順大に無念の引き分け またも勝利をつかめず/関東大学1部リーグ戦

2018.06.11

またも勝ち星を挙げることができなかった。3試合連続で勝つことができずに迎えた第9節は、順大と対戦。多くの決定機をつくり9本のシュートを放つも、モノにできず。0ー0と悔いのある引き分けに終わった。

 

◆4・7~7・1 第92回関東大学1部リーグ戦(前期)(味の素フィールド西が丘他)

▼6・9 第9節対順大戦(味の素スタジアム西競技場)

明大0ー0順大 (第9節暫定順位 3位 4勝2分3敗)

《出場メンバー》

GK 長沢

DF 常本、岩武、上夷、袴田

MF 渡辺(→河辺=後半32分)、小野(→瀬古=後半38分)、安部、佐藤亮

FW 村田、小柏(→佐藤凌=後半36分)

 好機をつかむことができなかった。前半から2トップの村田航一(法4=日章学園)と小柏剛(商2=大宮アルディージャユース)がディフェンスの背後を奪い、渡辺悠雅(営4=横河武蔵野FC)がサイドで起点となり決定機をつくり出した。明大優勢で迎えた後半26分には、相手GKがこの日2枚目のイエローカードで退場。数的にも優位に立った。それでも「決め切れなかった」(村田)。後半32分から河辺駿太郎(農4=大分西)、佐藤凌我(政経2=東福岡)、瀬古樹(政経3=三菱養和SCユース)を立て続けに投入し、攻撃の活性化を図るもゴールネットを揺らせず。0ー0で試合は終了した。「点が取れなかったことを反省したい」(佐藤亮・商3=FC東京U18)得点力を上げることが課題となった。


  次節こそは勝利を挙げたい。攻撃面では課題を残したものの「チームの雰囲気は悪くない」(岩武克弥主将・政経4=大分トリニータU18)。9試合19ゴールと攻撃に定評がある順大を無失点に抑えられたことはポジティブに捉えられる。次節の相手は、桐蔭横浜大。チャンスを確実に生かし、勝って流れを取り戻す。

[佐々木崚太]


試合後のコメント


栗田大輔監督

――振り返ってみていかがでしたか。

 「決めるべきところで決めていたら勝っていたかなと思います」

岩武

――今日の試合を振り返っていかがでしたか。

「前半立ち上がりはチャンスをつくれていました。前半最後で徐々に下がってしまって足が止まったので、前半のうちに1点取れれば良かったです。後半は相手が1人少なくなって後は点が取れればという感じでした」

村田

――引き分けてしまいました。

「勝ちが欲しかったので、結果としては引き分けで悔しいです。積極的に前でやろうと思っていました。ディフェンスの背後を相手が嫌がっていたので、そこを意識して攻めました。いい場面も何回かあったのですが、そこで決め切れませんでした。FW陣が改善していかないといけないです」

佐藤亮

――次節の桐蔭横浜大戦に向けて意気込みをお願いします。

「ここ数試合勝てていないので、内容どうこうより結果だけを求めていきたいです。守備は無失点でやってくれたので、前線の選手が頑張って1点、2点取って、次こそ結果を出せるように頑張っていきたいと思います」