勝亦、上位を狙うも28位に終わる/日本学生選手権

ゴルフ 2014.08.30
 結果を残すことはできなかった。学生日本一を決める日本学生選手権が岐阜県多治見市のスプリングフィールドで行われ、男子からは勝亦悠斗(営2=富士市立)と正野有道(法3=杉並学院)が出場した。昨年5位と上位入賞が期待された勝亦だったが、初日の出遅れが響き、トータル7オーバーの28位タイに終わった。また、正野は第2ラウンドで敗退となった。

 初日に5オーバーの77、47位タイと出遅れた勝亦だったが、2日目に3アンダーで回り、トータル2オーバーの28位タイと巻き返した。3日目も雨の影響でスコアを落とす選手が多い中、我慢のゴルフを見せパープレーで回り、25位タイとさらに順位を上げ、上位を狙える位置につけた。

 1打でもスコアを伸ばしたかった最終日だったが、15番で惜しくもバーディパットを外すとパー3の16番で痛恨のトリプルボギーをたたいた。「勝負どころで短いパットを決めきることができなかった」(勝亦)とこの日5オーバーに終わり、トータル7オーバーの28位タイでホールアウト。試合後勝亦は「ショットは悪くなかったが流れが悪いまま4日間回ってしまった」と猛省した。

 今年の日本学生は例年以上にレベルの高い戦いとなり、上位との差もついた。勝亦も「コースが難しかったがはまればいいスコアが出るコースだった」と大会を振り返った。この悔しさを忘れず今後の大会で結果を残し、来年のリベンジに期待したい。

[石渡遼]

試合後のコメント
勝亦
「内容がよくなかったです。ショットは悪くなかったのですが、パターが悪くてそれだけで10~15打オーバーしてしまいました。ドライバーは安定していましたが、アイアンがよくなくてピンとは違う方へ打ってしまうことが多かったです。勝負どころで短い距離を決めきることができなったのが痛かったです。バーディを取ることができず、ボギーが先行してしまい、波に乗れませんでした。去年よりスコアが伸びていて、難しいコースでしたがはまればいいスコアが出ると思いました。トップ10を目標にしていたので悔しいです。初日と最後で77を出してしまい、この2日だけで10オーバーをたたいてしまいました。あそこで抑えることができていれば違っていたと思います。今後に向けてはショートパットとアイアンの精度を上げていきたいです」

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