リーグ戦4連勝 駒大相手に快勝/関東大学2部リーグ戦

バスケットボール(男子) 2021.10.03

 開幕から3連勝で迎えた今試合の相手は駒大。序盤から攻守どちらにおいても攻めの姿勢で、当たりに負けない力強いプレーで相手を圧倒。その後も相手に屈することは無く、見事16点差をつけ白星を飾った。

 

◆9・14~11・6 第97回関東大学2部リーグ戦(各大学体育館他)

▼10・2 駒大 (関東学大金沢八景キャンパス)

〇明大83{23―16、19―17、19―15、22―19}67駒大

 

 スターターは、PG常田耕平(政経4=正智深谷)、SG吉村公汰(営3=土浦日大)、SF戸堀春輝(営4=国学院久我山)、SF田邉太一(情コミ2=福岡大大濠)、PF中村吏(法4=正智深谷)。

 

 粘り強さを見せた。第1Q(クオーター)開始3分半までは相手に9点のリードを許してしまう。しかし中村のゴール下シュートから徐々に流れは明大へ。相手がスキを見せればすかさずボールを奪い速攻を決める。さらに、戦場となるゴール下では相手の圧力にも屈せず体を張り、ファウルを奪う。そして、フリースローシュートを鮮やかに決め切ってみせた。一方、オフェンスでも、果敢にリバウンドに飛び込み、シュートブロックでも相手を威圧。序盤に9点あった差を一気に縮め、23―16で第1Qを終えた。続く第2Qの出だしも相手に先手を打たれてしまう。それでも開始から約3分後、ディフェンスをうまくすり抜けた常田のドライブインが決まる。さらに勝山大輝(法3=正智深谷)が3Pを決め、流れを取り戻し、点差を守り切る。第3Qではさらに勢いと威力が増す。強固なディフェンスで相手に得点を広げさせなかった。その後の第4Qでも力強さを見せつけ相手を圧倒し、83―67で試合終了のブザーが鳴るまで選手たちは闘志を燃やし続けた。

 

 「相手のやりたいことをやらせず、自分たちのやりたいことをやる」(田邊)。そのことを意識しながら、負けることができないというプレッシャーに立ち向かう。試合に出ている選手だけでなく、チーム全体で一つとなり声を掛け合っていた。次戦の相手は2部リーグでも上位に位置している上武大。今日の勝利を糧として次なる相手に挑む。目標である全勝優勝までの道は、着実に開けている。

 

[清水優芽]

 

試合後のコメント

常田主将

――今日の試合を振り返っていかがですか。

 「前回はあまり良い内容ではなく、ゲームの入りが課題だったのでそこに対して準備色々してきました。相手はあまり強くなかったのですが、内容的にはそこまで悪くなかった試合だと思います。チームの状態もリーグ戦の中でどんどん良くなっていっています」

 

――次の試合に向けて意気込みをお願いします。

 「とにかくやるべき仕事を全うして一人一人が目標に向かってチームのためにプレーすることが大事だと思います。この試合であればベンチのメンバーもとても辛抱強くやってくれましたし、出ていないメンバーもベンチで声を出して雰囲気をどんどん良くしようとしてくれました。とにかくこの2部の試合というのは我慢が大事になってくると思うので、今後もそれを続けてしっかりチームとして勝っていければいいと思います」

 

田邊

――今日の調子はいかがでしたか。

 「最近外のシュートが入っていなかったのですが今日は調子が良かったです」

 

――今後の課題は何ですか。

 「対策していてもやられてしまうところがあるので、そこを練習で突き詰めていかないといけないと思います」

 

――今大会に対するチームとしての目標と個人的な目標をお願いします。

 「チームとしてはやはり2部で全勝優勝するということと、インカレにつながるような試合をしていくということです。個人的な目標としては、積極的に攻めて守るというプレーをしていきたいと思っています」


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