早大に快勝 格上相手に白星を飾る/東京六大学女子対抗戦
立大に敗北を喫し、迎えた2戦目。今試合は関東大学1部リーグ戦で4位の早大が相手だ。前半は我慢強いディフェンスから着実に得点につなげる。明大は14点のリードを奪い前半を折り返す。後半は一進一退の攻防が繰り広げられるも明大は勢いそのまま相手を突き放す。結果は92―75と大差をつけ格上相手に勝利を収める。
◆11・12~20 第40回東京六大学女子対抗戦(立教大学新座キャンパス)
▼11・13 対早大戦(立大新座キャンパス)
◯明大92{16―10、29―21、24―20、23―24}75早大
スターターはPG沖咲月(文3=埼玉栄)、PG新林未悠(理工2=湯沢翔北)、SF神山南帆(文1=白鴎大足利)、SF佐藤美怜主将(文4=安城学園)、PF山本涼菜(文2=浜松開誠館)。
今試合は関東大学1部リーグに所属する格上の早大。前半は明大のディフェンスが光った。チーム全員が早大の鋭いドライブに対応し、相手の思うようなプレーをさせない。「シュートが当たっていて、自分で積極的に打つことは意識していた」(沖)。第1Qでは沖がバスケットカウントを2本、3Pシュートを1本決める活躍を見せ、明大に流れを引き寄せる。続く第2Qでも明大の勢いは止まらず、3Pシュートを基点に得点を量産。格上相手に14点のリードを残し前半を折り返した。
第3Qでは早大が追い上げを見せ、一時6点差まで迫られる苦しい展開に。それでも「相手の3Pシュートが入りだしているから止めようと話した」(新林)とタイムアウトで気持ちを切り替えた結果、徐々にペースを取り戻し再び相手を突き放す。第4Qでも早大の強いプレッシャーをものともせず、明大は得点を取り続ける。試合は92―75と17点差で見事勝利を収めた。
六大学対抗戦もあと3試合。つまり4年生の引退まで残り3試合を意味する。来週の試合について「4年生とできる最後の試合なので、明るく、楽しく明治らしくやっていきたい」(新林)と意気込む。今試合は明大のバスケットを貫き得た勝利だった。次戦をその勢いのまま勝利をつかみ取り、笑顔で終えて有終の美を飾りたい。
[戸部匡貴]
試合後のコメント
沖
――1部リーグ所属の早大が相手ですがいかがでしたか。
「春の新人戦で戦って知っている相手ですが、レベルの高いチームなので自分たちのできることをやろうと意識していました」
――次戦に向けての意気込みをお願いします。
「4年生との試合が3試合しかないので、4年生のいいところ盗みつつ、下級生としては次の試合につなげられるようにしたいと思います」
新林
――今日の試合を振り返ってみていかがですか。
「今日はみんなディフェンスがしっかりできて、チームディフェンスができたから流れに乗れたかなと思います」
――残りの3戦の戦い方はいかがですか。
「来週は多くの選手が出ると思うので、一人一人の個性を生かしてみんなでバスケットをしたいです」
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