明大スポーツ第520号『レジャースポーツ特集』ボードセーリング部インタビュー拡大版
7月14日発行の明大スポーツ第520号の企画面では、ウインドサーフィンの魅力を語ってくださったボードセーリング部。その他、普段の部活動紹介も含めて新聞内ではやむを得ず割愛したインタビュー部分を掲載いたします。
(この取材は6月24日に行われたものです)
※写真はボードセーリング部提供
大島春哉(商3=佐倉)
――ボードセーリング部の紹介をお願いします。
「一番のアピールポイントは、日本一を経験していることです。伝統的な練習環境を崩さず、今でもOBOGの方が練習に来てくれています。今のチームの魅力としては、コミュニケーションや和気藹々とした雰囲気です。今日一日あったできごとを共有したり、学校であった話をしたり、先輩後輩の壁がほぼないような感じです。チームワークの良さは、他の大学のどこにも負けていないと思います」
――始めたきっかけを教えてください。
「僕は大学入ってから始めたのですが、(当時)コロナ禍で何もしていなかったです。新しいことに挑戦しようかなということがあり、色々調べていた時にボードセーリング部を見つけました。体験会に行って、仲の良さや、セーリングの楽しさなども乗れなかったのですがちょっと分かりました。そこで、自分もこのチームに所属したいなと思いました。大学生になって新しいことに挑戦して、初めてこれができたという感覚が久しぶりでした。それが1番の理由です」
――どれくらいで乗れるようになったのですか。
「僕が入ったのが7月です。8月になると夏練があり、週5日くらい練習します。そのお陰で、僕は大体2、3週間か1ヶ月未満で乗れるようになりました」
――ここまで続けて来られた理由を教えてください。
「まず第一に、セーリングが楽しいということがあります。毎日自然と触れ合っているので、毎日環境が変わるんです。ヨットなども同じなのですけど、風が強い日もあれば弱い日もあります。その中で自分の得意、不得意を見つけられたりするので、やはり飽きないです。僕は千葉に住んでいて、逗子に行くとなると2時間かかるんです。たしかに、なんでこんな電車乗っているのだろうと思うことはあるのですが、それでも続けられるくらい競技が楽しいです」
――海のスポーツに触れたことがない方々が始められるような環境はありますか。
「ウインドサーフィンを体験できる施設であったり、SUPを知っていますか。それも、レジャースポーツの一つなんですけど、ボードに乗って、カヌーとかで使うような漕ぐやつを使って自由に漕いでいくとか、そういうものも体験できたりします」
――よく『ウインドサーフィン・SUP Kaya』さんがボードセーリング部の関連の紹介で出てきますが、体験できるところなのでしょうか。
「そうです、普段とかは道具を置かせてもらっています」
――『ウインドサーフィン・SUP Kaya』さんとボードセーリング部のつながりを教えてください。
「ウインドサーフィンの体験に来ていただいたら、僕たち部員がインストラクターをやっていることもあります」
――教えることは難しいですか。
「難しいですね。例えば新歓は早くて1日の終わりの方にはある程度乗れるようになる子もいますね」
――ボードセーリングだけではなく、海でスポーツをすることの魅力を教えてください。
「場所によると思うのですが、逗子だったら富士山が見えたりします。大学生だったら普段都会の学校に行きますが、そのような生活からちょっと離れた非日常を体験できるのが海なのかなと思います。海を嫌いな人はあまりいないですよね。そのような場所でスポーツができるということは、運動好きからしたら好き×好きですごくいいのではないかなと思います」
――初心者がボードセーリングを行うときのコツや注意点を教えてください。
「真似することですね。乗れている人を見て動きを真似することと、海をよく観察することです。波とかを動きをよく見て、波が来るなと思ったら耐えられる姿勢を取ったり。海と風を見ることですかね」
――どういう形が始めやすいですか。
「やっぱり体験ですね。体験は絶対してみた方がいいですね」
――ボードセーリングを知らない人に向けてメッセージをお願いします。
「大学で何か普段『つまらないな』『刺激がないな』と思っている人にはおすすめです。新しく何か挑戦したい人にはうってつけのスポーツだと思います」
――ありがとうございました。
[金井遥香]
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