全国大学対抗戦・全国大学女子対抗戦 事後インタビュー③
本記事では雨宮梨乃(情コミ3=明大中野八王子)、関野愛美(営3=埼玉栄)、手川美佳(情コミ3=日野台)の事後インタビューを掲載します。
雨宮
――優勝について率直な感想をお聞かせください。
「ゴルフ部史上初の優勝ということで、まず実感があまりないです。予想以上に監督とか周りのOBの方たちがすごく喜んでくださって、まずとても嬉しいという気持ちが第一ですね」
――コースの印象はいかがでしたか。
「いつも回っている関東のコースとは風の強さや芝の感じが違って、突っかかる気がしました。ちょっとアプローチがしにくかったりと癖の強い感じで、あんまり良いスコアが出ないかなとは思いました」
――3日間の練習はいかがでしたか。
「まず気候に慣れるというのと、あとは試合までのルーティンというんですか。朝何時に起きて何をしてと、毎日同じルーティンで行くことで、当日もいつもと同じ感じで臨むことができたので良かったのかなと思います」
――印象に残っているホールはありますか。
「前半の上がりの18番ホールです。パー4なんですけど、ちゃんと2オンしてパーもバーディーも狙える位置にあったのに、そこから3パットして、そこで3オーバーになってしまって、気が動転してしまいました。そこからどんどん悪くなっていって、後半気持ちを切り替えられなかったです」
――個人とチームの課題は何でしょうか。
「置きにいってしまうゴルフをしていて、バーディーを攻めるというよりは、パーを取りにいくゴルフをしてしまうので、もう少しバーディーをいっぱい取れるようになると自分の打ったボギーも回収できるのかなと思います。もう少しそういうゴルフをしたい、バーディーを攻めるゴルフをしたいと思います」
――秋までに強化したい点は何ですか。
「暑さとの戦いだと思っています。合宿で暑さに慣れて、当日にベストコンディションで臨めるようにすれば、また優勝できると思っています」
関野
――優勝おめでとうございます。
「新1年生が2人入り、監督やOB・OG先輩から絶対優勝と言われている中、関東は4位と全国へは行けたけど少し残念な結果になってしまいました。初日のスタートダッシュがずっと課題でしたが、初日下級生がすごく頑張ってくれて良いスタートダッシュが切れたので、そのまま逃げ切れて優勝できてうれしいです」
――一番印象に残っているホールは。
「8番ホールです。ティーショットがちょっと右に曲がって林に入ったんですけど、そこからグリーンの左奥のバンカーに入れて。その後(ピンの)2メートルくらいに寄せて、しぶとくパーを取れたのがすごく大きかったかなと思います。次のホールもバーディー取れたので、そこが結構キーだったと思います」
――個人とチームの課題は何ですか。
「個人に関しては、今回の北海道はすごく飛距離が出ていて、他の選手よりアドバンテージがあって有利なはずだったんですけど、スコアがへこませられなかったです。セカンドショット、100ヤード以下の精度をもっと磨いて、バーディーをもっと取れるゴルフをしたいなと思っています。チームとしては、1回優勝すると周りもそういう目で見ると思うので、これからもできるだけその位置をキープできるように、これからも良いスタートダッシュを切れるようにしていきたいです」
――大学ゴルフは団体戦でありながら個人の力が重視されています。
「私自身も監督の考えと似ていて、団体戦だからといって特に。個人戦と同じような気持ちで、同じチームの中でもやっぱりうまい子がいるので、追い付け追い越せ、負けないようにという気持ちでやっています。特にプレッシャーとかはないです」
――意気込みをお願いします。
「全国で勝てたなら、関東でも勝てると思うので、次も優勝を目指して頑張りたいと思います」
手川
――初の団体戦出場はいかがでしたか。
「初めて団体戦メンバーとして出場したんですけど、いつものプレーができるように平常心を心掛けました。スコアもまとめられたと思っています。自分が思っていたよりは緊張しなかったです」
――一番印象に残っているホールは。
「アウトの最初ホール10番です。フェードボールで右の林に入ってしまったんですけど、そこから林越えでギリギリグリーンに乗せられました。最初ホールでパーをセーブできたのが良かったです」
――今後の個人とチームの課題は何ですか。
「個人の課題としては、ショットが安定せずにパターでなんとか拾うっていうゴルフだったので、安定してフェアウェイに置いて、グリーンにしっかりパーオンできるようなゴルフをしていきたいと感じました。団体としては初めて優勝することができて、またさらに他の団体戦、関東でも優勝していきたいと思っているので、これで満足せずに次またさらに上を目指していけるようにしていきたいと思います」
――大学ゴルフは団体戦でありながら個人の力が重視されています。
「私は個人戦と本当に変わらないように、団体戦に出るのが初めてだったので余計に団体を意識せずに個人戦と同じようにしようと思って出ました。自分が他の選手のことはどうにもすることができないので、とりあえず自分だけは自分の一番良い形でスコアを出せるように、ということだけを考えて、プレーしました」
――今後の意気込みをお願いします。
「全国優勝校として、恥じない戦いを秋もできたらと思います」
[ゴルフ部担当一同]
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