悔しさ残る総合14位 2年連続でシードを落とす結果に/箱根駅伝復路

競走 2022.01.04

 ベストメンバーで臨んだ往路は、まさかの17位という結果に終わった明大。何とか巻き返したい復路では、7区の富田峻平(営3=八千代松蔭)が区間2位、10区の橋本大輝(営4=須磨学園)が区間4位の走りを見せるも力及ばず。求めてきた強さを見せることができず、総合14位という結果に終わった。

 

1・3 第98回東京箱根間往復大学駅伝復路(箱根芦ノ湖駐車場入口〜大手町読売新聞社前)

14位 明大 11時間00分28秒

 

 10位の東海大までは3分06秒。明大にとって、苦しい位置からのスタートとなった復路。「流れをつくることができなかったのは悔しい」(杉本龍陽・政経3=札幌日大)。6区の山下りを任された杉本は順位を1つ上げたものの序盤のスローペースが響き、区間12位と苦い箱根デビューとなった。「自分が差を埋めなければいけない」(富田)。7区の富田は最初の1キロを2分43秒と攻めて入る。その勢いは衰えることなく、二宮の地点で同時スタートの4チームを大きく引き離した。1時間3分02秒で区間2位の好走。順位を2つ上げ、襷は8区・櫛田佳希(政経3=学校法人石川)へ。

 

 1年次に8区の経験がある櫛田は遊行寺の坂に備え、単独走でタイムを刻んでいく。しかし、ペースが上がり切らずそのまま戸塚中継所へ。9区の加藤大誠(営3=鹿児島実)も1年次から箱根を経験しているが、復路での起用は初。「シードに追い付く気持ちで走った」(加藤)。約1分先にいる神大を追いかけるレース展開だったが、じりじりと引き離され、差を埋めることができず。区間11位で襷は10区・橋本に託された。橋本は最初で最後の箱根路。「後輩たちに努力すれば結果を残せることを見せられて良かった」(橋本)。一般入試を経て入部した苦労人が4年間の思いを込める走りを見せ、区間4位。タイムは1時間9分11秒で10区の明大記録を更新し、部の歴史に名前を刻んだ。

 

 復路順位は3位と健闘したものの、総合14位でシード権を逃す結果に。強さを求めた1年。結果で示すことはできなかったが、ここまでの経験や取り組みは先につながるはずだ。「今まで以上の練習をしていかないと壁を越えていけない」(山本佑樹駅伝監督)。往路から流れをつくれず、実力を発揮できなかった今大会。もう同じ失敗は繰り返さない。来年度は明大競走部の真価が問われる1年となる。

 

[桑原涼也]

 

※レース後のコメントは後日「紫走堅固」にて掲載いたします。


関連記事 RELATED ENTRIES

定期購読・新聞購入のご案内 クレジット決済による定期購読