(13)4年生対談③

2015.12.07
(13)4年生対談③
 第5回は、今年1年間前線で活躍し続けた和泉竜司主将(政経4=市立船橋)、小谷光毅(政経4=ガンバ大阪ユース)、瀬川祐輔(政経4=日大二)の対談をお送りします。

――残すはインカレのみとなりましたが1年間振り返ってみていかがですか。
和泉
 前期は個人としても結果が出せずにチームも苦しい時期があって、その中で徐々にアミノバイタル取って大臣杯も準優勝で少しずつチームとして成長した。後期は個人的にも結果というものにこだわりましたし、得点やアシストという部分は前期よりはよかったかなと思います。
瀬川 自分はこの一年が一番成長したかなと思っていて、前期全然出られなくて苦しんだんですけど、アミノバイタルで出た時に結果を残せたというのが僕にとって自信になりましたし、それがチームとしてもタイトル取れたり準優勝できたりというのでチームとしてポジティブに自分が貢献できたなというふうに思えたので、あとはインカレで優勝できたら個人としてもチームとしてもよく終われるのかなと思います。
小谷 始めは良い形で入れたんですけどその後に苦しい時期が続いて、その中でチーム全体で話し合ってそれを乗り越えて徐々に良くなってきて、よくなってきたんですけど最後のリーグ戦でタイトル取れなかったのでインカレでしっかりタイトル取って笑って終われるようにできたらいいと思います。

――この1年間で一番印象に残っていることは何でしょうか。
瀬川
 僕はハンドですね。最終節でハンドしてPKもらったことが一番印象に残ってますね。
和泉 仕方ない事なのでそこに対して思うことはなかったですけど。勝てばいいと思っていたので。
小谷 しかも負ける雰囲気もなかったしな。
和泉 仕方ないんで。(笑)
小谷 何やろな。やっぱ大臣杯かな。
和泉 僕もです。
小谷 地元でやったということもあるし、地元のやつとか友達とかも見てくれてめったにそういう機会もないのでそれが一番。その中で優勝できたらよかったですけど。やっぱり決勝までいって負けて準優勝というのが一番悔しいので、その悔しさというのをインカレで晴らせばいいかなと思います。
和泉 やっぱり決勝で負けたというのは、優勝と準優勝では大きく違うので単純に悔しかったですし、個人としてもチームとしても何も出せなかった試合かなというふうにすごく感じているのですごく悔しい思いをしましたし、この1年でチームが大きく変われた要因でもあるのかなと思います。

――4年生はどのような学年ですか。
小谷
 根は真面目。普段は適当やしあほなことばっかしてるけど、いざとなったら横にも強く言えるし団結力あってみんなで力合わせてできる代やと思います。
和泉 その通りだと思います。仲は悪くはないですね。
小谷 でもみんなでどこか行ったりとか全然ないよな。何かやろうってなっても誰かやれみたいな感じだからなかなか実行に移されへん。
和泉 仲は良いんですけど。
瀬川 ほどよい感じで。
小谷 よくない?って感じ。
瀬川 そういう話してもふざけてしまうから。進まないよね。
小谷 じゃあ誰か決めろみたいな。

――この前久しぶりに全員集まってご飯に行ったと聞きましたが。
瀬川
 結構前だね。焼肉。
小谷 一か月前? 結構前か。初めてやんな。(笑)
和泉 全員で集まったのは初めてで。(笑)
瀬川 バーベキューの後のスタッフも含めた飲み会で三浦さんに「お前らそういうところが足りない」みたいな「1回くらいやれよ」みたいなので。
小谷 じゃあやるかって。バーベキューの時4年生残ってスタッフたちと一緒に考えるんですけど、その時にやろうとなって、結局元太(三苫・政経4=アビスパ福岡U18)がやってくれたんやっけ?
瀬川 元太と佳希(藤本・文4=済美)で決めて焼肉食べましたね。
小谷 しかも新宿とか面倒くさい、八幡山でええやんみたいな感じ。(笑)
和泉 まあ楽しかったです。
瀬川 で花火して。
小谷 2分くらいだけ花火して帰った。
和泉 芦花公園で。

