断できない相手に「立ち上がりから集中して自分たちのプレーをしよう」(FW丸山詳真主将・商4=北海道清水)という気持ちで試合に臨む。その言葉通り、第1Pは攻守ともに好調な滑り出し。開始4分でキルプレーに入るものの、人数の差を感じさせずに乗り切る。その後開始7分でFW井口藍仁(商2=埼玉栄)のドライブで切り込み、パスを受けたFW大竹広記(営3=白樺学園)がシュートを決めた。先制点を決めた明大は勢いに乗り、5人対3人というパワープレーでFW亀本純門(文3=白樺学園)2点目もしっかり獲得し、試合の流れをつかむ。 相手に得点を許さずに第1Pを終えたが、続く第2P開始4分。キルプレー中に相手の得点を許してしまう。しかしその後、パワープレーに入ると積極的にシュートを打ち、開始12分井口が今季秋リーグ初得点となるシュートを決め、相手との点差を再び広げる。残り時間は互いに「ペナルティが多かった」(井口)展開となり、パワープレーとキルプレーを交互に繰り返すような形となった。第2P終了時のペナルティが持ち越され、キルプレーから始まった第3P。キルプレーでの失点はなかったが、相手に得点を許してしまい、点差は1点になってしまう。けれども、開始11分、右サイドの外側に出たパックをDF村社海莉(文2=埼玉栄)がブルーラインからのロングシュートを放ち得点を決める。点数面でも、試合の雰囲気面でも完全に試合を掌握する明大。残り時間も井口、FW佐々木宥弥(政経3=武修館)によるシュートで得点を重ね、見事リーグ戦3連勝を成し遂げた。 前回の日大戦の課題であった立ち上がりを改善し、勝利を収めた。けれども「ペナルティが多くなり、自分たちが苦しい状況が多くなってしまった」(村社)という新たな改善点も見つかった。まだまだ進化する彼らに、4連勝目も期待がかかる。[中川美怜]試合後のコメント丸山――チームで良かったところと課題を教えてください。 「3対2まで追い付かれていつもだったら少し焦ってミスが多くなる部分なのですが、ベンチの雰囲気や選手一人一人が意識を高く持てていました。そこで相手に流れを渡さずに追加点を決めて引き離したので、そこが良かったです。改善点としては少し荒れた試合になったときにいかに自分たちが冷静さを保って、集中できるかということです。」――次の中大戦に向けて意気込みをお願いします。 「中大は攻め込んできた時にディフェンスもしっかり4人目まで入ってきてゴールに向かって、一番いいところでシュートを打たれて失点したことがあるので、そういう場面でフォワードもしっかり守りに参加するということを意識しようと話しています。点数は自分たちのプレーができれば入ると思うので、まずは守りをしっかり意識しようという入り方になると思っています」井口――今年度の秋リーグ初得点についての感想を教えてください。 「今まではチャンスをモノにすることができなかったのですが、ここで決められて良かったと思いました」村社――4点目のゴールを振り返っていかがでしたか 「第3Pで2点目を決められてしまって、点が入っていない時間が長かったので自分のシュートで勢いづけられたのは、すごく大きかったと思います」READ MORE -
服部友・豊満組が12位の好成績 他2艇も好レース見せる/全日本学生個人選手権
