
女子 新チーム初陣は過去最高の2位に!/関東学生秋季1部リーグ戦
ソフトテニス
2017.10.02
昨年より順位を一つ上げ過去最高の2位となった。髙橋勅有主将(商3=国本女子)の下、新チーム初の大会となった秋季1部リーグ戦。6チーム総当たり戦で2日間にかけて行われた。初日を3戦全勝で終え迎えた2日目、同じ3勝の日体大にあと一歩のところで敗れ4勝1敗で2位に。優勝こそは逃したものの好スタートを切った。
全勝対決となった。秋季リーグ戦2日目、ここまで負けなしの明大に立ちはだかったのは共に初日を3戦全勝で終えた日体大。一番手の宮下真緒(法1=文化学園大杉並)・鈴木梨沙(商2=和歌山信愛)ペアが5-2で快勝するも二番手の上田理央(政経1=文化学園大杉並)が2-4で敗れてしまう。勝敗は三番手に懸けられた。ここで出場したのは髙橋・西永りな(法3=鈴峯女子)ペアの上級生コンビ。日体大のエースペア相手に「正直どうテニスをしていいかが全然つかめなかった」(髙橋)と最初の3ゲームをあっさり落としてしまう。しかし監督から「どんどん前衛を狙っていけ」とアドバイス。後衛の笠井(日体大)とラリーするのではなく積極的に攻めストロークでアウトを誘った。0―3から4―4まで持ち直し迎えたファイナルゲーム。「かなり無心だった」(髙橋)と自分たちのテニスをすることだけに集中した。しかし笠井(日体大)の強力なストロークに圧倒され敗北。あと一歩で優勝には届かなかったが過去最高の2位に終わった。
髙橋主将を下に新チームの開幕だ。チームの主力として活躍した4年生が8月にインカレで引退してから1カ月。今大会は新チームの実力を測る試金石となった。そんな中、鈴木・宮下の1、2年生ペアの活躍が光った。春季リーグ戦からペアを組み始めた2人は「相性がいい」(宮下)と今大会では5戦4勝。後衛の宮下が力強いストロークで攻めていき、前衛の鈴木で決め切るプレースタイルが功を奏した。「戦う上で不安はあった」(鈴木)が決めるところを決め切れたことが勝利につながった。「優しくて頼りになる」(宮下)と先輩後輩の絆も深まっている。今季からは主力でチームを支え創部初の団体優勝を目指す。
「今回はあくまで第一歩」(髙橋)。初の2位という結果を収めたが狙うはインカレ優勝ただ一つだ。しかし、体力不足や身体がまだつくれていないことを監督から指摘されているなど課題はまだまだある。次の大会は5月の春季リーグ戦。この冬は調整するには十分な期間だ。今回のチームのモットーは「元気で明るいチーム」(西永)。チームを盛り上げ課題克服に努め、チームとしての形をつくり上げていく。
[木田諒一朗]
髙橋
「(過去最高の2位の結果)正直嬉しいです。やっぱその2位になれたのは監督だったりOBの日向さんだったりトレーナーの工藤さん、4年生の斎藤さん望月さん、保護者の方、選手などみんなのおかげで取れた2位だと思います。まずよかったなという気持ちです。(日体大戦)正直どうテニスをしていいかが全然つかめなくてそれで3ゲーム簡単に取られてしまいました。ただ、そこから監督に戦略や攻め方を教えてもらってそこから持ち直せました。日体大など勝ちにいかないといけない相手には最初から戦略つくってやらないといけないのです。だから入りの甘さが敗因だと思います。(監督に言われた攻め方)後衛とラリーをするのではなくどんどん前衛を狙っていけと言われました。確かに後衛より前衛の方が穴があります。自分たちはもっと初めからそれをやるべきだったのに相手に攻めやすい配球をしてしまったのが良くなかったかなと思います。(ファイナルで意識したこと)自分自身もかなり無心でした。勝ちにいくどうこうではなく自分達のやることをやろうという気持ちでやっていましたあ。(新体制初の公式戦)新体制後、1カ月しか経ってなくて自分が主将としてどうやってチームをまとめていけば分からなかったです。