――1個上の学年と比べてどんな学年ですか。
和泉
 みんなサッカー真面目というか、取り組む姿勢とか目指すところとかはどの代よりも高いのかなというふうには。プロも5人決まってますし。その他の選手もやっぱりすごい高い意識を持って4年間やってきたと思うので、サッカーに対する意識という部分ではすごく高い代かなと思います。
瀬川 さっきコタが言った根は真面目というのがサッカーに出てるかなというように思いますね。
小谷 去年の4年生の方が集まってたよな。むっちゃ集まってた。みんなでご飯食べ行ってたし。
瀬川 行ってたね。普段も仲良かったしね。
和泉 そうですね。
小谷 俺らが仲悪いみたいな言い方やめろや。(笑)
瀬川 いやいや。(笑)
小谷 でもさっき同期で言い合えるって言ったじゃないですか。それは間違いなく俺らの方が厳しく言い合えてるし、そういう部分でチーム力は今の方があるのかなと思いますかね。特に何があったからでなくて、個人個人で責任感の強いやつが集まってるので何かあった時はしっかり言うし言った分だけ自分にも責任があると思うので、それで一人一人が行動できているのでいいと思います。
瀬川 変わらず個は強いですね。でも4年間やってるからまとまれるかなと思います。
小谷 個強いというのはやっぱりいいことやと思うし、思ってることを言い合えるというかぶつけあえるのが本当のチームやと思うので、そういう意味でもいい代かなと思います。

――お二人から見た主将としての和泉選手は。
和泉
 主将として見られてないですね。
小谷 いやまあでも、ピッチ内で圧倒的な存在感があって、チームを何か言って引っ張るタイプじゃなくてプレーで付いてこいって感じのキャプテンで、それは後輩からしても頼りになる存在やと思いますね。
瀬川 私生活から見たら主将っぽくないですし、
一同 (笑)。
小谷 お前それ何でか聞かれるで、この後。(笑)
瀬川 確かに。(笑) まあでも一緒でプレーで示すタイプなので、そういう意味では主将というのは絶対ピッチに立っていた方がいいと思いますし、チームを勝たせてくれる大事な選手なので、主将っぽいといえば主将っぽいです。(笑)
一同 (笑)。

――やはり試合と私生活ではかなり違いますか。
瀬川
 全然目つき違いますからね、サッカーやってる時と。にらんでるんじゃないかくらい。
小谷 なあ? 普段なんか優しいな、猫みたいな目してんのにな。試合入ったら鷹みたいな目してん。

――お二人からの印象を聞いて和泉選手はいかがですか。
和泉
 普段とサッカーの時は変わるかなとは。普段はそんな特に何かに強くこだわりないですし怒ったりもあまりしないですけど、サッカーの時は変わるというか目指してる場所があるし自分自身としてもっと上を目指してるので、そこはこだわりを持って、サッカーは1人じゃできないので周りがすごく大事になるというのは感じてることなので、こだわりを持って言ってますし自分もやろうという意識は強いですね。特に何かやったりとかはしてないですけどグラウンド入ったら、という感じですかね。
小谷 ボタンついてるんちゃう?(笑)
和泉 やる気スイッチ?(笑) グラウンド入ったら勝手にオンになります。

――お二人から見た副将、寮長としての小谷選手は。
小谷
 寮長。(笑) 何もしてへんけどな。(笑)
和泉 僕は副キャプテンとしてコタと佑平(小池・営4=セレッソ大阪U18)には助けてもらってますし、私生活とか下級生のことを常に2人がすごい考えてくれてて頼りになる存在ですし、プレーでも技術あってアクセントというか起点になれる存在なので、ケガして出てない分も多かったですけどインカレでは期待してます。
瀬川 結構周りに気遣えるので、言えるところはちゃんと駄目な部分は駄目と下級生にも言えますし、竜司がサッカーの部分で引っ張っている分、コタは私生活だったり規律というのを佑平もそうですけど、バランス取れて3人でうまくやっていけます。コタはどっちかといったらバランスとりながらやれるのかなと思いますし、寮長として何やってるかはよく分からないですけどそういう部分は寮長らしいことしてるのかなと思います。
小谷 何もしてへん。飯チェックせえよ、言うてるだけです。掃除せえよ、言うて。
瀬川 まあ言う時はちゃんと言いますしすごい頼りになるというか、これだけ人数いればやっぱり言えない人もいますし、そういう中で言えないことも人にはっきり言えるし、それはサッカーの時もそうですし自分の思ってることは伝える、こいつこそ真面目ですね。
和泉 しっかりしてます。
小谷 どうですかって聞かれるんやろ? ありがとうございます。
一同 (笑)。
小谷 その通りです、もう。しっかり分析できててすごいなと思います。寮長はご飯の数とか試合によって変わったりするので、それを後輩が寮母さんというかご飯作ってる方に伝えるんですけど、それ忘れないように僕が確認するのと、あとは寮周りとか寮内の整理整頓であったり掃除というところを常にきれいにするように。そういうところでほころびが出てきたらサッカーにもほころびが出てくるというのは常々みんなも言ってるので、そういう細かいところから気を遣ってやるようにとは言ってますね。まあでも寮長だからということでもないと思うんですけど。

