100点ゲームで大勝! 神大に向けてはずみをつける/春季トーナメント戦

バスケットボール(男子) 2021.07.06

 大会中断と延期が重なり約2ヶ月遅れで始まった春季トーナメント戦。前半からさまざまな選手を使いながら対戦相手の朝鮮大を圧倒していく。第4Qはなんと驚異の52得点と抜群の攻撃力を発揮し、127―47で快勝した。

 

◆4・25~7・11 春季トーナメント戦(秋葉台文化体育館他)

▼7・5 対朝鮮大戦(秋葉台文化体育館)

○明大127{20―8、30―11、25―19、52―9}47朝鮮大

 

 スターターは、PG塚本舞生(政経4=明成)、SG越田大翔(政経1=明成)、SF田邉太一(情コミ2=福岡大大濠)、PF中村吏(法4=正智深谷)、PF伊藤治輝(政経1=桐光学園)。

 

 負けたら終わりのトーナメント戦で幸先の良いスタートを切れた。「オフェンスは重たい時間があった」(PG常田耕平主将・政経4=正智深谷)と前半は攻撃がつながらず攻めあぐねる。それでも高さで朝鮮大に優位をとり「守りから速攻につなげることができた」(PF結城智史・営2=土浦日大)と、リバウンドを取りながら着実にリードを広げていった。第2Qからは主将・常田がコートへ。「他の選手のことを考え、気持ち良くプレーさせることを意識した」(常田)と幅広い攻撃の起点として得点を突き放した。

 

 後半は攻撃力が爆発し、神がかったペースで得点を重ねていった。その中でも田邉は「ディフェンスが中に向いていたので、外がフリーになっていた」と3Pシュートを量産。「得点力や安定感は信頼している部分がある」(常田)と主将も太鼓判を押す活躍だ。今回、明大は1年生から4年生まで幅広く使いながらそれぞれが持ち味をしっかりと発揮。第4Qだけで相手の総得点を上回るという圧倒的な内容で勝利を手にした。

 

 次戦は1部リーグに所属する神大。「(神大は)守りをすごく頑張ってくる。それでも自分たちのプレーをしっかりすれば良い試合展開に持っていけると思う」(田邉)。「自分たちのプレーをすれば負けるチームではないと思う」(結城)。たとえ相手が強豪であっても、自分たちのバスケに自信を持ち決して怯まない。今年度の明大は心技体全てが最高峰のようだ。

 

[菊地秋斗]

 

試合後のコメント

常田主将

――前半の攻撃はどうでしたか。

 「相手が離してディフェンスしていたこともありどこか迷いながらシュートを打っている選手が多かったですね。タイムアウトで結果は気にせずそれまでの過程を意識するように伝えてからは、内容は違ってきていたように思います」

 

――次戦の意気込みをお願いします

 「神大との試合は明大の力を証明するためにも勝たなければいけない試合。次につなげるためにもチーム全員で勝ちにいきます。今年の明大は強いです」

 

結城

――今日の試合を振り返ってどうでしたか。

 「初戦の入りはとても大事なので重要視していました。なのでうまく試合になれることができたところは良かったです」

 

田邉

――今日の試合の全体的な感想をお願いします。

 「今試合は明大の強さが前面に出ていた試合だったと思います。しかし、まだターンオーバーの数が12個と決して少ないとは言えないので、次の試合までに修正しないと行けないところだと思っています」


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