明大スポーツ第520号『レジャースポーツ特集』馬術部インタビュー拡大版
7月14日発行の明大スポーツ第520号の企画面では、馬術・乗馬の魅力を語ってくださった馬術部。その他、普段の部活動紹介も含めて新聞内ではやむを得ず割愛したインタビュー部分を掲載いたします。
(この取材は6月18日、19日に行われたものです)
鹿戸雄翔主将(農4=江戸崎総合)
――馬術の紹介をお願いします。
「生き物と共に頑張るスポーツです(笑)」
――馬術の魅力を教えてください。
「初心者には初心者の競技会も他のスポーツよりも多くあるので、それぞれの目標を設定し、それに向けてそれぞれの馬と頑張れることです」
――初心者向けには乗馬体験などもありますが、乗馬の魅力を教えてください。
「馬は日常生活を普通に生きていたら触れない大きさの動物だと思います。他の大きい動物は動物園などで離れて見るだけですが、この大きさの動物なのに人に従順であるがゆえに、一般人も親しめる場があるということがいいところです」
――馬のお世話をしていて楽しいことを教えてください。
「馬も生き物なので人間と同じで絶対的な能力値があります。それぞれの馬によって目標は違うのですが、その目標達成をしたときが楽しいです。競技会で勝つことでなくても、競技会に出ることが目標の馬もいますし、初心者を乗せて馬事普及をすることが仕事の馬もいます。そのような目標を達成したときは達成感があります」
――初心者が気を付けるべきところを教えてください。
「やはり馬も生きているということです。人間も初めて会ったときは徐々に距離を詰めていくように、馬に対してもいきなりべたべたせず、節度を持って接するべきだと思います」
小泉瑛璃(情コミ2=雙葉)
――馬術はどのような競技ですか。
「人も馬も大事で、どちらも合わさっていないといけないということが、最初に思ったことです。馬が良いだけではダメですし、人がうまくても馬が良くないとダメだなと思います」
――大学から馬術を始めたきっかけを教えてください。
「たまたま部活一覧で目に止まり、動物は好きでしたし、新しいことを始めたかったので馬術部に入りました。他の体育会は経験者が多いのですが、馬術は大学から始めた人も多く、初心者でもなじみやすいと思います」
――馬術の魅力を教えてください。
「馬の個性があるところが魅力です。馬によって癖や乗り方が違うのですが、見ていると徐々に分かってきます。最初はみんな一緒に見えますし、見分けもつかなかったのですが、『この馬はこういう馬なんだ』、『こういうことが得意なんだ』などが分かるようになります」
――馬とのエピソードを教えてください。
「試合の時に選手のサポートで馬付きをすると、その馬がどんどん可愛く見えてきます。また、生き物なのでお世話をする中で大変なことはたくさんあります。大きい身体なのに、小さい傷で大きな病気になってしまうことがあるので、やはり大変ですね」
――初心者が気を付けるべきところを教えてください。
「馬の後ろはできるだけ立たないことです。また、手出すとかんでしまう馬もいます。明大の馬はそういうことはあまりないのですが」
――ありがとうございました。
[春木花穂]
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