リーグ戦4日目 男子は日体大に惜しくも敗戦 女子は5-0で快勝/関東大学秋季リーグ戦

バドミントン 2022.09.25

 秋季リーグ4戦目は男女それぞれ日体大、早大と対戦。男子は菊川旭飛(商3=聖ウルスラ学院英智)がシングルス・ダブルスで勝利に貢献するも、2-3で勝ちを逃す。女子はおのおのが役割を果たし、全ての試合を制してリーグ戦三つ目の白星を挙げた。

 

9・17~19、9・24~25 関東大学秋季リーグ戦(日体大米本記念体育館)

男子

 百上1-2〇野田

 菊川〇2-0馬屋原

 百上・山下組0-2〇杉本・吉田組

 農口・菊川組〇2-1江藤・石橋組

 本田1-2〇中村

 

女子

 上杉〇2-0吉田

 高橋〇2-0佐原

 上杉・木村組〇2-0吉田・石橋組

 中村・本田組〇2-1佐原・宇都組

 杉山〇2-0岩崎

 

 第2シングルス、第2ダブルスに出場した菊川は危なげなく1ゲーム目を先取。続く第2ゲームも相手に流れを渡さず21-15で獲得し、明大の1勝に貢献した。公式試合では初めてペアを組んだ農口拓弥(農4=福井工大福井)・菊川組。「農口さんが球をつくってくれたので、その勢いに乗って打つだけだと思い攻め切れた」(菊川)。相手のミスにも助けられ、1ゲーム目中盤に4連続得点を獲得する。さらに差を広げ、21-14でゲームを先取した。第2ゲームはインターバルの時点で11-8と3点リードの明大。そのまま逃げ切りたいところだったが、打球がネットにかかる惜しいミスなどで連続得点を許しゲームを落とした。勝負が決まる第3ゲーム。4点差をつけられる苦しい展開だが、菊川のショットがネットインすると、そこから6連続で得点を重ねゲームカウントは19-18に。ジュースに持ち込ませることなく、2-1で接戦を制した。

 

 女子は圧倒的な強さを見せつけた。全ての試合で白星を挙げ、うち4試合はストレート勝ち。エース上杉杏(商4=埼玉栄)は難なく第1シングルスを突破し、第1ダブルスでも相手に一歩も譲らない確固たる強さを見せた。第2ダブルスに登場した中村優希(文3=青森山田)・本田胡桃(政経2=埼玉栄)組は相手に第1ゲームを先取されてしまう。「自分たちのミスで相手に点を与えてしまうことが多かった」(中村)。続く第2ゲームでは接戦にもつれ込むも、ジュースに持ち込ませず21-18でこのゲームを制した。第3ゲームでは序盤から完全に流れをつかみ、21-11と確実に勝利を重ねた。初日からメンバーの変更はなく、安定したチームワークを印象づけた。

 

 いよいよ次の試合が今大会最後の1戦となる。男女ともに筑波大との対戦だが、それぞれがベストを尽くし、いい形で次のステップへ進めることを期待したい。

 

[上原朋子、増田杏]

 

試合後のコメント

農口

――試合の振り返りをお願いします。

 「コロナの関係で当日の朝に急遽6人しか出られなくなりました。ダブルスプレーヤーが2人しかおらず、限られたメンバーで組んだのですが、勝てたので良かったです。相手はアタックが強いという印象で、作戦的には自分たちから攻撃するのももちろんですが、レシーブに回ったときにいかに相手の攻撃をしのぐかというのを2人でテーマにしてやりました」

 

菊川

――試合の振り返りをお願いします。

 「1部リーグに上がってまだシングルスの試合で勝てていなかったので、何とか1勝をもぎ取ろうという気持ちで臨みました。ダブルスは普段練習していないので、簡単なショットのミスだったり決め球のコースなど、細かいところの精度を上げられればもう少し楽に勝てると感じました」

 

中村

――次戦への意気込みをお願いします。

 「次は今無敗中の筑波とやるので、勝ちたい気持ちを持ってやるのはもちろんなのですが、自分たちはチャレンジャーの気持ちで思い切って楽しみたいと思います」

 

本田

――試合の振り返りをお願いします。

 「第1ゲームで上手くいかなくなった時に、それを立て直すことが最近はずっとできていませんでした。第2ゲームに入って少し足も動いて、やっと自分たちの形を作れました。第3ゲームは自分が前に入って中村さんに後ろを打ってもらうという形が作れたため、怖がらずにプレーができて良かったと思います」


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