インカレ2日目 激闘制しつかんだ勝利/全日本学生選手権

ハンドボール 2019.11.09

激しいつばぜり合いを制した。序盤から追う展開が続く中、ラスト3秒で清水裕翔(営1=氷見)が見事に速攻を決め同点に追い付く。迎えた延長戦では明大らしいディフェンスからの速攻が決まり、40-36で勝利。ベスト8に進出した。


◆11・8~12 全日本学生選手権(セキスイハイムスーパーアリーナ他)
 
▼11・9 対大経大戦(セキスイハイムスーパーアリーナ)
 
〇明大40{17-16、16-17、7-3}36大経大


 「相手の分析が足りなかった」(大畠洋斗・政経2=法政二)。そんな油断が巣くっていたからか、序盤から相手の激しい速攻に圧倒される。前半こそなんとか1点のリードを奪うも、後半に入るとひたすら相手を追いかける展開が続く。点差はどんどん開く一方で、残り5分の時点で4点差に。「これは負けたな」。観客席からはそんな声が漏れだした。


 それでも勝利は譲らない。「ガンガン行くしかない」(山田信也主将・政経4=愛知県私立愛知)。TO(タイムアウト)から再開後すぐの清水のシュートを皮切りに速攻プレーがかみ合い、相手をじわじわと追い詰める。ラスト3秒、これにとどめを刺したのはルーキーたち。1点ビハインドの場面で可児大輝(政経1=春日丘)から出されたパスは清水に渡りそのままシュート。土壇場で同点に追い付くと、直後に終了のブザー。会場が大歓声に包まれた。「走り込みもしていたし、延長になったら勝てる自信は体力的にもあった」。加藤良典監督の思惑通り、延長戦は明大の独壇場となった。持ち味の速攻プレーで4点差まで突き放し、大きな1勝をつかみ取った。


 次戦の相手は秋リーグでも勝利を収めた筑波大。「リーグ戦とインカレとは全く違うので、気を引き締めて」(山田)。今日のような油断は大きな命取りになる。優勝に向けての物語はこれからが本番だ。 


[内田朝] 


試合後のコメント

加藤監督

――今日の試合を振り返っていかがでしたか。

「一試合通してタフな試合でした。自分たちのペースでゲーム運びをすることができなかったです。それが延長までいってしまった要因だと思います」 


門間優次郎前主将(平31法卒)

――後輩の試合を見ていて思うことはありますか。

「自分の引退から一年経ったんですけど、やっぱり懐かしいですね。ただ相変わらず危ない試合をしているようで(笑)。とりあえず勝ててよかったなと思います」


山田

――後半ラスト5分の心境はどうでしたか。

「ガツガツ行くしかないと自分でも思っていました。ミスできない場面だったのでどんどん走るしかないということはチーム全員で意識統一できて、同点まで行けたのかなと思います」

――このインカレにかける思いを聞かせてください。

「まだ一回も優勝したことないので。一年生のときは決勝で負けてしまいましたし、去年は僕がシュート外して負けてしまい、チームに迷惑をかけてしまいました。自分が優勝することで今までの先輩方に恩返しができると思います」


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