(女子)7、8級女子 絆でつかんだ団体2位/日本学生氷上選手権

フィギュアスケート 2022.01.08

 最終日を迎えた日本学生氷上選手権(以下、インカレ)では7、8級女子の試合が行われ、明大は見事女子団体で2位に輝いた。個人では、松原星(商3=武蔵野学院)が4位、本田真凜(政経2=青森山田)が10位、佐藤伊吹(政経3=駒場学園)が14位でインカレを終えた。

 

◆1・4~7 日本学生氷上選手権(帯広の森スポーツセンター)


 監督とコーチに言葉を掛けられて松原は笑顔で登場。技術面では、全日本選手権(以下、全日本)で2回転になってしまったトリプルフリップを、今回も高さが足りずリベンジすることができず「またフリップ失敗してしまったのが一番悔しい」と振り返った。表現面では、全日本での自身の滑りを見て、手先や腕の動かし方などを改善してきたという。その言葉の通り、顔の表情や細かい動作も美しくのびのびとした演技を披露した。また、総合2位という結果については「優勝できなくて悔しいけれど、みんなで2位になれたのでうれしい」と絆でつかみ取った順位をかみしめた。

 

 本田は大きなミスなくジャンプを決めていった。大人っぽい曲に合わせて、表情を変えていく本田の表現力に圧倒された前半。しかし後半からは胸を押さえて、苦しそうな表情を見せる。最後のポーズを決めた後ふらつくなど体調の悪さをうかがわせたが、何とか滑り切った。苦しそうだったが、チームのために根性を見せた。

 

 全日本で見事ノーミスを実現させた佐藤。「成功している良い演技を見ることで本番の良いイメージになれば」と本番前に見返すほど、佐藤の自信になっている。今回は惜しくも2本目のジャンプが抜けてしまったが、その後は次々とジャンプを決めた。「(ジャンプが抜けてしまったのは)焦ったけれど、その後のジャンプをまとめられたのは今回頑張れたところ」。スピンとステップはレベル3以上を獲得して点数を保ち、明大総合2位に貢献。しかし「中京大に勝ちたかった」と悔しさも見せた。

 

 自分の滑りが仲間の点数にもなるインカレ。普段の大会とはまた違った緊張感で、自分のため、そして仲間のために氷に立つ。「打倒中京大」。優勝の経験のある明大だからこそ、来年は再び表彰台の頂上に返り咲きたい。紫紺の絆がさらに強くなる予感だ。

 

[新村百華]

 

試合後のコメント

松原

――演技を振り返っていかがですか。

 「またフリップを失敗してしまったのが一番悔しいのと、スコア表を見たときにレベルの取りこぼしがスピンとステップであったので、そこが悔しい点かなと思っています」

 

――演技後はどんな話をしていたのですか。

 「『いやー、よかったよ』みたいな(笑)。公式練習も6分間練習も寒さなどでいろいろやられていて『跳べない』という感じでしたが『お寿司が懸かっているから』と気合を入れて頑張りました(笑)」

 

――明大フィギュア部門の雰囲気やまとまり具合はいかがですか。

 「それぞれリンクが違うのですが、集まったら楽しく仲良くやっていて、今日もみんなでお寿司を食べに行ってとても楽しかったです(笑)。それぞれみんな自由だし、独特だし、でも明治大学という一つのチームとして団体優勝を目標にして頑張ってきたので、優勝できなくて悔しいですが、みんなで2位になれたのでそれは嬉しいです」

 

佐藤

――演技を振り返っていかがですか。

 「2つ目のジャンプで抜けてしまったことにかなり焦りましたが、その後のジャンプをまとめられたのは今回結構頑張れたところだと思いました」

 

――全日本でのノーミスの演技は今でも自信につながっていますか。

 「今日のFS(フリースケーティング)の前も、公式練習では失敗があったので本番までに全日本のFSをもう1回自分で見ました。成功している良い演技を見ることで本番の良いイメージになればいいなと思って見たりしているので、全日本の演技は今もすごく自信になっていると思います」

 

――団体2位という結果についてはいかがですか。

   「『悔しい』の一言です。2年前に1位を取ったし、今回も狙えたので、そういう意味では悔しいです。引きずらないで切り替えるという感じです」



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