ヨット 2023.09.19全国から集まった470級、スナイプ級の各54艇が日本一の称号を懸けて8レースを走る全日本学生個人選手権(以下、全日本個選)。470級には服部友賀(法3=津工)・豊満陸(政経3=大垣東)組と成田博陽主将(政経4=明大明治)・石塚春菜(法4=磯辺)・仲 悠樹(商2=学芸大国際中教)組が、スナイプ級には服部輝海(理工1=横須賀学院)・坂田裕也(政経4=柏陽)組が出場。全艇とも1桁順位でゴールするレースがあるなど、全国の舞台でその実力を示した。 ◆8・31~9・3 全日本学生個人選手権(豊田自動織機 海陽ヨットハーバー沖)▼470級 服部友・豊満組――12位 成田・石塚・仲組――30位▼スナイプ級 服部輝・坂田組――27位 470級で総合12位の好成績を残したのは服部友・豊満組。第1レースでいきなり4着と、最高の滑り出しを決めた。「スタートがうまく出れて、きれいな風をつかみ続けられた」(服部友)。強風が吹きにくい蒲郡は2人にとってディスアドバンテージ。それでもその後行われた7レースのうち4レースは20位以内に入った。「練習の中で微風の起こし方に気を付けてやってきたので、レースでも意識してやった」(豊満)。高い安定感を誇ったことが結果につながった。ただ「自分たちが気づけない風を、前で走っている艇は先に気づいたり、自分たちの実力不足を感じた大会だった」(服部友)と話しており、関東の上位勢と再び対戦する関東学生秋季選手権(以下、秋インカレ)に向けてさらに練習を重ねることを誓った。 成田・石塚組は関東学生個人選手権で全日本個選出場圏の18位にわずかに及ばない19位だったが、繰り上げでの出場が決まり、この2人に仲が加わった3人体制で今大会に臨んだ。仲は公式戦初出場。「緊張したが普段通りの動きができたことは良かった」。第1レースこそ37位だったものの、レースを重ねるごとに順位が上昇していき、第4レースでは全体7番目でゴールする好走を見せた。「右側からコースを展開していきたいと思っていて、自分たちの思い描いているコースをしっかり走れた」(石塚)。第5・6レースもそれぞれ16、15位。好調を維持して上位に食い込みたかったが、ラスト2レースは失速し総合30位で大会を終えた。成田主将は「ブローの振れに合わせられなかったのが反省点」と振り返り、課題点の改善に取り組む。 スナイプ級の服部輝・坂田組は総合27位。「基本的なところでトップ艇団から置いていかれてしまい、そうしたミスが取り返しのつかない順位になってしまうことを痛感した」(坂田)。第2・3レースで下位に沈んだことが尾を引く形となったが、全体を通して見ると全8レース中4レースで上位20艇に入り、特に最終レースでは8位でゴールする快走で大会を締めくくった。「スタート失敗直後のリカバリーがうまくでき、トップ艇団に置いて行かれないようにした」(坂田)。全日本個選には両者共に初出場。ルーキーながら全国の舞台を経験できた服部輝にとっては将来につながる貴重な経験に。昨年度、全日本個選に出場できずに悔しい思いをした坂田にとってはラストイヤーで悲願の出走となった。 昨年度の同大会で、470級の最高成績は24位。スナイプ級は大会出場すらかなわなかった。着実にチームが成長している中で、次なる目標は秋インカレで上位に躍進し、全日本学生選手権の出場権を獲得すること。さらなる強化へ、470級に出場した部員たちはすぐに宮城で行われる大会に出場するため、スナイプ級は今月中旬にある秋インカレの予選シリーズ突破に向けた練習のため、それぞれ蒲郡を後にした。内容の濃いここ1カ月の経験が、秋インカレで大きな推進力となる。 [北原慶也] 試合後のコメント服部友――今日のレース(第8レース)を振り返ってみていかがですか。 「実力通りの結果を出せたのかなと思います。昨日、おとといとあまりいい結果を出してなかった部分が多くてなんとか今日は昨日までの反省を踏まえた上でいけたかなと思います」 豊満――関西勢と対戦してみていかがですか。 「関西の兵庫とかで練習している人は微風が多いらしくて、微風の動作の面ですごい参考になったので、これを忘れないように練習に生かしていきたいと思います」 成田――蒲郡のコンディションにどう対応しましたか。 「普段葉山だと船を平行になるまで起こしているんですけど、パワー感を感じやすいようにちょっとヒールを残してみたりいろいろ工夫してみました」 石塚――大会全体を通しての感想をお願いします。