2年ぶりに春開幕 日大を下す/関東大学春季大会

ラグビー 2021.05.02

 飯沼組の戦いが幕を開けた。今季初戦となる日大戦で掲げたテーマは〝Keep Moving〟 。「運動量でも相手に勝つことを意識した」(スクラムハーフ飯沼蓮主将・営4=日川)。その言葉通り80分間走り続け後半逆転に成功。初戦を白星で飾った。

 

◆5・2 関東大学春季大会Aグループ(日大稲城グラウンド) 

▼対日大戦

 ○明大24{12―12、12―7}19日大

 

 逆転で白星をつかみ取った。初戦の相手は昨年の大学選手権でも戦った日大。同点で迎えた前半36分、敵陣22メートル付近でのスクラムから素早いパス回しで展開し、右ウイング松本純弥(政経4=佐賀工)がグラウンディング。「チーム全体で取ったトライだった」(松本純)。しかし、前半終了間際にトライを奪われ同点で前半を折り返す。

 後半はリードを許すも、27分に村上慎(商4=法政二)のトライで同点に追いつく。「控えから勢いをつけられるよう準備していた」(村上)。さらには齊藤誉哉(文3=桐生一)が今シーズンから取り組んでいるセンターでビックゲイン。最後はサポートに入った金昂平(政経1=大阪朝鮮)が大学公式戦初トライ。「良いサポートができた」(金昂)。控えメンバーが躍動し逆転に成功。明大の層の厚さを見せつけた。終了間際に日大の猛攻を受けるもリードを守りきり飯沼組の初陣を白星で飾った。

 

 勝って成長していくチーム。これが飯沼主将の考える理想のチームだ。「全員で課題を見つけ共通認識を持ちながら、1試合ごとに成長していきたい」(飯沼)。勝って慢心せず、ひたむきに成長する。「ゲームに向けた準備をこれから高めていきたい」(フッカー田森海音・政経4=長崎北陽台)。今後さらにチームとして成熟していく飯沼組に目が離せない。

 

[牛嶋淳太郎]

 

試合後のコメント

飯沼

――試合全体を振り返っていかがですか。

 「初戦で固くなってしまったところがあり、チャンスでミスが多くて流れに乗りきれず80分間ズルズル過ぎてしまったことが反省点です」


田森

――今季の目標を教えてください。

 「全試合に出続けて、昨年からうまくいっているセットプレーの文化は残しながら、しっかりフィールドで存在感を残せたらなと思います」


松本純

――個人の目標はありましたか。

 「ウイングなので、トライを取ることが目標ですが、コミュニケーションをきちんと取ることが今日の目標でした」


村上

――今季の目標を教えてください。

 「3番で出場して日本一になることです。チーム全体でも個人でも成長できたらなと思います」


齊藤

――悪天候の中でゲームメイクで意識したことはありますか。

 「ミスが多くて、慌てている感じがあったので、しっかりとコミュニケーションを取って、ゲームを落ち着かせて、みんなのいいところを引き出せたらなと思って試合に臨みました」


――初めての公式戦はいかがでしたか。

 「朝はとても緊張しましたが出番が近づくごとにわくわくしてきました。コンタクトの激しさが高校とは違いました。プレーの精度とか集中力がすごいと感じた試合でした」


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