試合後インタビュー 現役編/明大卓球部90周年記念事業 ・ドリームゲーム

卓球 2020.10.21

 明大卓球部90周年記念事業 ・ドリームゲーム後の現役選手コメントを掲載いたします。

 

大会後コメント

髙山幸信監督

――今回、監督から見て選手の様子はいかかでしたか。

「久しぶりの試合でもありましたが、この試合が行われるとなってから、もしかしたら自分も出られるかもしれないという感じで、一人一人のモチベーション、競争意識はできたと思います。良い意味で刺激をもらって良い試合ができました」

 

――この新型コロナウイルスの状況下は監督も初めてだと思いますが、この中で4年生を送り出すことについてどう思われますか。

「4年生にとっては最後の年ですし、リベンジをしたいという気持ちもあると思います。この時にコロナが出てしまったというのつきがなかったと思うしかないですね。それでも世の中には職がなくなった人、体調が崩れた人もいます。試合はないですが、僕らは健康で安全に練習できる環境にあったということは幸せな方だなと思わないといけないのかな、と学生に話しています」

 

――残り2名の選手の選出はどのような方法で行われましたか。

「西(康洋・商3=明徳義塾)については、昨年から団体戦での活躍が目立っていたというのと、次期主将としての期待も込めて出しました。宮川(昌大・情コミ1=野田学園)については人一倍練習量も多く、ここまで高校の時の試合以外は見ていなかったので、来年度に向けてこのような緊張する場面でどのような試合ができるのかということも含めて。もちろん、実力的には劣らない選手ばかりですが、この2人に今回は絞らせてもらいました」


(写真:主将の意地を見せた龍崎)


龍崎東寅主将(商4=帝京)

――今大会に向けてどのような心境で挑みましたか。

「主将になってからコロナで試合が全部なくなって残念でしたが、このような盛大な大会を開いてくださり、選手として選出していただいて本当にうれしかったです。試合に出るからには絶対勝ちたいと思っていたので、格上の選手に勝てて本当によかったです」

 

――練習では主将としてどのように意識して動いていますか。

「試合がないので練習しているときは自分が一番集中して、自分が一番頑張って。背中で見せるというか。他の人にもそんなに注意しませんし、一番自分がしっかりしないといけないなという意識で練習に取り組みました」

 

――森薗政崇選手(平28政経卒・現岡山リベッツ)がインタビューで「Tリーグまでにリベンジしたい」と。

「またたぶん試合することもあると思いますが、この調子でリベンジされないよう、返り討ちにしたいと思います(笑)」


試合後コメント

西

――途中追いついてラリーを制した場面もありましたがそこから何か変わりましたか。

「強気な姿勢を保つことができたしプレー的にもすごく良かったんですけど、やっぱり最後は相手のうまいプレーでかわされてしまいました」


(写真:ベンチでは和やかな雰囲気の現役学生チーム)


宮川

――今回は大学の団体戦のデビュー戦となりました。どのような心境で挑みましたか

「新型コロナウイルスの影響で団体戦がなくなってしまって、自分が出れる試合が本当に少なかったんですけど、こんな豪華なメンバーに自分を選んでいただいてすごく感謝しています。ありがとうございます」

 

戸上隼輔(政経1=野田学園)

――激しい試合でしたが、いかがでしたか。

「全日本の時に丹波孝希選手(平27政経卒・現スヴェンソン)とは一度対戦させていただいて、その時は自分のプレーに集中した結果、4―0という結果が出たと思います。今回あの時と同じように、チキータとバックハンドで積極的に自分のプレーができたら絶対に勝てると思っていましたが、試合をやっていく中で流れがあって、そういった中で自分が立ち直れなかったのが最後に出たのかなと思います」


(写真:全日本王者の戦いを制した宇田)


宇田

――水谷隼選手(平23政経卒・現木下グループ)とは以前対戦されたことはありますか。また今回は全日本王者同士でしたが、いかがでしたか。

「中学2年生の時に試合してその時は1―2でした。それ以来です。戦術面で崩されかけたんですけど、持ち堪えて自分のペースでいくことができたので良かったです。(水谷選手は)過去の何度も(タイトルを)獲っている選手ですし、今年の全日本は僕が優勝しましたが、水谷さんは出ていなかったんでここで勝っておきたいと思っていました」

 

――4年生になるまでの目標の目標を教えてください。

「個人としては世界ランクを上げることが大事ですが、明大としては1年生ですけど1年生なりに、自分なりに引っ張っていけるように頑張っていきたいです」


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