――瀬川選手は一般生として入部された時の心情というのは。
瀬川
 あまり自分は高校サッカーを見てなくて、だから誰がすごいとか誰が有名っていうのは竜司しか知らなくて、竜司を最初だけっすよ、最初見た時だけはオーラあるなというのは思いました。練習生の期間は負い目感じるタイプなのでみんなすごいなと思って、あまりミスしたくないなと思いながらプレーしてました。今は4年生ですしそんなこと考えながらプレーしていたら駄目だと思うのでそんなことはないです。

――お二人は一般入部から活躍されている瀬川選手を見ていかがですか。
和泉
 もともと能力はあったし1年生の時からトップ入ってましたし、ただ1年生の時とか下級生の時はそうですけど自分のしたいプレーというのをしていて、今はチームのためだったり自分のプレーも出してますし、その責任感というかそういった部分がすごく成長してもともと能力はあったので今トップで出ているのはおかしい事じゃないと思いますし、一般生からそうやって出てるのはすごいことかなと思います。
小谷 瀬川は天才っすよ。はじめ練習生で練習参加してきた時は茶髪で
瀬川 いや、まじそれは違うんすよ。
小谷 パーマ当てて
瀬川 パーマはかけてました。
小谷 何やこいつ、なめとんかみたいな。でもプレーしたらこいつうまいなって思って。粗削りっすけど、持ってるものは持ってるしパンチ力もあるし身体能力も高いし、これからこいつは上目指してるのでインカレで活躍して上のステージに行けば活躍できるポテンシャルは持ってるのかなと思いますね。
瀬川 練習生としては3月から5月までやってました。
小谷 受からへんかったらどうしてたん?
瀬川 遊んでたと思う。絶対遊んでた。
一同 (笑)。

――明大のサッカー部に入りたいと思って来られたんですか。
瀬川
 いや、偶然明治というか、とにかく大学でもサッカーするというのを当たり前のように思っていたので、高校の時まで絶対俺プロ行けんだろみたいに正直思ってたんですよ。そんな知らないから周りを。だから絶対大学でサッカーやって強いとこ入ってプロ行くというのを思い描いてたんですけど、だから自然というかあまり考えずに大学に入ってサッカー部に入ってってトントントンとうまく来た感じ。何か特別意識してたわけではないです。
小谷 天才やから。
瀬川 そう。
小谷 よう天才とか。(笑)
瀬川 ていうか天才とか書かないでくださいね。(笑)
小谷 スーパースターって書いといて。
和泉 スーパースターです。(笑)
小谷 野球で有名な高校やから。
瀬川 それ日大三高ね。
小谷 お前何高や。二高か。(笑)
瀬川 何も有名じゃない。

――学校生活で思い出に残っていることはありますか。
一同
 ないないない。(笑)
小谷 和泉キャンパスの時は寝てて起きてそのまま行くみたいな。で授業受けて速攻帰るっていう。
瀬川 そんな遊ばないっすもん、学校で。ただ授業行って帰るだけですね。
和泉 そうですね。
小谷 ほんま?
瀬川 本当だよ。
小谷 ほんま?
瀬川 …こういうところせこいっすよね~何か。(笑)
一同 (笑)。
瀬川 こういうことばっかして、自分ばっかいじってるんですよ。でもこいつがいじられるってなると、面白いのにあまりいじられたがらないんですよ。ね~、コタ?
小谷 どういうこと?
瀬川 ほらー。こんな恥ずかしがってる。(笑)
小谷 カットやぞ、これは。カットや。
瀬川 これはいいっすよ別に。(笑)

