試合後インタビュー/インカレ関東支部予選

ボードセーリング
2021.10.23

 11月に行われる全日本学生選手権(以下、インカレ)への出場権を懸けたインカレ関東支部予選(以下、支部予選)。明大は出場した全員が見事インカレ出場を決める快挙を成し遂げた。本記事では支部予選の振り返りとインカレに向けた選手たちの声をお届けする。

 

三浦圭主将(法4=光)

――支部予選はどのような位置付けの大会でしたか。

 「僕にとってはただのインカレに行くための通過点でしかなかったです。しかしキャプテンとしては、他の部員を通過させる使命感があって、特に2年生が初めての大会になってくるので、通過させてあげなければと支部予戦に向けて取り組んできました」

 

――全員が通過しましたがどう感じていますか。

 「一番は本人が頑張ったからその結果につながったと思います。僕たち3、4年生が引っ張ってくることができたのはあると思いますが、やはり本人がどれだけ意識を高く持ってやってこられたかが一番かなと思います」

 

――インカレの目標は何ですか。

 「優勝することです」

 

――インカレの部の目標は何ですか。

 「3年生なら入賞争いに入ってきてほしいというのと、田中翔(政経3=駒場)が今回4位というとてもいい結果を残す走りをしているので、入賞争いに入ってきてほしいです。2年生は自分が最も得意とする風が来たときにしっかりと実力を出し、シングルワンで走って自信をつけて、全国の大会で前を走るという感覚を味わってほしいです。4年生は、できれば3位以内に入ってきてくれたらいいなと思っています」

 

中島隼人(商4=暁星)

――順位はどのように受け止めていますか。

 「1日目は成績が悪く、結果が21位からのスタートとなってしまったので、なんとか入賞したいと2日目頑張りました。しかし最終レースで逆転され、惜しくも7位になってしまって、やはり1日目のポイントが大き過ぎたなというのが反省点です。1、2日目で安定したポイントを取らないとまずいなと思いましたね」

 

――収穫もしくは課題はありましたか。

 「スタートが課題ですね。収穫という面では2日目、しっかりスタートを決めて自分のレース展開をすれば上位に食い込めるなというのは分かったので、そういう面ではスタートはしっかりとこの先も極めていけば、もっと上位に食い込んでいけるなという道が見えました」

 

――インカレの目標と意気込みをお願いします。

 「メンズは10位までが入賞なので、5位以内で入賞したいです。沖縄はかなり海面が難しく安定的に走るのが難しい海面です。だからこそ、しっかり10位以内のリザルトを取り続けまとめていければ絶対入賞はできると思うので、一レース一レース集中して必ず入賞して帰ってきたいなと思います」

 

高橋薫平(営3=明大明治)

――大会を振り返っていかがですか。

 「こんなぎりぎりで通るとは思っていませんでしたが、通過できて安心しています。目標はもっと上でした。同期で10番以内というのを目指していましたが、全然駄目でした」

 

――レース後見つかった課題やこれから伸ばしたいところはありますか。

 「どうしてもレースになると、対風でコース取りしないといけないところを対艇でコース取りをしてしまい、自分の思い描いていたレース展開ができないことがあるので、対風を意識することです。もう一つの課題は苦手な微中風域でとんでもなくずぼってしまうことが多いので、微中風域を克服できるようにインカレに向けてレースなどを練習していきたいです」

 

――インカレの意気込みと目標をお願いします。

 「インカレでは同期10位以内を目標にして頑張りたいです」

 

田中

――大会を終えてみて今の気持ちはいかがですか。

 「僕は支部予選を夏の目標にしていたので、入賞するという目標をかなえられたという面では良かったかなと思います」

 

――昨年度より大きく順位を上げていますが自身ではどのように感じていますか。

 「数字として順位は上がってきているなと感じていますし、学年が上がって明治のボードセーリング部でやっているという責任感が出て練習にも精が出るようになりました。結果もその分付いてきてくれるようにもなったので良かったです」

 

――田中さん自身の強みは何ですか。

 「僕は三浦主将と同じで体が大きくて筋肉もある方で、あとはリーチとかもあって。風がないときと風が強いときのコンディションが他の人と比べてあるので、スピードでは他の人より負けないかなという自信はあります」

 

岡朋加(情コミ2=日大藤沢)

――順位を受け止めていかがですか。

 「1日目は5位、2日目は8位まで落としてしまったのは悔しいです。でも自分の中で最大限の力を出せてこの順位かなと満足しています」

 

――1日目には1位フィニッシュもありました。他のレースでも1位で回航していましたが振り返っていかがですか。

 「あの1位は、本当にまさか自分が大会で1位取れると思っていなくて。しかもあのレース、昨年度の4年生だった池田健星さん(令3法卒・現三重県スポーツ協会)と鈴木考太さん(令3国際卒)が見ていてくれて。お世話になった2人の前でピン(1位)を取れたのがすごくうれしかったです」

 

――インカレに向けて今後はどのような練習をしていきますか。

 「技術で3、4年生に付けられるような練習をしたいのと、スタートや苦手な風域をもう少し頑張ろうと思いました」

※写真は明大ボードセーリング部提供

 

[ボードセーリング部担当一同]