Bチーム 後半7トライ奪い天理大に快勝/練習試合
気迫の巻き返しで強豪・天理大を撃破した。前半は連続トライを献上するなど、劣勢に立たされたが、後半開始早々にトライを奪うと一気に明治ペースに。セットプレーでも終始優位に立ち、計7トライを奪い、52―19でノーサイドとなった。
◆8・19 練習試合(サニアパーク菅平)
▼Bチーム
○明治52{7―19、45―0}19天理大B
破竹の勢いでねじ伏せた。7―19で迎えた後半2分、敵陣22メートルライン付近でのマイボールラインアウトからボールを展開すると、左センター吉田幹(商1=佐野日大)が相手ディフェンスを突破し、最後はゴール中央にグラウディング。「吉田の個人技のトライで勢いづいた」(ゲームキャプテン・右ロック外岡悠太郎・商4=国学院久我山)とこれを皮切りに、佐藤諒(政経3=国学院久我山)が2トライ、雲山弘貴(政経1=報徳学園)、山本耕生(商1=桐蔭学園)らルーキーも続き、後半だけで7トライを奪った。ディフェンスでも相手に攻め入るスキを与えず、攻守に渡って天理大を封じ込めた。
レギュラー争いもシーズンに向けより熾烈(しれつ)を極める。今試合のテーマである〝プレーアグレッシブ〟を体現した後半メンバーに「一つ上のチームに上がるというのをモチベーションにしてプレーしてくれたら」と田中澄憲監督。ここからは秋のメンバー入りにも大きく関わるだけに、これまで以上に結果で示さなければならない。この夏の成長を図る最終、東海大戦に向けて万全の準備を整える。
[上松凜助]
試合後のコメント
外岡
――試合を振り返っていかがでしたか。
「前回の帝京大戦で課題となっていたオフサイドラインを徹底するということはできたかなと思います。ハーフタイムではもう一度マインドコントロールを徹底しようということを話しました。後半はフレッシュなメンバーが流れを変えてくれてチームに勢いがつきました」
吉田
――ご自身のトライについて振り返りをお願いします。
「相手は当たりが強いチームだったので、フィジカルプレーで勝っていかないといけないと思い強気で行った結果があのトライにつながりました」
佐藤
――後半からの出場でしたが、何を意識しましたか。
「ゲインラインバトルで負けないことと、スクラムやラインアウトのユニットが終わるまで8人全員で動くことを意識しました」
――後半の巻き返しが印象的でした。
「前の帝京大A戦も含めて、試合中の修正力という意味ではしっかりと実になっているので、今後の武器にしていきたいです」
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