試合後コメント(早大戦)/王座出場校決定トーナメント(男子)

硬式庭球
2021.10.11

  全日本大学対抗王座決定試合を懸けた1発勝負のトーナメント。今回は早大戦(男子)後のインタビューをお送りします。

 

上原真吾監督

――今のお気持ちはいかがですか。

 「単純に悔しいね。完敗だよ。それでも、昨年度から比べればここまでできるようになったと思います。ここまでチームを引っ張ってくれたのは4年生がしっかり頑張ってくれた証しです。来週からは1位2位のチームがコロナで出られない場合を想定して3位決定戦が行われます。3位決定戦がどのように行われるかは分からないのですがそこに向けてチームをもう一回つくり直して勝って終わるように頑張りたいです。今回出た早稲田の選手も来年度対戦することになることもあるので、明治もダブルスの主力は4年生ですが、シングルスは田中(瑛士・商4=東京学館新潟)以外は3年生以下で構成されています。明治の多くの選手は来年もチャンスがあるわけですからそこに勝たないと俺たちは日本一にはなれないです。日本一になるために早稲田ではなく明治が勝つという気持ちで頑張ってほしいです」

 

――北岡志之主将(法4=法政二)・森大地(文4=東海大菅生)組は接戦をモノにしました。試合を振り返ってみていかがですか。

 「彼らも1年生のときから試合に出してはいますが、そういった意味では最後にやるべきことをやったと思います。ごまかしたりしないで、正面を見てやるべきことをやったと感じます。昔はテクニックに逃げていたと気弱な時期もあったのですが、今回も前回の亜大戦も含めて俺たちが引っ張ってやるぞという気持ちがショットにも伝わっていたなと思います。相手は強い選手だったので、そこに逃げないで真っ向勝負で打ち勝ったのは立派だなと思います。彼らは主将、副将で組んでいるわけですからそういった意味ではチームの士気を上げてくれたし、実力以上のものが出せたのかもしれないです。彼らが引っ張ってくれたおかげでシングルスにもいい流れで迎えたので感謝ですね。チームが勝てなかったのは残念ですが、やるべきことをやれば我々の力は出していけるということが確認できたかなと思います」

 

藤永啓人(営4=長崎海星)

――今の気持ちはいかがですか。

 「王座に向けてここまでやってきたのでそれがなくなったので悔しいです」

 

――第1セットを振り返ってみていかがですか。

 「出だしはすごくよくて、キープキープの流れだったのですが僕のサービスでブレークされてしまいました。そのゲームでネットインが2本連続であったり、不運なポイントが何個かあって、それが結局落とした要因になったのでそこを取り切れていたらまた違っていたかなと思います」

 

――今後への意気込みをお願いします。

 「僕自身は学生の最後の試合になるので勝って終わりたいですし、来年のためにも勝っていい流れで終わりたいです」

 

町田晴(文3=四日市工)

――ご自身の試合振り返ってみていかがですか。

 「序盤の立ち上がりはすごく良かったですが、中盤の向こうのディフェンス的な戦い方に対して、自分が中途半端な攻めというか、中途半端に相手に付き合ってラリーしてしまったりして、ミスが多く出てきてしまって少し良くなかったかなと思います。セカンドからはうまく切り替えて進めていけていたのですが、最後の一本の差というか決定的なポイントを取れるか取れないか、ファーストサーブが入るかとか、最後のボレーで決め切るかところで差を感じたなと思います」

 

――コロナに左右されてきたかと思いますが振り返ってみていかがですか。

 「僕自身はコロナというよりはケガで1年くらい空いてしまったのですが、みんなコロナなどで、しかも寮生活だったので縛られた生活だったのですがうまくみんな工夫しながら感染者も出さずにやってこれました。そこはみんなよくやってくれた、というのはおかしいのですが、みんなで助け合いながらできたかなと思います」

 

[久野稜太、金井遥香、渡辺悠志郎]