常田耕平/秋季リーグ戦開幕直前特集 4年生インタビュー

バスケットボール(男子) 2021.09.13

 ついにラストシーズンとなった。今年度の4年生は2年次に2部落ち、3年次は新型コロナウィルスによって秋季リーグ戦が中止となり苦難の大学バスケット生活を過ごしてきている。既に2大会の中止が発表されている今年度。経験不足を危ぶまれる中で果たしてチームを最高の舞台に連れて行くことはできるのか。今回は最後のリーグ戦、そしてインカレ出場をかけて闘志を燃やす最上級生たちにインタビューを行った。

※第10弾は常田耕平(主将・政経4=正智深谷)選手です。このインタビューは9月1日に行われたものです。


――秋季リーグに向けて個人、もしくはチームの状態の仕上がりについて教えてください。
 
 「リーグに向けての準備は何か新しいことをしようという時期ではないので、トーナメントで出た課題であったり、修正を加えて改めてチームとして正確にしないといけないものを確認し合ったりしていました。その中でコロナ禍で練習試合が組めてないのもありチームが今どんな状態なのかっていうのはわからないですけれど、選手個々を見れば状態は悪くないのかなって思いますね」


――春季トーナメント戦の課題というのはどういったものでしょうか。

 「去年のインカレチャレンジマッチで勝ってインカレに出ていることもあり、1部のチームも自分たちを対策してきます。トーナメントでも神大戦ではセットプレーなど選手の特徴をしっかりと分析されていてそれに対して対策を練ってきたというのに対応できなかったんですよね。それでいろいろな場面や対策に対する適応力を課題としてやってきているので練習中にもいろいろなことを想定しながらそれに対する対応策、それぞれが何らかの武器を持っておくことをやってはいます」


――昨年度のオータムカップは準優勝、この時点で来季の課題は見えていましたか。
 
 「どこに照準を合わせるのかが大事になるのかなということは正直思っています。なめているわけではないのですがやはり1部の下位のチームとだったら何ら遜色なく試合ができますし、練習試合をしても勝てるので。じゃあその次にどこに目標を置かなければいけないのか、あの時自分たちはインカレに出場する、一部のチームを倒すことが目標でした。今年はインカレベスト8を狙っていますが、それにはどちらにしても1部を倒さないと見えてこないと思うのでそこに固執するのではなく、大会でしっかりとした結果を出すことを目標にした方がいいのではないかということで目標にしましたし、個人としては去年からガードにチャレンジして、いろいろな課題が見えてきましたし自分のコントロール能力がまだないことやそこの経験が課題っていうのはありました。トーナメントを終えて自分の得点能力が低いのが出てしまった部分もあったのでそこも上げていきたいです」


――代として行ってきたことは何かございますか→ありますか。
  「個人的な話にはなるのですがトーナメントを終えて思ったことは自分はチームのために考えすぎてしまっていたと感じました。チームのためにいろいろなことをしなければいけないと思っていましたし、スカウティングや後輩とのコミュニケ―ションなどを結構やり過ぎちゃっていて、そこが一番必要な部分だと考えてはいたのですがそこにとらわれすぎて自分のプレーを見失ってしまったのがトーナメントでした。なので今はどちらかかというと自分のことを一番に考えていますね。チームのために今何かしようとしているというより個人として得点を取るというところを自分で意識してやっているところですね」


――今年の2~3月に三遠ネオフェニックスの特別指定選手、練習生としてプロチームに帯同していました。そこでの収穫などはありましたか。

 「行けたのは関わってくれたいろいろな人たちのおかげなので、本当に自分の実力で行ったとは思っていません。その時のチームの実情などで呼んでいただいたというところだと思うので、自分の中ではやったという感じはないですね。でもその中でバスケットに取り組む考え方とか、プロの世界を見て自分に何が足りないものが知れましたし、その中でシュート力はどのポジション、どの選手にも必要な力なんだなと個人的には感じました。あとは自分がバスケットを、あまりにも知らなすぎたというところも実感しましたね。細かいルールやディレイドのポジショニングなどがそうですね。2カ月くらいですがさまざまなことを教えてもらったので、そこを今のチームに還元していますね。バスケットを深く知れたな、まだ知ることがあるなと思いました」


――春季トーナメント戦では下級生の活躍が多く見受けられました。秋季にもその力は必要になってきますか。
 
 「自分も個人的には下級生の力には注目している部分があるし信頼を置く部分もあります。ですがコロナ禍もあって昨年もリーグ戦を戦ってないことや3年生はリーグ戦があったときはまだ1年生なのでリーグを全試合フルで戦い切ったのは自分と溝口(月斗・国際4=東海大札幌)くらいなので、リーグ戦をフルで経験した人数があまりにも少なすぎることが今年の一番の課題になる部分かなと思います。1試合ずつではあるんですけどリーグってトーナメントとはまた全然違うんですよね。やはり負けても次の試合が必ずある、決まった試合数をこなさなきゃいけないというところですごくトーナメントと全く違った難しさがあって、そうなったときに経験をしていない下級生にどれだけ助けてもらうっていうところに期待を寄せていいのかというのは違う部分もあるとは思います。やはりリーグ戦という期間、全勝優勝して1部に上がるという目標を掲げるのであれば、上級生がコートの中でしっかり結果を出すことですね。その中で下級生がついてくると思うので、まずは上級生のコート内での結果から下級生の勢いであったり期待を寄せている部分が合ってくればいいと思っていますね」


――チームの鍵となる選手はいますか。
  「自分たちの代で言えば戸堀(春輝・営4=國學院久我山ですかね。戸堀のシュート力はチームトップですし、今のチームには必要なので期待していますね。下級生では田邉(太一・情コミ2=福岡大大濠)が昨年も公式戦でしっかり結果も残していますし、トーナメントでも自分なりにもいろいろ考えてプレーしていて、この期間も責任持ちながらやっていると感じているので自分はその2人には期待していますね」


――ラストシーズンとなります。最後にかける意気込みを教えてください。
 
 「とても充実した4年間というわけではなかったです。1年生のときは試合に出れませんでしたがそれでもインカレでベスト8まで連れて行ってもらいました。2年生の時に2部に落ちて、3年生のときは1部に上がれる力のある選手たちがそろっていたにも関わらずコロナ禍で目標が達成できずラストシーズンは2部でプレーすることになったりと、諸々含めて最高の大学生活とは言えないですね。なので自分たちの最後の仕事は1部に上げてその次の代につなげるというところですね。1部に上がったからといって今年もインカレに出られるってことではないので、しっかりとインカレチャレンジマッチで勝つこともですね。インカレは来年も再来年にもつながってくることなのでしっかりとそこまで連れて行く、というのが自分が明大バスケ部にできる最後の仕事なのかなって思うので、いろいろなプレッシャーや責任もありますがそれもひっくるめて満足のいく結果が出ればいいのかなって思います」

 

――ありがとうございました

 

[菊地秋斗]


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