鈴木渚左が準優勝 明大女子4年ぶりの快挙達成で夏関閉幕/関東学生選手権7日目

硬式庭球 2023.11.21

 ついに最終日を迎えた関東学生選手権(以下、夏関)。女子シングルス決勝戦が行われ、鈴木渚左女子部主将(国際3=野田学園)が準優勝に輝いた。明大女子4年ぶりの快挙で、7日間もの熱戦に幕を下ろした。

 

◆11・13~20 関東学生選手権(大宮けんぽグラウンド他)

▼11・20

[女子シングルス決勝]

鈴木渚 0{1―6、5―7}2 沼野(亜大)

 

【女子シングルス決勝:鈴木VS沼野菜海(亜大)】

 悪天候のなか迎えた決勝の舞台。大学公式戦にて自身初となる決勝進出を果たした鈴木は「自分のやってきたことを信じてやるだけ」と冷静沈着に大一番に挑んだ。しかし「風が強すぎて何が何だか分からなくなってしまった。自分がポイントを取れているときと取れていないときの把握ができていなくて、自分のプレーができなかった」。第1セットは吹き荒れる強風に苦しめられ、1―6で落としてしまう。

 

 トイレットブレークを取り、切り替えて臨んだ第2セット。第1ゲームをブレークし、続く第2ゲームもキープに成功する。「後悔しないようにやろうって決めていて、プレーに迷いがなくなった時はポイントが取れた」。強風に対処しながら、確実にチャンスをモノにしていく。試合は拮抗(きっこう)し、4―5で迎えた第10ゲーム。マッチポイントを握られるも、攻めの姿勢を失わず、見事なボレーで相手のスキをつく。そのままこのゲームを獲得し、巻き返しを図るも2ゲームを連続で落とし5―7で敗北。明大女子史上(創部)初となる頂点の座はまたもお預けとなった。

 

 「(今大会全体を通して点数をつけるとしたら)65点。最後の最後この決勝で自分の全部を出し切れなかったことがすごく悔しい」。リーグ戦後代替わりを迎え、新主将として挑んだ今大会で快挙を成し遂げた鈴木。しかし、準優勝という結果に満足せず、決勝で実力を発揮できなかったことに唇をかんだ。ここで味わった悔しさがキャプテンとしてもチームのエースとしても彼女を強くさせるに違いない。「インカレインドア(全日本学生室内選手権)では優勝したい」。次なる舞台でリベンジを誓った。

 

 同大会で創部史上初の男女ダブルス準優勝を果たした昨年度に続き、今年度も女子シングルス準優勝と、活躍を見せた明大硬式庭球部。しかし、女子シングルス以外はベスト16敗退となり、悔しさをにじませた選手も多かった。次戦は全日本学生室内選手権が控える。選手たちは今大会を足掛かりにさらなる上位を目指し、鍛錬に励む。

 

[井手満菜]

 

試合後のコメント

鈴木

――7日間の夏関を振り返って、成長できた点を教えてください。

 「準決勝では追い詰められた状態から追い上げることができたし、精神的にもタフな試合があったんですけど、自分の強みをどんどん出していくことはできたのかなと思います。どんな時も諦めないことだったり、サーブが前より良くなっているなとは感じます」

 

――主将に就任して何か変わったこと、また主将としての意気込みを教えてください。

 「やはり自分のことだけではなくて、みんなのことも考えてやらなくてはいけなくて、考えることがすごい増えましたし、負けられないっていうプレッシャーもすごい大きくなっていると感じます。私が結果をこうやって残して、みんなにも『私たちもできる』っていうふうに思ってもらえるようにこれからももっと頑張るし、王座(全日本大学対抗王座決定試合)優勝を目標に頑張っていきます」


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