ほんとに不安だらけだったのですが、みんなそれぞれの思いが強く一人一人が役割をしっかり果たしてくれた上でのこの結果だったのでそこは良かったです。(不安なとき支えてくれた人)いろんな人に助けてもらったのですけど、特に仲間に色々話を聞いてくれたりする人がいて、そういう人の存在が支えになりましたね。(新体制後変えたこと)やはり自分が引っ張っていく上で、ぶれてはいけないというか弱気になるなどのみんなに不安要素を与えないように自分はしっかりしなきゃという意識でいました。(2位という結果への自信)確かに自信になりました。ただ、自分たちはインカレの優勝があくまでも目標で今回はあくまでも第一歩です。これでいいスタートが切れたというだけです。今回の結果も自分が勝ち切れなかったこととかまだ問題点がまだあります。来年の春のリーグに向けてそこを修正していきたいです。(問題点とは)監督には体力不足というか身体がつくれていないというのを言われています。この冬はそういう体力づくりとかをメインにやりつつ、勝ち切れなかったという部分もチーム全体として修正しないと来年は勝てないので修正していきたいです。(意気込み)ここがあくまで新体制になっての第一歩なわけなので来年のインカレに向けて1から準備をして挑みたいです」
西永
「今回は自分たちの代になってそれなりの準備をしっかり積んで臨んだ大会だったので、もちろん去年は秋リーグ3位だったので全員が優勝する気持ちで臨みました。結果は2位だったんですけど日体大戦が決勝みたいなものだったのでせっかく後輩たちがつないでくれて3番勝負のところで後輩が上級生に渡してくれたのにファイナルで勝ちきれなかったところが本当に申し訳ないとすごく思います。今回のチームのもっとうが『元気で明るいチーム』で練習中からも校内戦からもリーグを意識してしっかり練習の雰囲気を盛り上げられるように一人一人が集中の声も出していくようにしました。今まで主力だった4年生が抜けて不安はいっぱいあったんですけど新たなチャレンジャーとして向かっていく気持ちが強くなったかなと思います。日体大戦では足元を狙ったりバック側をしっかり狙っていればあんなに苦しむことはなかったかなと思います。去年より1個ランクが上がって2位だったんですけどまだまだ全体のレベル上げつつ次は春のリーグとインカレへとつながっていくのでもっとレベルアップして春リーグから優勝できるように監督たちに冬場に下半身強化と言われたのでトレーニング中心に全員で頑張っていきたいと思います」
鈴木
「(宮下と組んで)インカレなどで組んでいましたが、ペアリングは前よりいい感じになってきました。また、自分が引っ張っていかないといけない立場になりました。気持ち的にはうまくいかないこともあったのですが試合ではなんとか発揮できたのかなと思います。組んだ時期としては春リーグからです。(宮下について)普段は面白い子ですが無口ですね。試合ではしっかりしてやってくれます。(ペアとしてのプレー)宮下がガンガン攻める方です。なので宮下が攻めていき自分がそのボールを決め切るというプレースタイルです。(勝利数が多かったがうまくいったか)いや、自分的にはちょっとうまくいっていないです。戦う上で不安とかあったのですけどそれを宮下がプレーで決めるところは決めてやってくれました。だから向こうの流れに乗らずにしっかり自分たちの流れに持っていけたのかなと思います。(意気込み)2位という結果に満足せずインカレ優勝を目指してこのチームでしっかり戦っていきたいです」
宮下
「いい時と悪い時の差があって1番手で全て出たのでちゃんと盛り上げられたか心配でした。インカレが終わって秋リーグで1位をとるためにみんな練習したのですごく今回の結果は悔しいです。(ペアの鈴木さんとは)今年のインカレ前に組み始めました。最初の印象は優しいなと思いました。今も変わらず優しくて頼りになるなと思います。自分が苦しい時に助けてくれるのですごくありがたいです。相性はいいと思います。今後もこのペアでやっていくかはまだわかっていないです。次は春リーグで新しい1年生とかが入ってくるので新しい1年生に負けないくらい頑張りたいと思います」
