笑顔で終わった廣瀬組/卒部試合

ラグビー 2024.02.05

 4日、八幡山グラウンドで廣瀬組の卒部試合が行われた。グラウンドには大勢の関係者やファンが駆けつけ、朝降っていた雨も昼には止み、笑顔の絶えないにぎやかな試合となった。選手、スタッフ含め4年生29名が紫紺のジャージに袖を通し各学年との試合に臨んだ。

 

 第1試合の1年生戦ではウイングに入った学生スタッフの児嶋基(情コミ4=明大中野)と大宮修平(理工4=明和)が躍動する。また、不京大也(営4=明大中野八王子)がラインアウトでジャンパーとなりチャンスを演出。選手、スタッフが一丸となって勝ち星を挙げた。

トライを決めようとする児嶋 

 第2試合の2年生戦ではスクラムハーフ中山律希 (政経4=天理)が巧みなボールさばきをみせ、右ウイング山本嶺二郎 (法4=京都成章)が2トライ。「今シーズン初めてのトライだったのでうれしかった」。その後中山、山本が見事なコンバージョンキックを見せ観客を魅了した。

コンバージョンキックを決める中山

 最終試合の3年生戦では3年生が円陣を組み、1、2年生の花道を抜けて登場。会場の空気を上手につかむと全員ラックや、千手観音という奇策を講じ、4年生を苦しめる。それでも地力で勝る4年生がリードしラストワンプレー。廣瀬主将が4年生ベンチに声を掛けるとベンチにいた全選手がグラウンドに駆け込んだ。全員がラインアウトに参加し、心を一つにしたモールを体現。ハイブリッド重戦車の名に恥じぬ押し込みでトライを挙げた。最後のコンバージョンキックは4年生全員が次々とキックをする振りが繰り広げられ、最後に廣瀬主将が蹴りノーサイド。「最後キャプテンが蹴るって決まっていたけど、こういう形で終われたのは僕たちらしかった」(林哲平・文4=東海大相模)試合終了直後3年生たちに廣瀬主将は盛大に胴上げされ、無事卒部試合は終幕した。

 全員ラインアウト

 「もうとにかく楽しかった」(廣瀬)。試合を通して、ユーモアが溢れるプレーが見られ、部員はもちろん観客を笑顔にさせた。試合後には部員全員が整列し、廣瀬主将が挨拶。最後はグラウン内でそれぞれが記念撮影をするなど、各自が残りわずかとなった八幡山グラウンドでの時間を惜しんだ。『ONE MEIJI』を体現した100代目ラグビー部の悲願の夢は後輩へと託された。

最後のコンバージョンキックを決める廣瀬


[保坂啓太郎]


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