本倉・丸山ペア連覇ならず 北本・齋藤ペアは3位/全日本学生選手権

ソフトテニス 2018.08.10

 連覇の夢はかなわなかった。昨年度覇者の本倉健太郎(農2=岡山理大付)・丸山海斗(政経3=上宮)ペアは今大会優勝ペアに敗れベスト8。一方、北本達己(商1=大和高田市立高田商)・齋藤大樹(商2=木更津総合)は3位入賞を果たした。


8・9~10 全日本学生選手権(浦安総合公園テニスコート他)

 <男子>

北本・齋藤ペア――3位

本倉・丸山ペア――ベスト8

中平・米澤要ペア――ベスト16

立木・根本ペア――5回戦敗退

丸岡・金子ペア――4回戦敗退

若林・佐藤ペア、米澤優・水﨑ペア、黒瀧・山口ペア、明渡・野村ペア――2回戦敗退


 強敵相手に歯が立たなかった。本倉・丸山ペアの準々決勝は安藤優作・内田理久ペア(早大)との大一番。穴を突く的確なショットに「先に攻められなかった」(本倉)と序盤から後手に回ってしまう。そのまま相手のペースにのまれ、一気に4ゲームを落とす。後がなくなった5ゲーム目、丸山の強烈なボレーや本倉のコースを射抜くショットで1ゲームを返すも、反撃もそこまで。勢いに乗る相手を迎え撃つことはできず。団体戦優勝に続き、明大史上初の個人戦連覇が期待されていたが、実現とはならなかった。


 作戦が功を奏した。北本・齋藤ペアは3位入賞。その勝因は「相手のテニスをさせない」(齋藤)戦術だ。強烈なストロークを打つ相手をツイストで翻弄(ほんろう)すると、後衛の北本も前へ。2人で次々にボレーを決め、相手のプレーを崩すゲームを展開。「満足した結果で終えられた」(齋藤)と見事に勝ち進んだ。


インカレ最終日は、シングルス選手権。東インカレ3位の北本をはじめ、シングルスでも好成績を期待できる選手がそろっている。まだまだ明大の活躍から目が離せない。


[福田夏希]


試合後のコメント

丸山 

――準々決勝の敗因は何だと思われますか。

 「団体終わってから自分たちのテニスがそんなにできてなくて。疲れとかもあって向かっていけることが少なくなりました。でも今回は向こうが調子良くて、自分たちもテニスをして負けたという感じです」


――大会を通して見つかった課題はありますか。

「技術面もまだまだなんですけど、その前に気持ちの面で大会に向けて上げていくところとかをしっかり自分の中で明確にして、悪くても良い方向に持っていけるようにしていかないといけないと思います」


本倉

――ベスト8という結果についてはいかがでしょうか。

「昨年優勝して今年もっていう気持ちで臨んでたんですけど、ベスト8で負けてしまって。悔しさはあるので来年リベンジしたいです」


北本

――ダブルスの振り返りをお願いします。

 「ここまで上がれると思わなかったので本当にたまたまなんですけど、丸岡さん(俊介主将・政経4=尽誠学園)をはじめ先輩のサポートというか、いつも支える側なのにいざ勝ち上がっていったら、先輩が球上げとか練習相手とかしてくれたので、そういうところを見て自分も頑張らないとと。そういう人のために頑張ろうとしてここまで頑張れたと思います」


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