試合後インタビュー/関東学生優勝大会、関東女子学生優勝大会

剣道 2021.10.07

 2年ぶりに関東学生優勝大会、関東女子学生優勝大会が開催された。男子はベスト16、女子はベスト8で男女共に全日本学生優勝大会(以下、全日本)への出場を決めた。当記事では元吉拓海(政経4=東海大浦安)と山崎里奈(法4=中村学園女子)のインタビューをお届けする。

(この取材は10月4日に行われたものです)

 

元吉

――大会を振り返っていかがですか。

 「試合が終わってみたら、チーム内のコミュニケーションとかが欠けていた部分がありました。昨日ミーティングしてこれからどうしていこうかということをみんなと話した結果、毎日練習後に『今日の練習はこうだった』とか、みんなで指摘し合って、次の全日本までやっていこうと頑張っているところです」

 

――チームワークがうまくまとまっていなかったということですか。

 「そうですね。団体戦はチームワークが大事なので」

 

――当初の目標を教えてください。

 「優勝を狙っていましたが、ベスト16でふがいない試合となってしまいました」

 

――久々の団体戦でしたが、いかがでしたか。

 「男子は今まで1人は強い選手がいたのですが、今年はそういう人がいないので、ポジションごとに仕事をしたら勝てるのではないかという状態です」

 

――大会通して得たものや失敗したと感じたことはありますか。

 「やはりポジションの仕事をするというのが一番の課題で、諦めずにポジションごとの仕事ができていれば次につながったと思います。大将戦になって4分間守り切ればチームで一番調子の良い選手が団体戦に出られるのですが、私が仕事を果たせなかったことに課題があります」

 

――大将戦で試合場に入る前の気持ちはいかがでしたか。

 「絶対勝つというつもりだったのですが、今までやってきた相手とは全く違ってやりにくい感じがしたので、押し切れずに負けてしまったというのがあります」

 

――敗因は何だと思いますか。

 「足を止めなければ打たれないところだったので、そこは練習で取り組めてはいたのですが、止まってしまいました」

 

――当日のコンディションはいかがでしたか。

 「みんなそこに合わせてきたので、絶好調という感じでした」

 

――ライバル意識を持つ他大はどこですか。

 「スターがそろっているチームなので、強い中大とか筑波大です。そこに勝ちたいという気持ちはあります」

 

――主将としての心掛けはありますか。

 「私は口で言うのは結構苦手なので、背中で見せられるように誰よりも練習に取り組むことは意識しています」

 

――主将としてやってきて良かったことかありますか。

 「さまざまな役職の人と報連相をしてコミュニケーションとっているので、さまざまな人との関わりが増えたのは良かったかなと思います」

 

――コロナ禍で主将を任されていかがでしたか。

 「一つ上の代は強い先輩方だったのですが、大会がなくてなかなか全体で練習もなく、先輩たちを見て学ぶということができませんでした。私達の代で一からやるというのは難しかったです」

 

――全日本への意気込みと目標をお願いします。

 「全日本は優勝目指して、4年生は残り1カ月ほどしかないので、普段の稽古でやれることはしっかりやって臨みたいと思います」

 

山崎

――大会を振り返っていかがですか。

 「準々決勝で代表戦になって、そこで最上級生、大将としての役割を果たし切れなかったのが敗因の一つだと思います。ずっと今までの戦いで自分が勝てばチームが勝ち、自分が負ければチームも負けるということを言い聞かせながらやってきました。ですが、自分が負けたら負け、という気持ちの方が勝ってしまって、打たれないようにやっていこうという意識が強くなってしまいました。自分の攻めの剣道ができなかったので、そこを反省点として次の大会に生かしていきたいです」

 

――2年ぶりの関東団体戦でした。チームとして手応えはいかがでしたか。

 「昨年度大会がなかったので、大学生になって初めての子や新人戦以来の久しぶりの公式戦という子も多かったです。そういう中で、みんなの本番の出来次第ということで読めない部分もありました。ですがそれは他の大学も同じなので、思い切りやっていこうとみんなで話していました」

 

――大会を通して失敗や得たものはありますか。

 「チーム全体的に一本を取りにいく姿勢というよりも、打たれない姿勢の方が目立ってしまっていたと思います。一人一人が一本取ってチームに貢献するという気持ちを持たなければいけないです。打たれないという意識の方が強いと全日本では勝てないと思うので、そこはチームとしての課題です」

 

――準々決勝の代表戦はいかがでしたか。

 「相手は上段で自分よりも背が高い選手だったのですが、弱気になってしまいました。そこで消極的な姿勢になってしまって、やはり攻めていけなかったというのが反省点です」

 

――長い時間の戦いでした。

 「体力的には2回戦から大将戦が続いていました。どういう状況で回ってくるかも分からないので、常に緊張した中で自分の番を待つという状態でした。そういうところから精神面的には少し削られてしまっていたのかなと思う部分もあります。自分の集中力が代表戦で至らなかったところもあると思います」

 

――やりづらさはありましたか。

 「相手が上段だったので間を詰めていきたかったのですが、詰めたら打たれそうだなとかそういうことを意識し過ぎてしまいました。やりづらいというより、自分の思う間合いまで詰めていくことができなかったです」

 

――試合を終えて良かった点はありますか。

 「高校時代も大将をやっていたのですが、大将戦が回ってくるという場面があまりなかったです。ですが今回のように大将戦を3回経験して、3回中2回は勝つべきところで勝てました。そこは自分の自信にして、次につなげたいです」

 

――主将を務めてしばらくたちます。

 「先輩に頼るだけでなく、明大のいいところとして後輩も上級生に何か意見を言いやすい雰囲気があります。自分も下級生の時は先輩に頼り過ぎず、意見を出してやりやすい雰囲気をつくっていこうと意識していました。ですが、いざ自分が上級生になってキャプテンという立場になると責任感が違って、今まで上級生に引っ張ってもらっていたと実感しました」

 

――チームの雰囲気はいかがですか。

 「チームワークを高めてみんなが同じ目標を持って取り組んでいくということをチームをまとめる上で自分が一番意識してきました。練習後だったり練習の合間に話す機会をつくって、みんなの意識だったり目標が一つになるようにしてきました。関東優勝を目指して頑張るというところでは、みんな同じ目標を持って頑張れていたのではないかと思います」

 

――全日本への意気込みと目標をお願いします。

 「今回関東でベスト8という悔しい結果で終わってしまいました。試合を見ていて、自分たちも最後は一つのコートで試合をしたいなというのは自分だけでなくチームのみんなも実感したと思います。昨年度試合はなかったですが、その前の大会で2位が続いているので、昨年度大会がなくて試合に出られなかった先輩の思いや2位で終わってしまった先輩たちの思いまで背負って、全日本優勝という目標をみんなで持って頑張りたいと思います」

 

――ありがとうございました。

 

[金内英大、宇野萌香]


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