リーグ戦優勝確定! メンバー全員で勝利をつかむ/関東大学2部リーグ戦

バスケットボール(男子) 2021.11.01

 力の差を見せつけた。初めから相手のファウルを奪い波に乗る明大。第2Qでは相手の得点を1桁に抑える。後半では相手のディフェンスの圧力が増すも何とか突破し、92―64と28点もの大差をつけ、見事勝利をつかみ取った。

 

◆9・14~11・6 第97回関東大学2部リーグ戦(各大学体育館他)

▼10・31 東洋大 (駒沢オリンピック公園総合運動場屋内競技場)

〇明大92{24―15、23―7、22―20、23―22} 64東洋大

 

 スターターは、PG常田耕平(政経4=正智深谷)、SG吉村公汰(営3=土浦日大)、SF田邉太一(情コミ2=福岡大大濠)、PF中村吏(法4=正智深谷)、C溝口月斗(国際4=東海大札幌)。

 

 ディフェンスから流れを生み出した。序盤から攻守共に力を見せつけた明大。「ディフェンスリバウンドから良いオフェンスにつなげることができた」(溝口)。戦場となるゴール下での戦いを制し、相手の落としたボールを次々と奪っていく。さらにオフェンスでは、相手のゾーンディフェンスにも柔軟に対応。3Pを幾度となく決め、得点を重ねていった。

 

 リードを保ったまま迎えた後半戦。相手のディフェンスのプレッシャーが増す。「受け身になってしまった」(溝口)と、相手のプレスに対応し切れない場面が見られた。「修正力が足りなかった」(PF伊藤治輝・政経1=桐光学園)。体の接触が多い中、両チームのファウルが目立つように。第3Qの点数は22―20と、わずか2点差で終了した。続く第4Qでもターンオーバーが見られる場面がいくつかあったが、積極的に攻め込み何とか戦い抜いて見せた。

 

 今試合で他チームの勝敗数から、明大の2部リーグ優勝が確定。残すは来週の最終戦のみとなった。これまで10連勝という快挙を成し遂げている明大。「チームの層が厚くなってきている」(溝口)と、メンバー全員で試合に臨む。全勝での優勝まであと一歩。次なる試合にも勝利の期待がかかる。

 

[清水優芽]

 

試合後のコメント

溝口

――試合を振り返ってどうでしたか。

 「自分たちのディフェンスリバウンドから良いオフェンスにつなげることができたのは良かったです。しかし、途中からプレスを仕掛けられたときに引っ掛かってしまい、それをコートの中で修正できなかったのが反省点です」

 

――最終戦への意気込みをお願いします。

 「今試合の後半でプレスをかけられた時に受け身になってしまうという反省点が出ました。そういった反省点を次につなげ、最後まで気を抜かずに11連勝で試合を終えることのできるよう、気を引き締めて練習していきたいです」

 

伊藤

――試合中意識していたことはありますか。

 「自分は1年生なので、4年生からも『思い切りやれ』とか『積極的にプレーしていい』と言われていました。なので強くプレーするということを意識して試合に臨んでいます」

 

――最終戦への意気込みをお願いします。

 「自分たちの目標はリーグ戦全勝優勝なので、今試合で終わりではなく、次戦もまた気を引き締めて頑張ります」



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