攻守にスキ与えず春初陣快勝/関東大学春季大会

ラグビー 2019.04.28

 地力の差を見せつけ圧勝した。15人制の開幕となった春季大会Bリーグ拓大戦。外国人選手3人を擁(よう)する相手に前半だけで38得点。後半は2トライを献上したものの前半を上回る8トライを奪取し、最終結果9012で勝利を収めた。

  

◆4・28 関東大学春季大会Bグループ(八幡山グラウンド) 

▼対拓大戦

 ○明治9038―0、521212拓大


 絶え間ないアタックで圧倒した。立ち上がりは、自陣でのプレーを強いられる苦しい場面が続く。しかし、粘り強いディフェンスで10分を超える我慢の時間を乗り越えた。「去年までなら攻め込まれたら簡単に取られてしまったが、今回はしっかりと耐えることができた」(田中澄憲監督)。前半11分には敵陣10メートル付近でのマイボールラインアウトから右ウイング山村知也(営4=報徳学園)がディフェンスのギャップを突き、抜け出す。サポートに入っていたスクラムハーフ飯沼蓮(営2=日川)がラストパスを受け、先制トライを挙げた。その後は一気に波に乗り計14トライ。中でも山村は何度もサイドを突破し3トライを挙げ、頼れる副将の完全復活を印象づけた。

 

 徹底した〝サポート〟がトライを呼んだ。今回の試合では選手が相手のギャップを突いて抜け出した直後のサポートを徹底。先に述べた飯沼のトライも「知也さん(山村)のフォローについてトライに繋げることが出来た」(飯沼)と、2人目の動きを重視したことでトライに繋げることを可能にした。「今までの明治にないようなプレーができた」(田中監督)と指揮官も太鼓判。春季初戦で新たな武器の手応えをつかんだ明治。今後も選手たちの新たなプレーから目が離せない。

  続いて行われた戦では右センター江藤良(政経2=報徳学園)の2トライなど計15トライを挙げ、3ケタ得点。4番ロックでスタメン出場を果たしたルーキー・吉沢拓海(政経1=熊谷工)も相手ボールラインアウトに積極的に絡む動きを見せた。「1年生はこれからゲームを通じて学んでいけるポジティブな課題が出た」(田中監督)。ルーキーたちの躍進にも注目だ。


[上松凜助]

 

試合後のコメント 

武井

――春季大会の初戦を勝利で飾りました。

 「チームとして1対1の局面であったり、新チームが始まってから積み上げてきたものを出せたので良かったです。課題もチームの規律の部分で出たので、この1週間でしっかり課題を克服してやっていきます」 

 

山村 

――今日のテーマは何でしたか。

「アタックではサポートです。ディフェンスでは1対1、コミュニケーションのところです。ブレイクダウンでは、キャリーと2人目のサポートのところをフォーカスしました」

 

飯沼

――試合の振り返りをお願いします。

 「去年1年間はリザーブ出場だったので、悔しい思いをしていました。今日はゲームコントロールの部分でFWのコントロールのところを意識しました。最初は全員が少し固くてチーム全体がまとまらなくて個人個人のことだけ考えてしまっていたのでうまくいかなかったですけど、徐々に修正できました。前半の後半部分から後半のはじめの部分にかけていいアタックができたのでそこは良かったなと思います」

  

フルバック雲山弘貴(政経2=報徳学園)

――春シーズンのイメージを教えてください。

「まずはレギュラー勝ち取りたいです。Bグループなんですけど優勝します。帝京大や早稲田との試合もあるんですけど、それも勝って春シーズン全勝したいです」


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