Bチーム ディフェンスで後手に回り帝京大に惜敗/練習試合
Bチームは今季初黒星を喫した。試合序盤から2トライを献上するも、すかさず連続トライを決め12―14で前半を折り返す。後半6分に一時は逆転するも、帝京大の素早い攻撃展開に対応できず19―28でノーサイド。Aチームに続く連勝とはならなかった。
◆8・14 練習試合(サニアパーク菅平)
▼Bチーム
明治19{12―14、7―14}28帝京大B○
ディフェンスで後塵を拝した。前半は2トライを連取されるも、BKを起点にしたプレーで取り返し12―14で折り返す。後半に入るとエリア合戦で優位に立つ。後半6分、敵陣10メートルでのラインアウトからフェーズを重ねると、右ロック舟橋諒将(文4=札幌山の手)がボールを持ち出しインサイドブレイク。ディフェンスを3人かわしてそのまま約30メートルを力走し逆転に成功した。しかし、反撃はここまで。帝京大のワイドを使った攻撃に対応できず「前半に比べてアグレッシブなプレーができなくなってしまった」(ゲームキャプテン・スタンドオフ忽那鐘太・文4=石見智翠館)。相手の勢いに対して受け身に回ってしまい最終結果19―28で悔しい敗北となった。
試合後、田中澄憲監督は「内容は悪くないが、メンバー交代した後に静かになっていた」と克服すべき課題を指摘。また「BチームがAチームで戦えるレベルにする」(田中監督)と目標は明確だ。合宿初戦を白星で飾れなかったが、立ち止まっている暇はない。下級生を多く含むBチームの選手の活躍は、チーム全体の刺激になる。グラウンドでの意思決定を明確にし、チーム一丸となって夏の連戦に立ち向かいさらなる向上を目指す。
[高智琉大朗]
試合後のコメント
忽那
――本日の試合の振り返りをお願いします。
「今日のチームの目標はゲインラインを1メートルでも切っていく、帝京大よりも前進することでした。前半は全員がそれを意識し、アグレッシブにプレーできたと思います。しかし後半になるにつれてそれが薄れてきて、どんどん個人のプレーになってしまいました」
スクラムハーフ飯沼蓮(営1=日川)
――今日のゲームメイクについて教えてください。
「自分の課題であるディフェンスのオーガナイズとアタックのコントロールを意識してやりました。キックは失敗もありましたが、チャレンジできたという点でポジティブに捉えています」
左ウイング山﨑洋之(法3=筑紫)
――後半のディフェンスについて教えてください。
「1対1で勝ち切れませんでした。サポートが外からくることで、大外のディフェンスが足りなくなってしまいました。まだ対人での詰めが甘いと思うので、もっと突き詰めていきたいです」
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