大会直前インタビュー①/第67回全日本学生選手権

拳法 2022.12.08

 日本一の大学を決める全日本学生選手権(以下、府立)が12月11日に行われる。昨年度は見事連覇を果たした明大。今年度は圧倒的な強さで3連覇を狙う。大会を直前に控えた今、選手たちに大会に向けた心情を伺った。(この取材は12月3日に行われました)

 

野村龍星(文3=関西福祉科学大)

――今シーズンを振り返っていかがですか。

 「自分的に技術や体力よりも、心が強くなりました。試合を通して精神的に強くなっている気がします」

 

――府立で意識したいことは何ですか。

 「一発ももらわずに、圧倒的に僕だけ攻撃を当てて勝つということです。木村メイジに貢献したいです」

 

――7人制になりますが5人制との違いはありますか。

 「むしろ今年の明大は7人制の方が強い、安定するのではないかと。メンバー層が厚いので、7人制になれば相手チームの層も薄くなりますし、明大としてはプラスなことだと思います」

 

――4年生に向けてメッセージをお願いします。

 「先輩方に花を持たせたい気持ちでいっぱいですが、MVPは僕がもらいます」

 

井上晴陽(法2=三井)

――今シーズンで成長したことは何ですか。

 「1個の技で1本を取るのではなく、パンチでも蹴りでも組でも1本を取れたということは大きな成長ですが、苦手な部分は去年と同じ失敗を繰り返しているのでそこはまだまだだと思います」

 

――府立に向けて意識していることは何ですか。

 「去年の府立は負けなしで終わることができなくて、負けてしまって。先輩に助けてもらい結果的には優勝できましたが個人的な結果としては満足できなかったので、今年は団体戦負けなしという結果で終わりたいので、あと1週間自分でコンディションを整えて、府立は全勝で、結果的にも明治の3連覇になったらいいと思っていて、最後先輩の引退に花を添えたいと思っています」

 

――府立への意気込みをお願いします。

 「もちろん個人の結果としては2-0で、全体としては7-0で全部勝って優勝します」

 

土屋賢生(法1=関西福祉科学大)

――今シーズンを振り返っていかがですか。

 「僕は1年生で、今年1年は挑戦の1年でした。練習とかも初めてのことが多くて、何でもチャレンジしていく1年でした」

 

――府立で意識したいことはありますか。

 「中学、高校の時から観客席から大学生の試合を見ていて、その時から明大はずっと優勝していて、やっとその舞台に立てるので今わくわくしています。でもやはりキャプテンの名前に傷を付けたくない、自分のためでもあるけど、木村メイジ、木村先輩のためにも絶対優勝するために、7-0で全部勝ちたいと思います」

 

――府立への意気込みをお願いします。

 「僕はひとこと完結に。土屋賢生ここにありというのを見せます」

 

市川由奈(法3=関東学院)

――個人として府立に向けて強化してきたことはありますか。

 「自分のプレースタイルを確立することを意識してきました。野村に基本的な構えから教わり、構え方や重心の位置を変えて落ち着いてプレーできるようになりました」

 

――意気込みをお願いします。

 「自分は最後先輩に花を持たせて引退させてあげたいので自分のできる最高のプレーをして後悔のないように終われたらと思います」

 

――ありがとうございました。

 

[牛嶋淳太郎、新津颯太郎、菅波陸哉]


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