櫻井がJ2・ツエーゲン金沢へ来季加入内定!

サッカー 2022.12.08

 11月29日に櫻井風我(情コミ4=日大藤沢)のツエーゲン金沢への来季加入内定が発表をされた。明大からはこれで今年度のプロ内定者は5人目となる。明大で鍛え上げた三原則をもとに新天地でもピッチを駆け抜ける。

 

 幼い頃からプロサッカー選手になる夢を抱いていた櫻井。中学時代は横浜F・マリノスジュニアユース追浜、高校は名門・日大藤沢で活躍。その後は明大に入学。4年間でプロになることを決意した。中学、高校の3学年上には中村帆高(令2卒=FC東京)がいた。ポジションも一緒で、コーチからも攻撃的なプレースタイルが似ていると言われたことで櫻井は「お手本のようにしていた」中村と同じ明大への進学を決める。

 明大の同期のうち白圡大貴(商4=浦和レッドダイヤモンズユース)、福田心之助(文4=北海道コンサドーレ札幌U―18)、林幸多郎(法4=サガン鳥栖U―18)、木村卓斗(商4=横浜F・マリノスユース)、そして櫻井の5人がSB。始めはSBが多いことに驚きを感じたが、「頑張るしかないのでSBが多いことを楽しんで、激しい競争をしていこう」と気持ちを切り替え、し列なポジション争いに挑んだ。

 


(写真:「アミノバイタル®」カップ決勝で先発出場をした櫻井)


 1、2年次の競争を乗り越え、3年次の関東大学1部リーグ戦(以下、リーグ戦)第2節の拓大戦では待望のリーグ戦初出場で初得点。華々しいデビューを飾った。チャンスをつかんだ矢先、櫻井を苦難が襲う。練習で椎間板ヘルニアを発症。大ケガを負い約4カ月ものリハビリを経験した中で「自分を見つめ直して足りていないことを冷静に分析する時間が増え、足りないものと通用するものを冷静に見ることができた」。ケガでも腐ることなく謙虚に成長の歩みを止めなかった。そして苦しいシーズンから飛躍を遂げて挑んだ今季はリーグ戦では11試合に出場し1得点を記録。チームのリーグ制覇に貢献した。

 明大では三原則と言われる球際、切り替え、運動量の能力を基礎として求められる。自身も持ち味として挙げた「縦への推進力と何度もオーバーラップをする」姿は4年間で三原則を突き詰めた結果の賜物だった。攻撃時にはサイドを突破して味方にクロスボールを供給。守備の時にはディフェンスラインまで戻って味方を助ける豊富な運動量が魅力の選手だ。明大で培った三原則を武器にプロの世界で躍進を遂げる。

 大学生活で残す大会は全日本大学選手権大会(以下、インカレ)のみとなる。櫻井が1年生の時にインカレを制覇してから明大は優勝から遠ざかっている。3年前の歓喜の輪には中村もいた。「自分たちが見た日本一の景色を後輩にも残すこと」で憧れの先輩に見せてもらった頂点を今度は櫻井が導く番となる。

 

[石田聖]


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