――寮生活はいかがですか。
瀬川
 僕違うんで。全然快適です。
小谷 でもあれやんな。普段はそんな厳しい感じでもないから、学年バラバラでも普通に仲いいし、みんなでしゃべったりとかゲームしたりもするし、だからまあ悪くないっすよ。汚かったら汚いって言うけど。
和泉 もともと高校から寮だったので寮に対して抵抗感はなくて、ただ確かに8人部屋っていうのは初めてでしたし、狭かったりそういった部分で慣れるのに時間かかりましたけど、いろんな学年がいてコミュニケーション取れて、下級生の時もそうでしたけどいい先輩も多くて、今いい後輩も多いですし楽しいですね、寮。

――仲のいい後輩はいらっしゃいますか。
和泉
 部屋の後輩はおのずとしゃべる回数も多いですし、ご飯行ったり誘いやすいというか。多分どこの部屋も同じ部屋の下級生というのは仲いいというかご飯行ったり話したりはするんじゃないかなと思います。
小谷 唯一がっついてくるのは八谷惇希(商3=清水エスパルスユース)ってやつっす。八谷惇希ってやつはがっついてきます。しっかり書いといてください。
一同 (笑)。
小谷 がっついてきます、あいつは。いいんですけどね。
和泉 かもられてます。
瀬川 しょっちゅう行ってるな。
和泉 下ではないのか。
小谷 下ではない。政哉(水町・営3=ヴィッセル神戸ユース)やから。で岩田拓也(商3=FC東京U18)ってやつは誘われるように「お腹すいたな~」とか言う。
和泉 やらしいっす。はっきり言えばいいのに。
小谷 だから八谷みたいにはっきり言うやつは俺好きなんすよ。
瀬川 やめろお前。(笑)
小谷 嫌いって言うてるわけやなくて。うまく書いといてくれよ。あとよく言うてるのは寮にソファーがほしい。ずっとベッドの上やから、2段ベッドで唯一そこのスペースやから。
和泉 くつろげるスペースはほしいですね、確かに。食堂が唯一ベッド以外で。
小谷 でもパイプいすやもんな。
和泉 そう、いすなので。
小谷 しかもずっと実家やったからな、俺。でも出たら出たでさみしくなるんやろな。なんやかんや。戻りたいとは思わんかもしらんけどさみしくはなる。
瀬川 この寮に戻りたいと思う人おらんやろ。
小谷 ここ住んだらどこでも住めるって言われてるからな。みんな言ってる。僕入寮前の練習参加来た時にみんな寮見て帰るんすけど、見てないんすよ。見てたら来てないかもしれないっす。(笑)
和泉 確かにありうる。(笑)
小谷 いやまじで。練習生ってみんな見学するんすよ。でも俺とか佑平とか普通に何もせんと帰って。見てたら来てへん。これはきつい、4年間これは無理やろって思う。(笑)

――瀬川選手は寮の話を聞いていかがですか。
瀬川
 今年の5月くらいからここでご飯食べさせてもらってるんですよ。だから楽しいっていうのがあるので、まあ最後1年になるとうらやましいですけどね、寮で生活するっていうのが。生活したことがないのでどれだけあれか分からないですけど。でもたまに寮に来てご飯食べてちょっと部屋に行ったりするのは楽しいです。
小谷 それはお前あれやで、ええ時だけおるからや。
瀬川 まあそうなんだよね。
小谷 そうや。ええ時だからや。寮で暇なときやばいぞ。
瀬川 そうなの?
小谷 ベッドの上でなあ。
瀬川 でも寝てるだけでしょ?
和泉 一人暮らしでさ一人の方が、さみしくない? 寮だと常に誰かいるししゃべれるんで。まあさみしいって思いはあまりしないですね。
小谷 まあ最悪ほんま暇で八谷が寝てたら叩き起こして行くぞって連れて行くわ。(笑)

――神川総監督のグルージャ盛岡の監督就任は知られてましたか。
小谷
 おらんようになるやろな、みたいな感じですね。どっか行くやろな、みたいな。結構前から。
和泉 結構前っすね。
小谷 ユニバぐらい? ユニバ終わったらどっか行くやろなって感じで俺らは思ってて。
和泉 ユニバで優勝して弾みつけて行きたいという思いは多分あったと思うので、ユニバの時も最後帰ってきてみんな集まって話した時に「僕自身としても夢があって、みんなと同じ舞台で戦いたい」というふうには言ってたので、いなくなるのはあれですけどよかったんじゃないかなと思います。