「率直に全国はレベルが高いなと感じましたが、関東勢が前を安定して走っていて、自分たちの艇も2日目は全体的に順位が安定して取れたのでまだ改善の余地はあるなと思います」 仲――収穫と課題はありましたか。 「微風の動作練習が圧倒的に不足していることに気づいたので、動作練習を多めにしていきたいです。また、艇数が多い中でのレースはスタートが命なのでスキッパーと心を合わせて息の合ったスタートが切れるように練習していきたいです」 坂田――秋インカレに向けて目標と意気込みをお願いします。 「秋インカレ決勝では今回見つかった課題をしっかりと克服し、個人としては総合で1桁順位に入ることがまず目標で、チームとしては目標である秋インカレ(総合)4位に入り、いいムードで全日本インカレにつなげたいです」READ MORE -
法大相手に男女とも勝利/関東大学秋季リーグ戦
バドミントン 2023.09.19秋季リーグ2日目は男女ともに法政大学との対戦となった。1敗で迎えた女子は、前日の悔しさを糧に粘り強く戦い3―2で勝利。男子は東日本選手権(以下、東インカレ)決勝ぶりに法大と相まみえた。相手の素早いプレーに苦戦を強いられる場面こそあったが、4―1で勝利。白星を重ねた。 ◆9・16~18、9・23~24 関東大学秋季リーグ戦(日体大米本記念体育館)▼男子 藤原○2-0櫻井 宮下1-2○増本 菊川・荻原組○2-0谷津・木野組宮下怜・柳川組○2-1江頭・髙栁組 武田○2-1田中 ▼女子 田代0-2○内田 杉山2○-1中澤 中村・本田組2○-0八角・堤組 松本・宮下彩組0-2○三輪・牧野組 高橋2○-1笹原 女子の第1シングルスは田代葵楓(商2=埼玉栄)。見逃した球がライン上に落ちるなど不運な当たりも多く、ストレート負けを喫した。第2シングルスに入っても悪い流れは断ち切れず、集中力が試される。杉山凛(文2=西武台千葉)は第1セットを落とすが、冷静さを失うことはなく徐々に自身のペースで試合を運び勝利した。第1ダブルスは中村優希(文4=青森山田)・本田胡桃(政経3=埼玉栄)ペアがストレート勝ちし、チームに勢いをもたらした。第2ダブルスでは、相手の強い球に負けずしぶとく返球をつづけ、ジュースまでもつれ込ませるなど熱い展開に。両者とも体力勝負となったが、最後に力尽き敗れた。運命の第3シングルス、コートに立ったのは高橋千夏(商4=甲斐清和)。相手のペースにのまれミスが目立つも、緩急を使い分け食らいつく。第2セットではネットすれすれに落とす魔球のようなショットも光り、本来の持ち味を発揮した。そのまま第3セットもものにし、明大が2―3で勝利した。 男子は昨日に引き続き、藤原睦月(商1=埼玉栄)が第1シングルスで登場。序盤からジャンピングスマッシュが決まるなど順調な滑り出しだった。第2セットでは劣勢が続くも、素早い反撃で僅差に迫ると、相手の焦りに乗じて一気に逆転し、チームに流れを引き寄せた。続く第2シングルスは、宮下怜(2=埼玉栄)が奮戦。序盤、11―2と大きくリードを離されるも、集中力を切らすことなく怒涛(どとう)の追い上げを見せる。そのままジュースまで持ち込み、第1セットをものにした。しかしその後は「向こうの方が一枚二枚上手だった」(宮下)と相手の術中にはまる場面も多く、続く2セットを落とし敗れた。第1ダブルスは菊川旭飛(商4=聖ウルスラ学院英智)・吉岡壮馬(政経4=聖ウルスラ学院英智)ペアが攻めの姿勢を貫きストレート勝利。第2ダブルスは宮下・柳川蓮(商2=瓊浦)ペアが登場。第3セットはもつれた展開になるも「後ろにもキャプテンなどが控えていたので、気楽に楽しくプレーすることを心掛けていた」(宮下)と気負うことなくプレーし、22―24で勝利した。