
大澤、逆境はねのけインカレ連覇/全日本学生選手権
7月3日、第49回全日本学生空手道選手権大会並びに東西対抗戦が日本武道館で行われ、本学からは4選手が出場した。
まず、女子・組手の部で犬飼が出場。1・2回戦を突破するも、ベスト16 入りのかかった3回戦で「悪い癖が出た」と本人が話すとおり左突きがうまくいかずペースをつかめないまま敗れ、今後に課題を残した。
その中で健闘を見せたのは丸子。男子・組手の部で出場し、1回戦で一昨年3位入賞の金丸(近大)と対戦。圧倒的不利と思われたが、突きを有効に使い3ポイントを先取。。気迫を全面に押し出す試合運びで金星獲得への期待が高まる。しかし、後半相手のペースにのまれポイントを連取され敗戦。悔しい結果となった。
また、女子・形の部は伊藤と大澤が出場。伊藤は惜しくも予選落ち。一方、連覇の期待が懸かる大澤は一週間前にひじを痛め全く練習ができず「ぶっつけ本番だった」(大澤)。そのため準決勝、決勝と突きが二度突きになるなどまさかのミス。周囲はざわめき連覇に暗雲がかかる。しかし、そこは"学生女王"。持ち味であるキレのある演武でミスをカバーし優勝。見事連覇を果たした。
4月にナショナルチーム入りを果たした大澤。この逆境をはねのけてのインカレ制覇は、今後へのさらなる飛躍につながる。
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