チャンスを逃さない一撃 東洋大との死闘制す/関東大学リーグ戦

アイスホッケー 2022.11.08

 東洋大にファーストリーグでは3-9で大敗を喫してしまったが、今試合の明大は違った。目まぐるしい試合展開で前半は膠着状態に。2点リードして迎えた第3Pでは立て続けに失点をして一時同点となるも、勝ち越しは許さずセカンドリーグを全勝で締めくくった。

 

◆9・3~12・4 関東大学リーグ戦(ダイドードリンコアイスアリーナ)

▼11・6 対東洋大戦(ダイドードリンコアイスアリーナ)

〇明大7{1-0、1-0、5-5}5東洋大

 

 試合開始直後から攻守が入れ替わり、両チーム果敢にゴールに迫るも得点できない。これまでフェイスオフを奪われて主導権を握られてしまうことを課題としていた明大。だが、第1P終了間際にフェイスオフを勝ち取り主導権を奪取するとパワープレーによる数的有利をモノにし、攻め上がる。FW石井佑空(文3=白樺学園)から逆サイドのFW中條廉主将(政経4=白樺学園)へパスが通り、先制点を獲得。続く第2Pは、東洋大の一方的なシュートラッシュに苦しめられ、防戦一方で耐える時間が続く。だがGK中村柊志綺(政経3=北海道清水)の好セーブが連発さらにはディフェンス陣が「運動量を増やして守ってくれた」(丸山)と奮起。相手の一体となった組織的な攻撃を無失点で抑える。攻撃陣は、FW井口藍仁(商1=埼玉栄)が東洋大のスキを突き、ゴールに押し込み追加点。明大はわずかなチャンスを逃さない。

 

 2点リードするも、依然として予断を許さないまま迎えた第3P。FW丸山祥真(商3=北海道清水)が振り向きざまにシュートするなどさらに2点追加。しかし、このまま終われない東洋大がギアを上げだす。東洋大の猛追に「失点した後に動揺し、気持ちにスキが生まれた」(中條)と8分間で計5失点。同点となった残り1分、流れは完全に東洋大かと思われたが、必死に猛攻を防ぐ。2人がかりでパックを奪いクリア。ゴール裏から回り込んでいたFW大竹広記(営2=白樺学園)が鮮やかに奪取し、ゴール前にいた中條に値千金のパスがつながり「どフリーだったので決めようと思った」(中條)。流れを断ち切る主将の一撃に、チーム全体で喜びが爆発した。その後同点に追いすがろうとする東洋大がGKを下げ6人全員での攻撃体制に。最後はFW唐津大輔(法4=日光明峰)が無人のゴールにたたき込み、ダメ押しの追加点を決めた。

 

 全勝でセカンドリーグを終え、残すは負けられないファイナルリーグ。「自分たちも全力出し切って、絶対優勝します」(中村)と固い決意をみせる。チーム全員で優勝の2文字へ、気持ちは一つだ。

 

[杉田凜]

 

試合後のコメント

中條主将

――試合を振り返っていかがですか。

 「ファーストリーグ、3-9で負けたので勝てたのが一番大きいです。ただ3Pに5失点というのはあまり良くないです。勝ったから良かったのですけれど、そこが反省です」

 

――次戦への意気込みをお願いします

 「これからのファイナルリーグが非常に大事になってくるので、これで気を抜かずに。東洋も負けた分取り返そうと今まで以上に強い気持ちでくると思うので、しっかり僕らも立ち向かっていこうと思います」

 

丸山

――今日のチームは体を張ったディフェンスが印象的でした。

 「やはり東洋大はアタッキングゾーンに入ると下からもどんどん打ってきますし、ディフェンスも良いシュート打つ選手がたくさんいるので、キーパーが1本目止めてくれると信じて、自分たちは最大限キーパーにシュート届かせないようにしようと全員で話していました。みんな気持ちが出ていたと思います」

 

――最後勝ち切れた要因を教えてください。

 「3Pでシーソーゲームになりましたが、そこでベンチの中でも同点にされた後も気持ち切らさずにみんなで声出して盛り上げられていました。そこが今日の最後逆転して点決めて勝つっていうのに繋がったのかなと思います」

 

中村

――前半好セーブが連発していました。

 「自分だけでなく、ディフェンスも良い動きをしてくれて、良い守りができたと思います」

 

井口

――ファーストリーグのリベンジを果たせたことについて。

 「前回悲惨な結果になってしまって、そこを練習とかでも修正していて、そこができていたので良かったと思います」


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