
佐藤匠が3位入賞 新シーズンに弾みをつける/全日本ジュニア選手権
新体制で臨む初の大会を迎えた。今大会は1997年から2004年生まれのうち規定記録を突破した選手のみが出場を許される。明大からは佐藤匠(政経2=宮城農)、河村紀毅(営1=滑川)、古山翔太(政経1=金足農)の3人が出場。そのうち佐藤匠が3位入賞を果たした。
◆3・10~12 第37回全日本ジュニア選手権(高萩市文化会館)
▼77kg級
3位 佐藤匠
▼94kg級
11位 河村
▼+105kg級
5位 古山
高みを目指すからこその悔しさだった。77kg級に出場した佐藤匠は3位入賞を果たすもスナッチ120kg、ジャーク149kgと満足のいかない記録に終わった。結果よりも内容を重視すると決めて臨んだ今大会。しかしそれが裏目に出て「いつもより緊張してしまった」。スナッチ、ジャークともに1本目で失敗してしまい、目標としていたジャークの自己ベスト更新も叶わなかった。しかし、まだまだ「伸びしろはあると思っている」。目標はトータル300kg以上を挙げること、そしてインカレ出場メンバー入りを果たすことだ。いずれは明大の主力となり、全国の舞台での活躍が期待される。
次につながる一歩目となった。94kg級に出場した河村はスナッチ108kg、ジャーク138kgで11位に終わった。「学ぶことがたくさんあった」と、現在見直しているフォームを確実なものにし、さらなる記録の向上を誓った。また+105kg級に出場した古山はスナッチ124kg、ジャーク160kgでトータル5位となった。昨年から1年生ながら成績を残してきた古山。2年目を迎える今年の初戦として上々の滑り出しとなった。
次につながる一歩目となった。94kg級に出場した河村はスナッチ108kg、ジャーク138kgで11位に終わった。「学ぶことがたくさんあった」と、現在見直しているフォームを確実なものにし、さらなる記録の向上を誓った。また+105kg級に出場した古山はスナッチ124kg、ジャーク160kgでトータル5位となった。昨年から1年生ながら成績を残してきた古山。2年目を迎える今年の初戦として上々の滑り出しとなった。
それぞれが課題を発見した今大会。さらなる記録の向上を目指し、やるべきことは明確だ。昨年から躍進を見せている明大チーム。チーム全体の底上げを果たし、戦力を充実させるためにも下級生の活躍が必須となる。念願のインカレ入賞を目指し、ウエイトリフティング部の1年がまた始まる。
【高野夕】
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