第3シングルスは武田航太(政経3=埼玉栄)が恵まれた体格を生かして勝利し、4―1で法政大学に勝利した。 強豪相手にもひるむことなく攻めの姿勢を貫いた明大が男女ともに勝利を収めた。東インカレの勢いを失うことなく、粘り強い勝負が印象的だった。1部リーグでどこまで上り詰められるか、その戦いぶりに期待がかかる。 [橘里多] 試合後のコメント本田――東日本インカレからどのように調整をされてきましたか。 「東インカレ(ダブルス)で負けているのはやはりミスが多かったからなので、どれだけミスをしない意識ができるかを試しながら練習をして臨みました」 中村――明日からの意気込みをお願いします。 「明日は筑波戦で、結構大事な試合になると思うので、東インカレの団体戦では勝っていますがそこで満足しないでもう1度しっかり勝てるように頑張りたいと思います」 宮下――今日の試合を振り返っていかがですか。 「シングルスからダブルスに上手く気持ちを切り替えられたのが良かったかなと思います」 ――次に向けて調整したい点は? 「シングルスは前のタッチやヘアピンの精度を上げたいです。駆け引きがまだまだだなと思っています」READ MORE -
無失点での快勝 勢いづいた後半戦/関東学生秋季リーグ1部リーグ戦
ホッケー 2023.09.18日体大戦から引き続き2戦目。FW大岡凌磨(政経4=今市)の不在の中でも、連携の取れたチームプレーで明大の強さに変わりはなかった。互いに無得点で終わった前半戦。ハーフタイム後、攻撃の勢いが増した明大は早大から1点先取したのを皮切りに、追加得点を決め白星を重ねた。 「前半点が入らず、明大のペースで試合ができない時間が続いた」(FW三松勢矢・営4=今市)。言葉通り得点のしづらい試合展開となった前半戦。第1Qでは攻撃の応酬が繰り広げられたが、互いのスキのない防御により、サークル内にも入りにくく、なかなかシュートの機会がつかめない。開始約7分、早大にPC(ペナルティーコーナー)を取られるも決まらず、一進一退の攻防が続いた。第2Q、大きく流れを変えることはできなかったが、機会を逃さない姿勢でゴール前に上がる回数も徐々に増加。明大に勢いが乗ってくるも、得点することはかなわず後半戦に突入した。 ハーフタイム後、明大は粘り強さを発揮。前半戦の振り返りから「中盤の使い方や細かい調整、ポジショニングの話をしていた」(DF髙松雄飛主将・法4=丹生)。後半は前半から打って変わり3得点を記録。第3Q開始6分、11分でFW樋口雄磨(政経2=須知)、FW武田元希(文2=今市)が得点。武田は拳を掲げ「シュート練習の成果を発揮できた」と喜びを見せた。さらにアシストしたFW齋藤偉颯(法2=今市)が第4Q11分、滑り込むキーパーの上を通しシュートを決める。同時に堅い守備を崩さず、早大に3-0で勝利を収めた。エース・大岡がいない中でも2年生が大いに活躍する試合となった。 立て直した後半戦での得点や下級生の活躍といった、今後につながる収穫のあった早大戦。1カ月後に行われる次戦に向け「決勝リーグに上がる時一番大事になる試合。学校が始まってしまう中でも強度の高い練習をして全員で戦っていきたい」(髙松主将)。春の王者として決勝リーグ1位通過、優勝を狙う。 [熊谷実夏]試合後のコメント小池監督 ――後半で立て直せたのは何が要因でしたか。 「同じところに押し返さない。オープン攻撃で行くということをやらせて、自分たちを信じてパスホッケーをやり続けなさいと言いました」――次戦に向けて意気込みをお願いします。 「次戦まで1カ月あるのでしっかり取りこぼしなく、全勝で決勝トーナメントに進みたいと思います」髙松――早大はどのような相手でしたか。 「どんどん高め合っているチームだと思うので、油断できないチームです。PCが上手な選手がいて、そこを一番対策しようと取られないディフェンスを意識した試合でした。明治の方がレベルが上だと思いつつも、すごく強い相手だなと思います」三松――大岡選手がいない中での戦略はありましたか。 「(大岡が)いなくてもしっかりプレスが統一できるように戦術として力を入れていました」武田――3Qから意識した点はありますか。 「中盤がかなり固められていたので、外から攻めることを意識しました。そこからサークル内に入れるようになりました」READ MORE -