全勝対決となった。秋季リーグ戦2日目、ここまで負けなしの明大に立ちはだかったのは共に初日を3戦全勝で終えた日体大。一番手の宮下真緒(法1=文化学園大杉並)・鈴木梨沙(商2=和歌山信愛)ペアが5-2で快勝するも二番手の上田理央(政経1=文化学園大杉並)が2-4で敗れてしまう。勝敗は三番手に懸けられた。ここで出場したのは髙橋・西永りな(法3=鈴峯女子)ペアの上級生コンビ。日体大のエースペア相手に「正直どうテニスをしていいかが全然つかめなかった」(髙橋)と最初の3ゲームをあっさり落としてしまう。しかし監督から「どんどん前衛を狙っていけ」とアドバイス。後衛の笠井(日体大)とラリーするのではなく積極的に攻めストロークでアウトを誘った。0―3から4―4まで持ち直し迎えたファイナルゲーム。「かなり無心だった」(髙橋)と自分たちのテニスをすることだけに集中した。しかし笠井(日体大)の強力なストロークに圧倒され敗北。あと一歩で優勝には届かなかったが過去最高の2位に終わった。
髙橋主将を下に新チームの開幕だ。チームの主力として活躍した4年生が8月にインカレで引退してから1カ月。今大会は新チームの実力を測る試金石となった。そんな中、鈴木・宮下の1、2年生ペアの活躍が光った。春季リーグ戦からペアを組み始めた2人は「相性がいい」(宮下)と今大会では5戦4勝。後衛の宮下が力強いストロークで攻めていき、前衛の鈴木で決め切るプレースタイルが功を奏した。「戦う上で不安はあった」(鈴木)が決めるところを決め切れたことが勝利につながった。「優しくて頼りになる」(宮下)と先輩後輩の絆も深まっている。今季からは主力でチームを支え創部初の団体優勝を目指す。
「今回はあくまで第一歩」(髙橋)。初の2位という結果を収めたが狙うはインカレ優勝ただ一つだ。しかし、体力不足や身体がまだつくれていないことを監督から指摘されているなど課題はまだまだある。次の大会は5月の春季リーグ戦。この冬は調整するには十分な期間だ。今回のチームのモットーは「元気で明るいチーム」(西永)。チームを盛り上げ課題克服に努め、チームとしての形をつくり上げていく。
[木田諒一朗]
髙橋
「(過去最高の2位の結果)正直嬉しいです。やっぱその2位になれたのは監督だったりOBの日向さんだったりトレーナーの工藤さん、4年生の斎藤さん望月さん、保護者の方、選手などみんなのおかげで取れた2位だと思います。まずよかったなという気持ちです。(日体大戦)正直どうテニスをしていいかが全然つかめなくてそれで3ゲーム簡単に取られてしまいました。ただ、そこから監督に戦略や攻め方を教えてもらってそこから持ち直せました。日体大など勝ちにいかないといけない相手には最初から戦略つくってやらないといけないのです。だから入りの甘さが敗因だと思います。(監督に言われた攻め方)後衛とラリーをするのではなくどんどん前衛を狙っていけと言われました。確かに後衛より前衛の方が穴があります。自分たちはもっと初めからそれをやるべきだったのに相手に攻めやすい配球をしてしまったのが良くなかったかなと思います。(ファイナルで意識したこと)自分自身もかなり無心でした。勝ちにいくどうこうではなく自分達のやることをやろうという気持ちでやっていましたあ。(新体制初の公式戦)新体制後、1カ月しか経ってなくて自分が主将としてどうやってチームをまとめていけば分からなかったです。ほんとに不安だらけだったのですが、みんなそれぞれの思いが強く一人一人が役割をしっかり果たしてくれた上でのこの結果だったのでそこは良かったです。(不安なとき支えてくれた人)いろんな人に助けてもらったのですけど、特に仲間に色々話を聞いてくれたりする人がいて、そういう人の存在が支えになりましたね。