
ルーキー特集 (2) 稲毛傑 強くなるための努力は惜しまない
第2回は、稲毛傑(営1=習志野)の紹介だ。今年入部したルーキーの中で唯一の軽量級選手だが、他の大きな選手に負けずとも劣らない芯の強さを持つ。持ち前の負けん気の強さを武器に重量級の選手を投げ飛ばして見せる!
鍛錬
どんなデカい相手でもかかって来い! 今年入学したルーキーでただ一人軽量級の稲毛だが、負けん気の強さは最重量級だ。目標は「重量級に勝てる選手になること」。「強くなりたい」という思いから明大に進学したというミスターストイックは、明大で偉大な先輩たちとともに日々練習に励んでいる。
ロンドン五輪銅、世界選手権では前人未到の3連覇を成し遂げている海老沼匡(平24商卒・現パーク24)をはじめ、講道館杯3位入賞経験もある六郷雄平(平26政経卒・現了徳寺学園職員)、世界ジュニアチャンピオンの橋口祐葵(政経3=延岡学園)といった66㎏級の一線級の選手を輩出してきた明大。大学に入学してからの練習は「レベルが違う」とまだ偉大な先輩たちとの差を感じつつも、海老沼が練習前に入念にストレッチをしているのを見て取り入れたりと強くなるために必死に食らいつこうとしている。あらゆるものを吸収しようとする向上心は一番の武器だろう。「今年は下積み期間。しっかり下積みして、個人も団体戦も活躍できるようになりたい」。謙虚な言葉の裏に秘めた闘志を胸に、来年以降の飛躍を期す。
[本永雅敬]
◆稲毛傑(いなげ・すぐる) 経営学部 習志野高出身 168㎝ 66kg インターハイ66kg級出場
次回は、同期にライバル心燃やす加倉雅士(商1=高川学園)の紹介です。お楽しみに!
関連記事
RELATED ENTRIES