ジュニア戦開幕 宿敵・早大相手に勝ち切れずドロー/関東大学ジュニア選手権
ラグビー 2023.09.18関東大学対抗戦(以下、対抗戦)の勝利から1週間たった17日、本拠地の八幡山グラウンドで関東大学ジュニア選手権(以下、ジュニア戦)が開幕した。初戦の相手は好敵手・早大。幸先よく先制した明大だったが、細かいミスやディフェンスのほころびが生じ流れをつかみ切れず。トライを奪い合う大接戦は36―36の引き分けとなり、明大にとっては悔しい結果となった。 ◆9・17 関東大学ジュニア選手権(明大八幡山グラウンド)▼対早大戦 明大36{17―14、19―22}36早大 先制したのは明大。前半8分、敵陣ゴール前のマイボールラインアウトからモールを形成すると、フッカー西野帆平(文2=東福岡)が自らボールを持ち出しトライを挙げる。「FWの力で取り切ることができてよかった」(西野)。さらに17分には、再び敵陣ゴール付近でマイボールラインアウトを得ると、フィールドを広く使って連続攻撃。最後は左センター平翔太(商2=東福岡)がディフェンスをかいくくぐりインゴール中央付近に飛び込んだ。「ギャップが見えたのでそこを狙って走りこんだ」(平翔)。このまま主導権を握り試合を優位に進めたい明大だったが「コミュニケーションの声が少なかった」(スタンドオフ伊藤利江人・商1=報徳学園)と、ハンドリングミスなどの小さなミスが重なりチャンスを生かしきれない。またディフェンスの一瞬のスキを突かれる場面も多く「クイックタップやインターセプト、キック後のプレス不足でトライを取られたりして、無駄な失点が多かった」(ゲームキャプテン・左プロップ中山律希・政経4=天理)。23分、40分にトライを奪われ、逆転を許す。流れをつかめず苦しい時間が続いたが、前半終了間際に敵陣ゴール前のマイボールラインアウトからモールを押し込み再び西野がトライ。勝ち越しに成功し、17―14でゲームを折り返す。 後半、先に得点したのは明大だ。後半2分、センタースクラムから伊藤利がパスを受けると、鋭いステップで相手ディフェンスをかわし独走。約50メートルを走り切りインゴール中央に飛び込んだ。「夏合宿からスピードとステップを意識して練習していたので、それが出たと思う」(伊藤利)。10点のリードを奪い、流れが明大に傾くかと思われた。しかし「オフザボールの意識が一人一人足りなかった」(西野)と、ボールを持っていない時のプレーでほころびが見られ、立て続けにトライを奪われてしまう。その後も連続して失点し24―31と再びリードを許す。厳しい展開の中、明大は集中力を切らさなかった。「チームで集まって、今試合の目標であるモメンタムをしっかり持つことを再確認した」(田中景翔・文1=常翔学園)。すると32分、敵陣ゴール前のマイボールラインアウトからモールを押し込み利川桐生(政経2=大阪桐蔭)がグラウンディング。39分には蓬田雄(政経2=流経大柏)の突破からサポートについた平翔がパスを受けトライを取り返し同点に追い付いた。逆転を目指し、試合終了間際に敵陣ゴール前でチャンスを作るも得点には至らず、36―36の同点でノーサイド。「勝ち切ることができなかった」(中山)。悔しさの残る結果となった。 ジュニア戦の初戦は課題の残る試合となった明大。