16人が自己ベスト更新し手応えをつかむ/MARCH対抗戦

競走 2021.11.25

 大学陸上界に新たな風が吹く。明大、青学大、立大、中大、法大の5大学でMARCH対抗戦が開催された。箱根駅伝(以下、箱根)の強豪、常連、新興校が名を連ね箱根の前哨戦として位置付けられた今大会。多くの選手が自己ベストを更新し、箱根に向けて弾みをつけた。

 

◆11・24 MARCH対抗戦 2021(町田GIONスタジアム)

▼❷明大

 

▼男子1万メートル

 1組

 4着 斎藤 302906

 16着 黒髪 311235

 21着 梅谷 314773 

 2組

 11着 金橋 300397

 14着 橋本基 301564

 23着 田村 311421

 3組

 3着 鈴木聖 284754

 10着 大西 291830

 14着 溝上 293764

 17着 中嶋 295121

 20着 島田 300474

 21着 杉田 301347

 23着 甲斐 302297

 4組

 9着 杉本 284629

 11着 下條 284786

 13着 杉 285771

 15着 曳田 290683

 16着 尾﨑 290996

 17着 佐久間 291539

 18着 丸山 292043

 19着 鈴木祐 292346

 23着 新谷 293496

 24着 東原 293541

 25着 吉川 293877

 26着 植田 294215

 5組

 2着 小澤 282067

 10着 富田 284177

 12着 橋本大 284350

 15着 手嶋 285275

 18着 加藤 285681

 27着 漆畑 29分50秒73

  

 第4組では杉本龍陽(政経3=札幌日大)が組トップを狙い、序盤から先頭争いを繰り広げる。レース後半に差し掛かり先頭からは振り落とされてしまったが、チームトップの成績でフィニッシュ。目標としていた28分40秒台に突入した。「今大会で見つかった課題はスタミナ不足」(杉本)。全日本大学駅伝では惜しくも走ることができなかったが、スタミナ強化に励み箱根では大学駅伝初出走を果たしたい。

 

 第5組には各大学の主力メンバーが揃う。その中でも小澤大輝(政経3=韮山)が存在感を示した。練習の一環として出場したものの余裕を持って5000メートルを通過したため「自己ベストを狙おうと切り替えた」(小澤)。日本学生対校選手権5000メートル王者の近藤(青学大)に食らい付き2位でフィニッシュ。自己ベストを20秒近く更新し箱根に向けてアピールした。

 

 今大会は陸上界を盛り上げようと青学大の原晋監督が企画を持ち込み開催が実現。従来の試合のスタイルとは異なりエンタメ性が重視された。ドローンを用いた臨場感溢れる撮影、そして試合の合間には会場が華やかなライトアップに包まれる演出も。「ディズニーランドのライトアップのようで面白かった」(鈴木聖人駅伝主将・政経4=水城)。また陸上では久しぶりの有観客開催となったのに加えて応援団も駆け付け、大会を大いに盛り上げた。「お祭り気分で走れる大会はなかなかない。これこそ陸上の大会」(加藤大誠・営3=鹿児島実)。さらにはチーム、個人順位上位8人、自己記録を大幅に更新した選手などには奨学金が授与される制度も設けられており、他に類を見ない大会に。早くも2回目の開催を要望する声も見られ、初の試みは大成功に終わった。

 

 明大は多くの選手が自己ベストを更新するも総合2位となり青学大との差を見せつけられた。目標とする舞台は約1カ月後と迫っている。この経験を糧にもう一回りレベルアップした姿を期待したい。

 

[萩原彩水]

 

第98回箱根駅伝まで、あと38日。

※レース後のコメントは後日「紫走堅固」にて掲載いたします。

試合後のコメント→


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