試合後のコメント/全日本学生室内選手権2日目

2022.12.09

 熱戦が繰り広げられた全日本学生選手権(インカレインドア)2日目。今回は女子シングルス2回戦、男女ダブルス1回戦に出場した選手の試合後インタビューをお届けします。

 

町田晴(文4=四日市工)

――ファイナルセットの振り返りをお願いします。

 「特に最初は相手がいいプレーをしてきて、こっちとしてもそれ決められるかという感じで苦しい展開ではありました。ですが、そこで気持ちを切らさなかったことが一番の勝因でもあります。そこから特に、僕的には結構ダブルスで大事にしているファーストサーブや、自分のリターンをまず相手のコートに返していくことが2人でできていたので良かったかなと思います」

 

――バンダナを付けてプレーされているのは何か理由がありますか。

 「紫紺の魂を背負っているので、紫のヘアバンドを付けています」

 

――プレー中に一番意識していたことを教えてください。

 「引退してから何試合かして、特に勝負どころを取り切れないところがあったので、今日は勝負どころを特に強い気持ちを持って取り組むようにしていました。セカンドを最後取り切るところと、ファイナルセットの最後10―9のところをしっかり取り切るところは、自分の中でも強い気持ちを持って取り組めました。そういうところを意識して取り組めたのが良かったと思います」

 

横田大夢主将(政経3=足利大付)

――明大全体でダブルスが好調ですが、いかがですか。

 「リーグ戦の時から明治はダブルスが強いかなと思っています。町田さんにも出てもらっていて、そこは試合をやる前から勝ってくるだろうなと思っていて、(今日の結果に)驚いているわけではなく順当に勝ってくると思っています。2試合ファイナルに行っていて簡単な試合ではなかったと思いますし、でもやはり勝ち切ってくるなと僕自身は思っていました。僕はダブルスは信頼しています」

 

――今試合では調子がいいように見えました。

 「ペアが強いので、正直周りのことを気にせずに、自分のことだけに集中できているのかなと思います。コートも球が速いのでやることが限られていて、自分ができることを疑わずにやり続けようと思っていました。またペアがリーグ戦で組んでいた飯田(翔・商2=足利大付)と少し似ている部分もあるので、とてもやりやすいなと感じています」

 

副田温斗(営3=四日市工)

――今試合の振り返りをお願いします。

 「ファーストセットの入りがとても悪くて、お互いの良いところを出せなかったです。セカンドセットでは少ないチャンスの中で、相手のサービスゲームをブレークしてセットが取れたことがファイナルのいい流れにつながったと思います」

 

――ファイナルセットで意識していたことを教えてください。

 「簡単なミスは減らすということをお互いが考えながらやっていたのと、自分たちのサービスポイントは確実に取るということを意識しながらやっていました。ポイントの展開的には僕たちが先にリードすることができたのが良かったと思います」

 

吉田華菜子(法3=仁愛女子)

――シングルスの敗戦から生かせたことはありますか。

 「シングルスでは負けてしまいましたが、ストロークでは打ち合えていて、今の自分の課題である強いボールに対して逃げずにしっかり振り切ることをダブルスでもやっていこうと思っていました。相手の力のあるサーブに対しても押し負けずにストレートに流したら相手にぶつけられたことは良かったと思います」

 

――鈴木渚選手とペアを組んでみていかがですか。

 「後ろで力強く打ってくれるので、前でとことん動こうと決めて予選からやってきて、だいぶ2人のコンビネーションもあってきていると思うので、ストロークを生かしながら前で動いていきたいです。今日も私が弱気になってきた時に、しっかり声を掛けてくれる頼もしい後輩なので次も声を掛け合って楽しくやっていきたいです」

 

鈴木渚左(国際2=野田学園)

――シングルスの振り返りをお願いします。

 「シングルスでは結構今日はディフェンスが多めになってしまっていて、自分が好きな前に出るテニスが少なかったと監督や見てもらっている人に言われました。明日はディフェンスの後のポジションを大事にして一歩でも前に行けるようにしたいです」

 

――今試合で良かった点はありますか。

 「リターンがほぼミスなく入った感じで、ボレーも前に詰めて決めるべきところは決められたので、比較的どれも良かったかなと思います」

 

 

村田英夢(理工1=麗澤瑞浪)

――試合を振り返っていただけますか。

 「ファーストを取られて結構苦しいスタートだったのですが、落ち込まずに自分たちがやっていることは間違いないと思って、セカンドからは特に入りのところを大事にしようと考えました。そこからは切り替えていい流れをセカンドセットで作ることができました。ファイナルは結構緊迫した場面だったのですが、町田さんが取ってくれるという安心感を持って、しっかり自分は思い切ってやれるというふうに割り切ってプレーすることができました」

 

――プレー中に一番意識していたことを教えてください。

 「しっかりと姿勢を落として、特にボレーの時に簡単なミスが出ないようにしました。相手のショットも結構勢いがあって、速いボールが飛んできたのですが、そこに対して体が浮かないようにしっかり反応して、球際のところで食らいついていくようにしました。また簡単に打ち抜かれないようにしっかり手を出していくというところで、ボレーの反応のところを特に意識してやっていました」

 

山中朝陽(文1=四日市工)

――ファイナルセットに臨む前の心境を教えてください。

 「僕としては5―4でブレークできて、そのままの流れで勢いよくいけたかなと思っています。10ポイントタイブレークも最初に僕がダブルフォールトをしてしまいましたが、次のポイントで副田さんがリターンで入れてくれたので、吹っ切れた形でファイナルセットも臨めました」

 

――同校対決に向けて意気込みをお願いします。

 「何回もやってきている相手で、相手がやれることも分かっているし、自分たちのやれることも相手は分かっているので、そういった細かいところの戦いだと思います。今日の試合も負けかけていて、何とか勝った形なので明日も勢いよく強気に行きたいです」