特に明大のペナルティーからの早大の素早いリスタートに対応できずにディフェンスを突破されるシーンが多かった。ディフェンスに乱れはあったものの、スクラムやモールなど、セットプレーでは質の高いプレーが随所に見られた。「今試合は勝ち切ることができなかったので、次は勝ちたい」(西野)。細かいミスをなくし、より洗練されたラグビーをするために、選手たちは日々の鍛錬に励む。 [晴山赳生] 試合後のコメント中山――今試合のセットプレーはいかがでしたか。 「今年はいつも以上にスクラムなどにこだわっていて、 早稲田の組み方は結構特殊で、やりづらかったりするのですが、それに対応できて、ユニットの部分では良かったかなと思います。ラインアウトはミスが多かったので、ユニット全体で修正していけたらなと思いました」 ――今試合の収穫と改善点をお願いします。 「ユニットスクラムの部分は、クオリティー出すところは出して、相手のボールは全部かけることができて良かったのですが、最後の残り10分ぐらいの時のラインアウトのゴール前でのミスなどが良くなかったので、そこは無くしていけたらと思います」 西野――早大のプレーの印象はいかがでしたか。 「展開力がすごいなと感じました。自分たちのミスもありましたが、そこで運び切る早稲田はすごいなと思いました」 ――今試合の収穫と改善点をお願いします。 「コンタクトの部分で通用する部分があって、チームや個人個人の強さが確かめられたことが収穫です。課題は『オフザボール』を掲げていましたが、一人一人の意識があまり足りてなかったところです」 伊藤利――今試合のディフェンスはいかがでしたか。 「ルールが新しくなって、ハイタックルが多くなってしまう機会が多くなったのですが、そこで注意はしながら、神経質になってしまったところが多分あって。そのせいでラインを上げることができなくてプレッシャーを相手にかけられなかったことで、相手にやりたいことを全部やられたかなと思います」 ――次戦の意気込みをお願いします。 「今回あまりチームをスタンドオフとしてまとめられなかったので、積極的にコミュニケーションを取っていきたいです。また、まだ信用はもらえてないと思うので、信用されるようなアタックやディフェンスを基礎のところからやっていきながら、自分の持ち味のステップとスピードを生かしていきたいです」 平翔――全体ではパスや連携面では何を意識しましたか 「前半は結構オフロードなどを出せる場面多かったのですが、全員慌てて立ち位置が浅かったりしていたので、後半はそれを修正して、どんどんオフロードとかを繋げてくれたのでよかったと思います」 ――次戦の意気込みをお願いします。 「もっと自分からモメンタムを作り出して、勢いのあるアタックをしてトライにつなげられたらなって思います」 田中景――途中出場でしたが、何を意識してプレーしましたか 「まずはみんなにしっかり声をかけて。ディフェンス、アタックともにみんなを動かすことと、自分の持ち味である早いテンポを出して、アタックに勢いをつけようと思いました」 ――(田中景選手にとって)初めてのジュニア戦でしたが、手応えはいかがですか。 「まだまだいけたなっていうのはあって、最初はやっぱり緊張してしまっていたので、この経験をこれからに生かしていきたいです」 READ MORE -
試合後コメント(東京国際大戦)/関東大学女子リーグ1部2部入替戦