(新体制後変えたこと)やはり自分が引っ張っていく上で、ぶれてはいけないというか弱気になるなどのみんなに不安要素を与えないように自分はしっかりしなきゃという意識でいました。(2位という結果への自信)確かに自信になりました。ただ、自分たちはインカレの優勝があくまでも目標で今回はあくまでも第一歩です。これでいいスタートが切れたというだけです。今回の結果も自分が勝ち切れなかったこととかまだ問題点がまだあります。来年の春のリーグに向けてそこを修正していきたいです。(問題点とは)監督には体力不足というか身体がつくれていないというのを言われています。この冬はそういう体力づくりとかをメインにやりつつ、勝ち切れなかったという部分もチーム全体として修正しないと来年は勝てないので修正していきたいです。(意気込み)ここがあくまで新体制になっての第一歩なわけなので来年のインカレに向けて1から準備をして挑みたいです」
西永
「今回は自分たちの代になってそれなりの準備をしっかり積んで臨んだ大会だったので、もちろん去年は秋リーグ3位だったので全員が優勝する気持ちで臨みました。結果は2位だったんですけど日体大戦が決勝みたいなものだったのでせっかく後輩たちがつないでくれて3番勝負のところで後輩が上級生に渡してくれたのにファイナルで勝ちきれなかったところが本当に申し訳ないとすごく思います。今回のチームのもっとうが『元気で明るいチーム』で練習中からも校内戦からもリーグを意識してしっかり練習の雰囲気を盛り上げられるように一人一人が集中の声も出していくようにしました。今まで主力だった4年生が抜けて不安はいっぱいあったんですけど新たなチャレンジャーとして向かっていく気持ちが強くなったかなと思います。日体大戦では足元を狙ったりバック側をしっかり狙っていればあんなに苦しむことはなかったかなと思います。去年より1個ランクが上がって2位だったんですけどまだまだ全体のレベル上げつつ次は春のリーグとインカレへとつながっていくのでもっとレベルアップして春リーグから優勝できるように監督たちに冬場に下半身強化と言われたのでトレーニング中心に全員で頑張っていきたいと思います」
鈴木
「(宮下と組んで)インカレなどで組んでいましたが、ペアリングは前よりいい感じになってきました。また、自分が引っ張っていかないといけない立場になりました。気持ち的にはうまくいかないこともあったのですが試合ではなんとか発揮できたのかなと思います。組んだ時期としては春リーグからです。(宮下について)普段は面白い子ですが無口ですね。試合ではしっかりしてやってくれます。(ペアとしてのプレー)宮下がガンガン攻める方です。なので宮下が攻めていき自分がそのボールを決め切るというプレースタイルです。(勝利数が多かったがうまくいったか)いや、自分的にはちょっとうまくいっていないです。戦う上で不安とかあったのですけどそれを宮下がプレーで決めるところは決めてやってくれました。だから向こうの流れに乗らずにしっかり自分たちの流れに持っていけたのかなと思います。(意気込み)2位という結果に満足せずインカレ優勝を目指してこのチームでしっかり戦っていきたいです」
宮下
「いい時と悪い時の差があって1番手で全て出たのでちゃんと盛り上げられたか心配でした。インカレが終わって秋リーグで1位をとるためにみんな練習したのですごく今回の結果は悔しいです。(ペアの鈴木さんとは)今年のインカレ前に組み始めました。最初の印象は優しいなと思いました。今も変わらず優しくて頼りになるなと思います。自分が苦しい時に助けてくれるのですごくありがたいです。相性はいいと思います。今後もこのペアでやっていくかはまだわかっていないです。次は春リーグで新しい1年生とかが入ってくるので新しい1年生に負けないくらい頑張りたいと思います」
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