夏の全国大会は優勝ならず 男子2位、女子3位に終わる/日本学生選抜大会

射撃 2019.07.16

 インカレに次ぐ大会規模を誇る日本学生選抜大会。男子は春から順位を一つ上げ2位。一方の女子は振るわず3位に終わった。


◆7・1315 日本学生選抜大会(能勢射撃場)

▼男子総合

 明大――2位

▼女子総合

 明大――3位


[男子]

男子が躍進を見せた。春関は3位に沈み涙をのんだ男子団体。しかし今大会は浅井優汰(法3=竜ケ崎一)がSBR(スモールボアライフル)で個人4位に食い込む奮闘ぶり。見事団体戦準優勝に貢献してみせた。また団体成績にこそ関係しないものの、男女混合で行われるSBR伏射では髙田裕介(政経3=致遠館)がスキルの高さを見せつけ準優勝。「春は女子が引っ張ってくれたが、今回は男子が頑張った。全日本では男女共に優勝を」(佐橋朋木監督)と期待のふくらむ結果となった。 


[女子]

連勝記録が途絶えた。昨年度の秋から負けなしだった女子団体だが同大、日大に次ぐ3位に終わった。今大会は関東学生春季大会で2種目レギュラーを務めた平田しおり(政経2=金沢伏見)がジュニアワールドカップのため欠場。「その穴を埋められる選手はそろっていたが、実力を出し切れなかった」(佐藤綾乃主将・法4=盛岡二)と唇をかんだ。しかし髙橋佳伶(国際3=山形県立南陽)、森本怜花(商3=日大櫻丘)の3年生コンビが存在感を発揮。特に森本はAR(エアライフル)で2位、SBRで3位に入るなど好調ぶりを示した。


[島田雄貴、楠大輝]


試合後のコメント

佐橋監督

――今大会を振り返っていかがですか。

 「男子が団体で2位に入ったということで、今まで女子の方が強かったので、非常にうれしいです。自分たちの仕事をしっかりしたから、実力が出せたのかなと思います。まだまだ足りてない部分はありますが、上は狙っていけると思うので、日大との差を詰めながら全日本に向けて頑張っていきたいと思います」


佐藤

――今大会を振り返っていかがですか。

 「SBRもARも、どちらも次につながる結果かなと思います。夏の間に実戦経験も積んでいって、インカレまで準備していきたいです」 


森本

――今大会を振り返っていかがですか。

 「能勢の射撃場では練習する機会がなかなかないので調整に時間がかかりました。インカレは長瀞で行われるのでそこではしっかり勝てるように練習していきたいです」



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