手嶋が日本人4位の力走 主力を欠く中2年連続で箱根路へ/東京箱根間往復大学駅伝競走予選会

競走 2019.10.26

 まさにシンデレラボーイの登場だ。絶対的エース阿部弘輝主将(政経4=学校法人石川)をはじめとする4年生が欠場し厳しい状況が予想される中、手嶋杏丞(情コミ2=宮崎日大)が攻めの走りで9位でゴール。下級生の奮闘で、見事4位で箱根駅伝出場を決めた。

 

◆10・26 第96回東京箱根間往復大学駅伝競走予選会

  (陸上自衛隊立川駐屯地~立川市街地~国営昭和記念公園)

 4位 明大 10時間51分42秒

 

 チームのピンチを下級生が救った。「後輩が頑張ってくれた」(阿部)。阿部や、調子が上がり切らない三輪軌道(理工4=愛知県私立愛知)などの4年生が欠場。また出走者のうちハーフの持ちタイムトップの小袖英人(政経3=八戸学院光星)が脱水症状で本来の走りができず。しかし、手嶋は、「思ったより体が動いた」と序盤から日本人トップを走り全体9位でゴール。「自信を持って僕も本人もいけた」(山本佑樹駅伝監督)。監督の期待に応えチームに貯金をもたらす。すると、櫛田佳希(政経1=学校法人石川)、小澤大輝(政経1=韮山)がそれぞれチーム内2、4位と続く。「大体予定通り」(小澤)と初ハーフながらも今後に期待を持たせる走りを見せる。最上級生、河村一輝(政経4=大垣日大)も意地の走りでチームに勢いをもたせ、メンバーがそろわない中で昨年度を上回る4位で箱根駅伝出場を決めた。

 

 今年度は、箱根予選会の1週間後に全日本大学駅伝が控える。手嶋をはじめとする中間層の活躍で「メンバー争いがしれつになった」(阿部)。しかし、シード権獲得には上級生の奮起が必要だ。今回実力を発揮できなかった小袖や村上純大(政経3=専大松戸)、メンバーから漏れた三輪らが復調すれば、上位入賞が期待できる。箱根予選の自信を胸に、まずは次週に控える全日本大学駅伝でシードを取りに行く。

 

[入野祐太]

 

※試合後のコメントは、後日「紫子奮迅」にて掲載いたします。


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