大会後半戦 自由形で魅せた田渕 2個の銀メダル獲得/ジャパンオープン

水泳(競泳) 2023.12.06

 後半戦を迎えたジャパンオープン。海外勢や高校生が存在感を見せ、大いに盛り上がりを呈した。その勢いに乗り明大勢も躍動し、自己ベストや好結果を連発。中でも、松山陸(商4=春日部共栄)は今大会2個目の銀メダルを獲得、田渕海斗(情コミ3=日大藤沢)は3日目に400メートル自由形、4日目には800メートル自由形で銀メダルを獲得した。

 

◆11・30~12・3 ジャパンオープン(東京アクアティクスセンター)

◆3日目

▼男子50メートル背泳ぎ

2位 松山 25秒16

▼男子400メートル自由形

2位 田渕 3分49秒12

7位 庭野 3分53秒63

▼男子200メートルバタフライ

6位 上川畑 1分57秒84

 

◆4日目

▼男子800メートル自由形

2位 田渕 7分56秒94

▼男子50メートル自由形

8位 五味 22秒82

▼男子200メートル平泳ぎ

7位 廣島 2分12秒65

 

 大会3日目には男子50メートル背泳ぎで松山が登場。銀メダルを獲得した前日の勢いそのままに会心の泳ぎを見せた。得意のバサロキックで好位置につけると、大接戦を繰り広げ優勝争いを展開する。タッチの差で前日の男子100メートル背泳ぎに続き2位となったが、予選決勝ともに自己ベストを更新。「陸上でのトレーニングだったりウエートトレーニングが爆発的なスピードにつながる」(松山)と、練習法を変えたことによる今大会好調の要因を明かした。

 

 大会3日目の男子400メートル自由形、最終日の男子800メートル自由形では田渕が銀メダルを獲得。両日ともに、強豪・オーストラリアのマシュー・ガレアとの白熱した戦いを繰り広げた。また、男子400メートル自由形では2年ぶりとなる自己ベスト更新。「去年のジャパンオープンと比べるとやはり速くなっているので、その点で自信がついているなという感触とこれがオリンピックイヤーかという気持ち」(田渕)と自身の確かな成長を実感し、来年3月の国際大会代表選考会(以下、パリ五輪選考会)に向けての熱意を示した。

 

 廣島偉来(政経3=淑徳巣鴨)は、最終日の男子200メートル平泳ぎに出場。決勝に進出し、7位となったもののレース内容には納得いかず。「(本格的な練習は)まだ何もできていない」(廣島)と、これから厳しい練習で追い込んでいく覚悟を見せた。さらに廣島はパリ五輪選考会のみならず、来年2月にカタールで行われる世界選手権にも出場する。「カタールでいいタイムを出して、3月のパリ五輪選考会に臨めれば」(廣島)と大舞台をも糧にしようとする心意気をあらわにした。

 

 それぞれが手応えや課題をつかんだ4日間。多くの選手が見据えるのは3月のパリ五輪選考会だ。冬の強化期間を充実させ一段と成長し、1人でも多くの選手が憧れの舞台への切符をつかむ3月になることを期待したい。

 

[中川美怜、橋本太陽]

 

試合後のコメント

松山

――タイム面ではいかがでしたか

 「24秒を出したかったのであまり満足できていないですし、明らかにオーストラリアの選手と接戦だったのは分かっていたのですが、勝ち切れなかったですね。やはり優勝したかったので、まだまだ課題がたくさんあるなと感じています」

 

田渕

――自由形の強豪国のオーストラリアの選手に対して接戦を繰り広げました。実際に泳いでみてどんな経験を得ましたか。

 「今大会で9レース目になったので疲労はもちろんあったんですけど、もう少し速く泳げたなというのが正直なところです。こうして海外選手と真剣勝負できたという点ではいい経験になったかなと思います」

 

廣島

――ここ最近の調子はどう体感されてますか。 

 「練習もまだ全然積めていないですし、レースの練習もしていなくて、まだ何もできてない状態です。 12月と1月で上げていきたいなと思います」


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