ルーキー特集④小澤大輝、下條乃將、杉本龍陽

競走
2019.07.06

古豪復活の看板を背負う。今年度も多くの新星が加入した明大競走部。長距離、短距離、競歩の各部門、新戦力として大きな期待がかかる。今特集は全7回に分けて19人のルーキーを紹介する。

 

 

 

 第4回は、小澤大輝(政経1=韮山)、下條乃將(情コミ1=東京実業)、杉本龍陽(政経1=札幌日大)の3人です。(この取材は6月15日に行われたものです)

 

 

 

 

 

小澤

 

――明治大学に進学した理由は。

 

「僕は中学校の時から明治に行きたいと思っていて、その理由は箱根駅伝で強い明治大学を見て憧れを持ったからです」

 

 

 

――ライバルとして意識している選手はいますか。

 

「早大の鈴木創士は中高の時からずっと競っているので、やっぱり負けたくないのはありますし、この競走部の中だったら同じ1年生の櫛田(佳希・政経1=学校法人石川)と加藤(大誠・商1=鹿児島実業)に負けないように頑張りたいなと思っています」

 

 

 

――自分の持ち味は何でしょうか。

 

「長所はラストスパートが効くところだと思うので、そこを磨き、あとは広いストライドで走ることができるので。崩れると一気に崩れてしまうのですが、自分のリズムでしっかりと走れればちゃんと走りきれるところが持ち味かなと思っています」

 

 

 

――最終目標の箱根駅伝は20キロを超えるレースです。

 

「練習とかジョグの量もだんだん増えてきてますし、高校の時よりもかなり練習量も多くなってきて長い距離にしっかり対応できてきていると思うので、しっかり夏合宿とかでも走りこんでシードを取るっていうのと、もう少し頑張って箱根駅伝優勝を目標に掲げられるように。でかい目標を立てるまでの、今はまだ力が足りないので、目標を箱根駅伝優勝と言えるようにしていきたいと思います」

 

 

 


 

 

下條

 

――明大に入学した理由は何ですか。

 

 「中学の恩師の先生が、西(弘美スーパーバイザー)さんと知り合いで、それで明大に行ってほしい、というふうに言われていて意識はありました。あと、佐久間(秀徳・商1=国学院久我山)さんが中学の先輩で、いろいろ見てもらっていたので、佐久間さんが明大っていうことで自分も行きたいと言って、西さんの方から声を掛けてもらいました」

 

 

 

――青梅マラソン優勝時には箱根の山登りをしたいとおっしゃっていました。

 

 「箱根駅伝は柏原(竜二・富士通)さんを見て走りたいと思っていて、山も走りたいというのは言ってはいました。走れるチャンスがあれば走りたいですが、まだ今、山をメインで目指すというほどの力はないので、4年生とかでチャンスがあれば走りたいですね」

 

 

 

――自身の強みは。

 

 「早過ぎず遅過ぎずのペースで長い距離を押していけるところは、自分の中で自信を持っています。長い距離にどんどん挑戦して勝負していきたいです」

 

 

 

――目指したい選手は佐久間選手でしょうか。

 

 「そうです。ずっと追い掛けてきて、尊敬している偉大な先輩です。高校時代も元々神奈川の学校に行くつもりだったんですけど、佐久間さんが東京の国学院久我山に行って、勝ちたいという思いもあって、東京実業に行ったので。佐久間さんを追い掛けていきたいです。3、4年で(佐久間選手が長距離に)戻ってきたときに、自分が一緒に走れるような力をつけていきたいです」

 

 

 

――大学4年間の意気込みをお願いします。

 

 「箱根駅伝を走るというのは、中学校高校とずっと言ってきたので、箱根走るのはもちろんなんですけど、その中でマラソンも大学在学中に挑戦したいです」

 

 

 

 

 

杉本

 

――明大を選んだ理由は。

 

「高校の時の恩師が明大に選手を輩出しているのですが、その中の菊池(平25理工卒・現コニカミノルタ)選手などに憧れて入部しました」

 

 

 

――明大の練習環境は。

 

「この大学は個人に任して練習することが多いので、自分で考えて練習するようになったっていうのが自身の行動力を上げていると思います」

 

 

 

――意識している同期はいますか。

 

「強い選手が多いので、同期だと櫛田や加藤、小澤には負けたくないですね。自分は春少し出遅れてしまっていて、他のメンバーは全日本予選に選ばれたりしているので早く追いつきたいです」

 

 

 

――憧れの選手は。

 

「キャプテンの阿部弘輝(政経4=学校法人石川)さんもそうですし、同室の前田舜平(政経3=倉敷)さんや、小袖英人(政経3=八戸学院光星)さんにも仲良くしてもらっているので憧れていますね。部屋のベッドには小袖さんの関東インカレの賞状もあって、それを毎日拝んでいます」

 

 

 

――関東インカレに出場して。

 

1500メートルに出場したんですけど、単純に力不足というか他の先輩方と勝負にならなかったと実感しました」

 

 

 

――4年間通しての目標は。

 

「箱根駅伝に出場して明治大学に貢献したいです」

 

 

 

[競走部担当一同]