硬式庭球 2023.09.18関東大学女子リーグ戦(以下、リーグ戦)は入替戦にもつれ込んだものの、東京国際大に勝利し1部リーグの座を死守した。これにより今年度のリーグ戦は閉幕。こちらの記事では試合後のインタビューをお届けする。 上原真吾監督――1部残留となりましたが、今のお気持ちはいかがですか。 「本当に正直ほっとしたところです。ここ(入替戦)にいること自体悔しいですけど、とりあえず来年また1部優勝や王座(全日本大学対抗王座決定試合)出場を狙えるステージに残れたことは良かったと思います。素直には喜べないですけど」 ――今年度の4年生はどんな代でしたか。 「本来のキャプテンの徳安(莉菜・文4=野田学園)が病気で、結局復帰できない形になってしまったので、そういう意味ですごく(4年生の)2人がやりにくかったのもあったのですが、役職は変えずに、その中で役割を変えながらよく引っ張ってくれたなと。吉田(華菜子・法4=仁愛女子)と南口(亜美・国際4=野田学園)と二人三脚で、下級生や不安なところをうまくつないでくれたんじゃないかと思います」 ――女子全体のリーグ戦の総括をお願いします。 「1番大きいのは鈴木渚左(国際3=野田学園)がS1として、本当のナンバーワンの力というものが、 リーグ戦を通して備わったというのが非常に大きかったですね。だから、最後にS1に回せば可能性があるぞというところが、みんなの号令になったんじゃないかなと。なんとか渚左に回そうと、そこが1つの強さが出たところです。つなぎ合わせる、バトンをちゃんと渡していくっていうことをそれぞれ選手が思ったのが、今までより強いんじゃないかという気はしますね。個の力がチームの力につながった瞬間というか、そういうのが垣間見えたと思います」 南口――リーグ戦を振り返っていかがですか。 「最後のリーグ戦で1番前で引っ張っていくっていうのは、やっぱり3年生までにはないプレッシャーや、自分で自分を追い込んでしまうこともありました。王座優勝目指してやってきましたが、入替戦でなんとか後輩に1部の舞台で来年も戦えるっていう舞台を残せれたことは、最終的には良かったなって思います」 吉田華――4年間のリーグ戦を振り返っていかがですか。 「1年目から王座っていうところを目標にやってきたので、最後入替戦になってしまったのは私たち4年生の責任でもありますし、すごく悔しいのはあるんですけど、しっかり自分は2本取ることができたので個人的には良かったかなと思います。この1年間は個人としても一番成績を残せた年だったので、リーグ戦に向けて成績を残せて臨めたことはすごく自信につながりました。そういった意味では後輩たちにも個人戦から成績を残して、他の大学にとって明大がすごくプレッシャーに思われるくらい、1年間頑張ってほしいなと思います」 鈴木渚――リーグ戦全体振り返ってみていかがですか。 「昨年度はコロナで出られない試合が多かったり、私の体力を気にしてシングルスだけに専念することが多かったりしたんですけど、今年はシングルスもダブルスも全試合出ることができました。S1として不安もあったんですけど、しっかりと戦えて勝てたことは自分の中ですごく大きな自信になったので、たくさん学んだリーグ戦だったなと思います」 ――今後の意気込みをお願いします。 「これから関東学生選手権(夏関)と全日本学生室内選手権(以下、インカレインドア)が控えていて、インカレインドアはまた有明で自分の好きなコートになるので、優勝だけを目指して頑張ります」 丸山愛以(商2=四日市商)――リーグ戦全体を振り返っていかがですか。 「昨年度はS1しか出られない状況でリーグ戦をやって、S1っていうと各大学エース級の人が来て、自分のプレーもできず悔しい思いばかりしてきました。でも今年度のリーグはいろいろ下で組み替えて出ることができて、勝ちをつかんでチームに貢献できたので、ほっとしているっていうか、少し成長したかなと思います」 ――1部残留という結果についてはいかがですか。 「王座を目指してきたチームなので、入替戦にかかってしまったのはすごく悔しいんですけど、でも入替戦を勝ち取って、来年も1部で王座を狙える位置に入ることができたのは、すごくほっとしています」 [春木花穂、渡辺悠志郎、久保田諒、保坂啓太郎]READ MORE