春リーグ開幕 大竹のハットトリックで快勝/秩父宮杯関東大学選手権

アイスホッケー 2023.05.15

 秩父宮杯関東大学選手権(以下、春リーグ)開幕戦の相手は昨年度、1部への昇格を果たした日体大。入替戦に勝利し勢いに乗る相手だったが、昨年度春リーグ覇者の実力を余すことなく見せつけた。攻撃面ではFW大竹広記(営3=白樺学園)がハットトリックを達成し、7対1の圧勝。新体制初の公式戦を見事白星で飾った。

 

◆4・16~6・4 秩父宮杯関東大学選手権(ダイドードリンコアイスアリーナ)

▼5・14 対日体大戦(ダイドードリンコアイスアリーナ)

〇明大7{4―0、1―1、2―0}1日体大

 

 盤石の強さを遺憾なく発揮した。試合が動いたのは第1P開始4分。大竹がゴールに駆け込みながらリバウンドを叩き、幸先良く先制点を挙げる。追加点はそのわずか30秒後。FW佐々木宥弥(政経3=武修館)が相手の守備のスキを突いて華麗なロングシュートを決め、一気に流れをつかんだ。その後、2点を追加するなど攻撃の手を緩めず、第1Pのシュート数が明大22本に対し、日体大はわずか1本と攻撃と守備の両方で相手を圧倒した。

 

 続く第2PではFW亀本純門(文3=白樺学園)とFW丸山詳真主将(商4=北海道清水)が2人で抜け出し、息の合った連携で攻撃を仕掛ける。亀本が放った痛烈なシュートは大きくゴールネットを揺らし、5点目を奪った。第3Pは「井口(藍仁・商2=埼玉栄)がスピードで切り込んで、自分がゴール前で待って打つ形を練習していた」(大竹)。大竹がゴール正面からダメ押しの追加点を決め、ハットトリックを達成した。

 

 「たまに相手から攻められるとピンチになる場面があった」(DF竹谷莉央人・営4=白樺学園)。敵陣深くで攻める時間が長く、攻められた際に守備の人数が足りなくなるという弊害も発生。しかし、この言葉はいかに明大が攻撃の主導権を握り続けていたかを物語っていた。

 

 「今年度のチームが明大のホッケーをできれば負ける試合はない」(丸山)。昨年度の明大は春リーグと日本学生氷上競技選手権で優勝を果たしたが、秋の関東大学リーグ戦では宿敵・東洋大に敗北。3冠は惜しくも夢に終わった。今年度こそは3冠を達成し、絶対王者というさらなる高みへ。明大の長い戦いが幕を開けた。

 

[原田青空]

 

試合後のコメント

丸山

――今大会に向けてどのような準備をされてきましたか。

 「1週間前に北海道で合宿をした際にセット間の戦術など集中して短期間で仕上げて今大会に入ろうとチーム全員で話していました。準備期間は短かったのですが、その中でできることを行えたと思います」

 

竹谷

――今年度、副主将としてどのようなチームを目標としていますか。

 「4年生のDFも自分しかいないので、その点では下級生を引っ張るために声を掛けたりプレーで引っ張ったりしていけるよう頑張っていきたいです」

 

大竹

――得られた収穫を教えてください。

 「初戦でハットトリックを達成できたことは自分の中で大きいと思っています。これを決勝リーグで強い相手になったとしてもしっかり点を取れるように頑張りたいです」


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