――神川総監督の印象というのは。
和泉
 一番サッカー好きなんじゃないですかね。
一同 うん。
和泉 サッカー好きで一番勝ちにこだわってるっていうのはすごい伝わってきましたね。
小谷 純粋にサッカーがめっちゃ好きなんやろな、というのは思うかな。
瀬川 すっごい伝え方がうまいです。
和泉 そうだね。
小谷 うまいなー。何かミーティングとかしてても極端な話言ったら、ほんまにしょうもない話とかしてたらなんやこの話って思うこととかも実はあるじゃないすか。そういうのなくて、どんどん引き込まれていくんすよ。
和泉 聞き入っちゃうので。しかも結構長いんすよ。
小谷 そう。長いけど。
和泉 長いけど、何か聞き入っちゃうんすよ。
瀬川 想像しやすいです、話を。
小谷 伝え方めちゃくちゃうまい。しかも俺何よりもすごいと思うのは、
和泉 記憶力。
小谷 そう。多分めっちゃメモとかもしてて、それもめっちゃ見返してると思うんすけど、う~んとかもなくて、全部ぱっぱっぱって出てきて過去の事とかも。
和泉 何年の何月何日みたいな。
小谷 まじですごいなと思う、それは。
瀬川 10年前とかも覚えてますから。
和泉 それな。何年前とかのもぱって。
小谷 確か、とか言わへんもんな。
瀬川 言わない。
小谷 それはほんますごい。
和泉 結果とかすごいよね。何年前の同じグラウンドでその時はどこと試合して何対何でとか。
小谷 この前の最終戦の川越のやつも言ってて。10年前やったっけ? 2部に落ちた時に入替戦があった? みたいな。
和泉 とにかくすごいです。記憶力が。
小谷 頭ええんやろな。頭いいしめっちゃ整理できてるから。

――インカレは神川総監督のためにもという思いはありますか。
和泉
 やっぱり4年間お世話になった監督ですし、すごい明治のためにずっとやってきてくれた人なので、僕たちと一緒に旅立つという部分でも一緒に良い結果で明治を卒業したいという思いは強いので、優勝して自分たちも出ていきたいですし神川さんを送り出してあげたいなという思いはあります。
瀬川 同じ気持ちです。一番気持ちを伝えてくれると言いますか、最終戦の時もロッカールームを出る時握手するんですけどハグされて、気持ちを率直に伝えてくれるというか大事なんだなとちゃんと思わせてくれますし気が引き締まりますし、あと多分今の4年生が一番神川さんに教えられてると思うので、優勝という形で恩返ししたいなと、僕は練習生の時に入れてくれた身でもあるので、そういう気持ちが強いです。
小谷 そうですね、やっぱり今までの明治って2部の時代もあったし、神川さんはそういう苦しい時から試行錯誤して明治を変えていってここまでつくってくれた監督なのでそういった感謝の気持ちというのもあります。今ここでやってるのも神川さんのおかげというのもありますし、何より自分としてはサッカーというより人間的な部分ですごい成長させていただいたというのがあるので、そういった意味でも最後優勝して神川さんもそうだし栗田さんとか三浦さん、池上さん、まあスタッフ全員にしっかり恩返しできるようにみんなで一丸となって頑張れればいいなと思います。

――最後にインカレへの意気込みと目標をお願いします。
小谷
 優勝。もうそれに尽きますよ、まじで。ほんまに。負けたら意味ないし。
和泉 ここまで積み上げてきたものを発揮できればおのずと結果は付いてくると思うので、トーナメントというのはリーグ戦とは戦い方も違いますし難しいんですけど、本当に目の前の一試合一試合を自分たちが持っている力全て出し切れればおのずと結果というのは付いてくるものなので、いかに自分たちの持っている力を全て出せるのかというのが重要かなと思います。
瀬川 自分たちの力を全部出して優勝できれば絶対周りからもやっぱり明治だよねっていうふうに思われる力というのは絶対あると思うので、あとは個人としてもチームとしてもですけど、その目標に向かって頑張っていきたいなと思います。

――ありがとうございました。

次回は三浦佑介ヘッドコーチのインタビューです。更新は明日12月8日です。お楽しみに!

[西田理人・谷澤優佳]

◆和泉竜司 いずみ・りゅうじ 政経4 市立船橋高出身 173cm・68kg
◆小谷光毅 こたに・ひろき 政経4 ガンバ大阪ユース出身 170cm・65kg
◆瀬川祐輔 せがわ・ゆうすけ 政経4 日大二高出身 170cm・67kg